永野彰一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本の前半では、著者自身について、全国の不動産屋に電話をかけ、山を1円で売ってくれるところを探す。それが上手くいくと今度は自分が死ぬまでの数十年分の固定資産税をもらって山を引き取るということもし出す。全国へはプリウスで、高速道路は使わず下道で行く…。というなんともドケチな人間丸出しで、読んでて嫌な気分になった。
しかし、嫌々ながら読み進めていくと、なぜここまで値切っているのかが分かり、著者の素晴らしい考え方がドンドン見えてくる。
著者はお金儲けだけを考えて投資を行っていない。賃貸物件をできるだけ安く買うのは「賃貸弱者」がなるべく安く住めるようにするため。本当にお金に困っている人には1円で物 -
Posted by ブクログ
ネタバレ株式投資だって株を所有しているだけで配当金というリターンを生んでいるのだから、山を所有して定期的な収入があるのなら、それは立派な山投資というべきなんだろう。
携帯電話の基地局として家の屋根を貸すと月5万円ぐらいになる、という話は以前にも聞いたことがある(高周波で白血病が、、、とは思わないけれど、家の近くにあれがあるとちょっと気になる)し、田んぼの中に何本か電柱が設置されていて毎年5000円ぐらいもらっているという人も身近にいるので山の中の電柱一本あたり200-300円、10本で2000-3000円というのはすんなり納得。固定資産税の課税基準以下(30万以下)のものであればコストもかからない。