作品一覧 2023/03/09更新 マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学 試し読み フォロー よみがえる田園都市国家 ──大平正芳、E・ハワード、柳田国男の構想 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐藤光の作品をすべて見る
ユーザーレビュー よみがえる田園都市国家 ──大平正芳、E・ハワード、柳田国男の構想 佐藤光 故・大平正芳総理は、「田園都市構想」を皮切りに、当代一流の学識者を集めて「9つの政策研究会」を設置。盟友・田中角栄氏の『日本列島改造論』は、地方への配分を手厚くしようとしたのに対し、この「田園都市構想」は「都市に田園のゆとりを、田園に都市の活力を」のスローガンのもと、日本全体の「本格的な長期的国家...続きを読むビジョンが描かれ提出された」とあります。本書は、この構想のもととなったE・ハワードの『明日の田園都市』と、関連した柳田国男氏の『都市と農村』を軸に詳述しています(こうした流れを汲んだ今の「デジタル田園都市構想」は、単にITを推進しようというのみで、国家感に乏しいと著者は少々手厳しいです)。 「田園都市構想」を含む「政策研究会報告」は、大平総理の死去(1980年)後、総動員で四十九日以内にまとめ上げられました。報告から43年がたち、テレワークで都会にゆとりができ、インバウンドで地方の魅力が世界から注目されるようなれば、「都市に田園のゆとりを、田園に都市の活力を」が、新たな形となって実現するのかと思いつつ読み進めました。 Posted by ブクログ マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学 佐藤光 暗黙知、コミットメント(投錨)、「住み込み」は、メルロポンティの知覚の現象学と マイケルポランニーの論説との共通部分だとのこと。 とかく、西洋というと文書化の文化だというが、そんなことはないことが分かる。 西洋における暗黙知について考えるきっかけになった。 消極的自由と積極的自由の共通部...続きを読む分に公的自由があるというのが、図で説明がある。 多中心性というのも、図があるのでよくわかる。 社会経済学の草分けである「大転換」を書いたカールポランニーが兄だとのこと。 原著を読んでみたくなった。 Posted by ブクログ マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学 佐藤光 相互調整。自己放棄は受容していくこと 暗黙知は文節化されないこと。明文化は自己中心的な解釈による積極的関与。 Posted by ブクログ 佐藤光のレビューをもっと見る