重永瞬のレビュー一覧

  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    日本の地方のあり方の先入観を変えるほど、面白く読むことができた。
    移動、統計、地図をキーワードに紐解く考察はとても面白く読むことができた。

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    2026年10月31日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    ネタバレ

    フォッサマグナは糸静線とは異なり面的な広がり。糸静線は西縁にすぎない。東縁は柏崎ー千葉構造線or利根川構造線。中部地方は適切な名称がなかったため、「本州中部」と暫定的に名づけられたものがそのまま残った。「銃・病原菌・鉄」の「ユーラシア大陸が東西に長かったから」という環境決定論は地理学からは批判。江戸時代には小ぶりで種のある「紀州みかん」が主流。薩摩原産の温州みかんは、明治以降、「種なし」への忌避がない海外へ輸出されたが、競争に負け、余剰分が国内流通し、「忌避」が薄れるにつれ紀州みかんより人気へ。中島飛行場解体→富士重工業→スバル(群馬県太田市)。豊田自動織機からトヨタ。鈴木式織機製作所→スズキ。自動車、精密機械は紡績業からの発展が多い。重厚長大時代は臨海部へ工場立地、軽薄短小時代になると道路整備で、「疎開」していた工場跡地を活用した内陸工場の発展。製造業従事者の割合が日本一なのは滋賀県。現IHIの工場跡地にできた豊洲のタワマン群。日立造船・住友金属工業の工場跡地に開かれたUSJ。戦前は東日本の方が出生率が高かった。九州より東北の方が高かった。戦後の家族計画運動により出生率の高い地域の方が効果が大きかった。東日本は男性が多く、西日本は女性が多い。ベトナム人は大都市圏以外にも多く、34都県で第一位。コロナ禍以降はネパール人、インドネシア人が増加。交通の変化、産業の変化、慣習・伝統の変化、これらで地理ができて変わっていく。

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    2026年10月27日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    Y字路はグリッド状に道路を引く合理性から取り残された都市の「残余」。「残余」には街から押し出された、謎の植木鉢やゴミ集積所のようなあまり物が堆積することもあれば、109やMODIのようにシンボルとして目を引くこともある。
    なるほど確かに渋谷の雑然とした印象は、高低差はもちろんのことそこから派生してY字路がたくさん生まれているからなのかもなぁと納得。それをそれぞれに活用した東急と西武という見方も面白い。宮崎はY字路の街ということも知らず。この本を読むまではなかった着眼点を得た。

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    2026年10月17日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    日本の地理を、実生活からみることができる。
    庶民の味方な日本の地理本。
    読みやすく、面白い。
    時々、パラパラとめくって読みたくなる、そんな一冊です。
    初めからザッと読んでもいいし、今日はここ読もうでもいいし。
    私のような地理に詳しくない人からすると、カバンに入れておいて、待ち時間に1つの項目を読むというやり方もできる。
    人を馬鹿にする時に使う言葉、「アホ」については、関西から波紋のように日本各地に広がる。へぇ!と、思わず読み込んでしまう。
    そのようなことが色々と書かれています。
    YouTubeでも、先生のお話を聞き、とても分かりやすく語る言葉選びには、私には有難い。

    教科書で習う地理とは別の視点の地理で、面白い一冊でした。

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    2026年10月14日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    とてもおもしろい。
    人口減少など様々な要因で、既存の行政区分の限界がくるのではないかと思っていたところ、日本を区分するための要因と、歴史的な
    経緯について、ビジュアルに纏められて好印象でした。
    ●第1部
    第1章 日本は「東」と「西」に分けられるのか?
    第2章 「札仙広福」と地域ブロック幻想

    ●第2部
    第3章 何が「裏日本」をつくったのか?
    第4章 黒潮がつくった「南海日本」
    第5章 「中央日本」の物流と産業

    ●第3部
    第6章 出生率はなぜ「西高東低」になったのか?
    第7章 移民から見た日本の「西」と「東」
    第8章 「地域区分」とは何か


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    2026年10月02日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    地理はちゃんと勉強してこなかったので難しくもあったが、面白かった。
    p202「人の生き方は生まれた地域によって決定されるのではなく、『移動』という選択によって変えることができる。その積み重ねが『地理』をつくっている」という一節が好き。
    ただ、九州は長男に親扶養の期待がかけられることが少なく、逆に女性にそれが期待されているというのは、ちょっと感覚とずれるなとは思った。

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    2026年09月13日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    2026/06/27
    日本は7つの地方区分に分かれていて、関東とか北海道とか近畿とかみたいな中学校とか高校くらいで習うような区分けがされているけれど、それは一面的な見方でしかなくて、他にももっと色々な区分けの視点があるんじゃないの?ということを様々なデータをもとにして述べている。
    特になるほどなぁと思ったのは、等質地域と結節地域の考え方で、確かに気候とか農業とかの面からみたらこうだけど交通とか人口とか都市とかの面から見たらそうとも言えないよなぁ見たいなことを日本の地方区分について思ったこともある。
    今まで当たり前に関東地方とか近畿地方とか使ってた区分は、そういう見方だけじゃないよという新しい日本の区分けの視点を持たせてくれる内容です。
    色々なデータをもとに日本を分析してくれているので単純に知識も増えるし、新しい日本の見方ができるようになる気がします。

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    2026年06月28日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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     統計から日本を分析し、地方や県同士がどのように繋がっているのかを解明する書籍。データの羅列が続くが、歴史分野にかなり触れてくれているので歴史好きな私にとって満足のいくものであった。出生率と地方の関係や、移民の話が特に勉強になる。

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    2026年06月21日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    作者のY字路への愛が溢れた本。「おわりに」の中で、すべてのY字路が好きなわけではないと言っているけれど、それでもY字路にかける思いが伝わってくる一冊。形や利用方法、成立過程などで分類しながらの解説。どれも面白いが、特に渋谷を例として説明しているところは、身近な場所のため風景が目に浮かんで面白かった。自分の生活圏内のY字路について、改めて見直したくなった。

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    2025年08月05日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    いやー素晴らしい。大好きこの本。
    こういうことがおれも自分の仕事でしたいよ。
    一見無意味なことに意味は宿るってこと。
    まじで良い本。

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    2025年06月14日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    最も有名なのはタイムズスクエア、日本ならアメ横や渋谷の109。
    Y字路がどうしてできるのか、さらには歌詞やセリフに出てくるY字路を分析したりと面白い。
    面白かったのはユーゴのチトーの件、これはうまい比喩だ。
    さて、我が町のY字路を探してみるかと、、

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    2025年06月30日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    Y字路を路上の姿、地図の中、表象から比較分析した本。最初にY字路を分類分けしていき、最終的にY字路がどのようにしてできたかを紐解いていくのがとてもおもしろかった!フォルムとしてY字路をみるのは好きだが、分析しようと見たことはなかったので、今後また見かけた時に自分がどのように観察できるのかたのしみ。本に出てきた京都吉田のY字路をいつかこの足で歩きに行ってみたい。

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    2025年03月30日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    掲載されている場所をGoogleMapとストリートビューで見つけながら読みました。あとは実際に行ってみるしかありません。

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    2024年12月28日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    Y字路の魅力や経緯を説くガイド。鋭角な空間に生まれる「角オブジェ」はその様子だけでなく様々な心理が垣間見えて面白い。マニアックな話からY字路に関連したカルチャー紹介まで話題は広く読んでいて飽きない構成。路上観察が好きな方にはぜひおすすめしたい1冊です。

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    2024年12月19日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    おもしろポイントだらけだった。

    現在、出生率が西高東低なのが(九州が高くて東北は低い)、九州が男尊女卑的風潮が強いからと一般的に語られてるけど、戦前は逆だったため明確に否定できる、など。

    『新しい日本地理』重永瞬著

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    2026年10月27日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    『新しい日本地理』です

    わい「地理」も好きなの(結局なんでも好き)

    本書はまず「都道府県魅力度ランキング」にイチャモンをつけるところから始まる(イチャモンて)

    曰く、データの取り方が偏っているので統計的な信頼性に欠ける、そもそも県境を越えた途端に急に魅力が増減するはずもない
    なるほど納得感のあるイチャモンである(だからイチャモンて)

    続いて「はじめに」より抜粋する

    「地域区分は、一見すると地域を『分ける』試みのようでありながら、実はそれと同じくらい『つなぐ』営みでもある。何らかの共通性を持つからこそ、異なる地域が同じ区分として括られる。新しい地域区分を考えることは、はるか遠方のどこか、そしてそこに住む誰かに対して想いを寄せることでもある。」

    日本地図を様々な視点で色分けすることで見えてくるものがあり、同時にそれは「地理」の面白さに繋がっていたように思う

    またその地図は「移動」によって塗り替えられてもいる

    学びの楽しさをあらためて知る一冊となりました

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    2026年10月15日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    面白い。
    地理好き、地図好きにとってはとても興味深い内容ばかり。
    「中部地方」という分け方に違和感があったので、この本の説明で納得できた。

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    2026年09月23日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    地理というと、東北、関東、中部、近畿……と地方を区切って覚えるものだと思っていたが、そんな地理の見方を少し壊してくれる本。

    著者の主張は、日本を既存の地方ブロックや「東日本・西日本」で分けるだけでは、実際の地域のつながりは見えてこないというもの。人やモノ、交通、進学・就職などの「移動」によって、従来の区分をまたいだ新しい地理が生まれている。

    これがなかなか刺激的で、例えばマクドナルドを「マック」と呼ぶか「マクド」と呼ぶか、納豆の消費、プロ野球や進学先の地域的なつながり、出生率の「西高東低」など、身近な事象を統計や地図から読み解いていく。さらに「裏日本」や「南海日本」、「中央日本」といった、普段あまり意識しない地域の捉え方も面白い。

    特に「移動が新しい地理をつくる」という考え方が印象に残った。交通網が変われば人やモノの流れが変わり、進学や就職で人が移動すれば、文化や生活圏まで変わっていく。つまり、地域は最初からそこに固定されているものではなく、人の動きによってもつくられていくということだ。

    身近な「あるある」から始まって、最後は「そもそも日本をどう分けて見るのか」というところまで考えさせられる。地理の本というより、固定観念を疑うための本として面白かった。

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    2026年09月21日
  • Y字路はなぜ生まれるのか?

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    20260815029

    Y字がなぜ生まれ、なぜ育ち、なぜ愛されるのか。それは選択というものを人が好むからかも、嫌うからかもしれない。

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    2026年08月15日
  • 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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    日本をどのように分類できるのか、自然科学だけでなく、歴史や社会の成り立ちなどさまざまな観点を総合して解説している点がとても素晴らしい。
    地理と歴史の融合という点では、ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』より面白いのではないか。また、図版がカラーなのも良い。

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    2026年08月11日