佐藤光のレビュー一覧

  • よみがえる田園都市国家 ──大平正芳、E・ハワード、柳田国男の構想

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     故・大平正芳総理は、「田園都市構想」を皮切りに、当代一流の学識者を集めて「9つの政策研究会」を設置。盟友・田中角栄氏の『日本列島改造論』は、地方への配分を手厚くしようとしたのに対し、この「田園都市構想」は「都市に田園のゆとりを、田園に都市の活力を」のスローガンのもと、日本全体の「本格的な長期的国家ビジョンが描かれ提出された」とあります。本書は、この構想のもととなったE・ハワードの『明日の田園都市』と、関連した柳田国男氏の『都市と農村』を軸に詳述しています(こうした流れを汲んだ今の「デジタル田園都市構想」は、単にITを推進しようというのみで、国家感に乏しいと著者は少々手厳しいです)。

     「田

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    2023年03月23日
  • マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学

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    ネタバレ

    暗黙知、コミットメント(投錨)、「住み込み」は、メルロポンティの知覚の現象学と
    マイケルポランニーの論説との共通部分だとのこと。

    とかく、西洋というと文書化の文化だというが、そんなことはないことが分かる。
    西洋における暗黙知について考えるきっかけになった。

    消極的自由と積極的自由の共通部分に公的自由があるというのが、図で説明がある。
    多中心性というのも、図があるのでよくわかる。

    社会経済学の草分けである「大転換」を書いたカールポランニーが兄だとのこと。
    原著を読んでみたくなった。

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    2011年09月14日
  • マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学

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    相互調整。自己放棄は受容していくこと
    暗黙知は文節化されないこと。明文化は自己中心的な解釈による積極的関与。

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    2023年01月11日