佐々木チワワのレビュー一覧

  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    最近、何かと話題になるトー横界隈。
    SNSでちょっと調べると車座になってバカ騒ぎしているような若者、泥酔して汚物を前にひっくり返ってる男女、そしてそれを連れ帰ろうとする男。更には10代、20代前半の若者がODで痙攣している映像などショッキングな映像が投稿されている。
    どこか他の地域とは違った磁場を放っている歌舞伎町。その中でもTOHO新宿の周辺は2018年頃から居場所のない若者たちの避難所として自然発生的に誕生したようだ。
    本著はそこに集まるトー横キッズたちの実像を、自身も10代半ばの頃から歌舞伎町に通っていたという作者がフィールドワークとしてまとめたもの。

    映画を観るためにTOHO新宿はよく行くのだが、ちょっと裏に入ればこんな世界が広がっているのかと興味深く読んだ。
    貧困の連鎖と孤独、社会への絶望、性的搾取や、そこにSNSによる消費の問題なども入り混じり混沌とした闇鍋のような状況に陥ってることに、薄ら寒ささえ感じた。
    しかも調べると、行政側は若者たちの排除だけを目的として根本的解決に至る福祉による手助けなどはしてないようだ。
    いきすぎた自己責任への帰結が若者に降り掛かってるようにも思えた。

    それと本著を読む前に高島鈴の『布団の中から放棄せよ』を読んだが、そちらの著作でも見田宗介著『まなざしの地獄』について言及されていた。
    どちらもZ世代の作者であり、2008年の著作である『まなざしの地獄』で繋がったのは興味深かった。

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    2023年08月23日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    漫画の明日カノを読んで初めてぴえん系を知ったのだけど、明日カノからより広まったとは知らなかった…。
    最近ルッキズムに反するような意見が増えた一方で、若い人ほどルッキズムに囚われてるなと思っていた。本書を読んで納得。
    こうやってある一時代を切り取って残すことはとても価値がある。文化とまではいかないその時の空気感は、思ってるよりすぐに消えてしまうから。

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    2023年05月29日
  • 歌舞伎町モラトリアム

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    エッセイ的なサムシングは好きだったけど、ショートストーリーみたいなのはあまりはまらなかった。
    生きているだけで消費されているように感じる女性の絶望感を緩和してくれるようなそれまた錯覚を味わわせてくれる歌舞伎町

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    2023年04月16日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    センセーショナルなテーマで読みやすかった。歌舞伎町に詳しい筆者だからこそ洞察できることも多く面白かった。自分自身は「ぴえん」ではないと思っていたが、ルッキズムや数字に囚われてしまったり、夜職系のコンテンツに興味を持ち始めていたりする点では、ぴえん予備軍と言えるのかもしれないと感じた。

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    2023年04月03日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    SPAで時々コラムを読んでいて、何故かある程度年齢のいった男性だと思っていた。まさか女子大生だったなんて、びっくりした。
    かなりしっかりとまとまっていて、考察も鋭い。
    自らの肉体を消費して、自身の市場価値を誇示することでしか、生きている意味を見出せない、どうしようもない焦燥感を常に抱えている。
    現代が、そんな子供たちを生み出す不寛容な社会であることに、大人として、素直にショックを受けている。

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    2023年03月05日
  • 歌舞伎町モラトリアム

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    数ヶ月ほど前に読んだ『「ぴえん」という病』の著者による歌舞伎町エッセイ。
    「ぴえん」という病は歌舞伎町でのフィールドワークをもとにした社会学本であり、それがものすごく面白く、またその本で著者自身が15歳の頃から歌舞伎町に出入りしている元ホス狂と書いてあったのもあって、著者自身に興味を持ち、本書を手に取った。

    著者にとって、小学生の頃にはまだまだ遠く謎多き世界であった歌舞伎町。
    しかし成長していくにつれ、大学までの一貫校という名のレールに乗りながら、将来を見据えて「今」を生きることができない空気に馴染めなかった彼女は、歌舞伎町を彷徨い始める。
    そして18歳になってからホストクラブに通い始め、初回を何度も経験し、立派なホス狂となった。
    担当を押し上げていくために、お金を稼ぐために大人ありの風俗もやった。
    本書には主に彼女がホストに狂っていた頃の、ホス狂としての彼女の生き方と思いの断片が詰まっている。
    担当への様々な想い、時には本音をぶつけ合ったり。でも出稼ぎに行くときは、タトゥーの代わりに担当に強く強く跡が消えないように噛んでもらって、そばに担当がいるという心持ちで自分を奮い立たせる。

    ホストのこと、イケメンと安く飲める居酒屋だと思ってない?

    本書を読みながら、個人的に強く印象に残った部分だ。
    この言葉は、初回でホストと楽しく飲んで遊んでいた彼女にある人が言ったものだ。

    言葉はさらに続く。
    もちろんそういう遊び方もありだ。
    でもそれじゃ浅い、と。

    次第に彼女も経験していく。
    ただ担当と楽しく飲むんじゃなくて、ただ担当に貢ぐんじゃなくて、担当とともに高みを目指していくことの快感と一体感を。

    断片的に書かれる、彼女のホストへの、歌舞伎町への思い。
    読みながら、あれ、著者はどこに行ったんだろう、著者はここにいるよね?著者のお話なんです…よね?とドキドキさせられる。
    もちろん同じく歌舞伎町に生きる女の子やその女の子の担当の話をしつつ、こういう子もいるのだ、と書かれている話もあるのだが。
    そう書かれていない部分は全部著者の物語なのだろうか?と読み終えてなお、確信が持てない。
    まるで何人もの女の子の話を聞いているようなのだ。
    とても不思議な感覚になる。

    表紙はもちろん、フルカラーの本文の、章ごとに映る写真や文字の羅列がとてもかっこよくて、それでいてかわいいデザインだ。
    そのデザインも、言葉も、歌舞伎町チックで、引き込まれそうになるんだけど、なんだか危うさを感じて一歩引いてデザインの良さを見る。

    どこまでも「歌舞伎町モラトリアム」というタイトルがふさわしいエッセイだった。
    私は作者が歌舞伎町に通い始めた年の頃…高校生くらいの時には、既に未来からくる大学受験という大イベントに押しつぶされそうになっていた。
    著者からしたら、私は著者とは違う分類の生き物ということになる。
    未来を不安視するあまり、当時の私は今を生きることができなかった。
    やりたいことはたくさんあった。
    ありすぎて、自分の身体があと三つ足りないくらいだった(これは今もだけど)。
    当時高校生なりにも行きたい学部や、なりたい職業もあった。
    けれど常に心にある、空虚さと焦燥。
    心が押し潰されていくと同時に私は身体も限界を迎え、ネットに依存した。

    著者のモラトリアムは歌舞伎町だったが、私のモラトリアムはインターネットやSNSだった。

    私の性質上(アセクシャルなので)、ホストに狂うことも風俗で勤務することもないだろう。
    けれど、ものすごく遠くて異次元な街と思っていた歌舞伎町やホストクラブ、そこに通う女の子たち。
    本書を読んでいくうち、彼ら彼女らの輪郭がはっきりしてきて、少しだけかの町が私に身近に感じられた。

    著者は、歌舞伎町を生と死が入り乱れる街とも言っている。
    たしかに「目に見えて」生と死が入り乱れている町だと思う。あまりにもあっさりと行われる自殺行為、そしてそれをアイデンティティであるかのように、今から死にまーす!とSNSでビルの屋上の写真をアップする。
    とても見えやすい状況で、自分は死ぬことを選びますと高らかに宣言し、実行する人たち。
    そんなこの町を、著者は命がとても軽い町とも表現している。
    たしかにそう思える。
    でも命が軽んじられているのは、きっと歌舞伎町だけじゃない。
    歌舞伎町では見えやすく命が軽んじられているが、他の場所では…少なくとも私の周りでは…静かに命が軽んじられている。
    見えるか見えないか。
    命の価値は、歌舞伎町とそれ以外では結局似たり寄ったりで、ただ可視化しやすいかだけなのではないかと思った。
    そういう意味でも、本書を前書とあわせて読むとさらに歌舞伎町の解像度が上がる…
    そんな本でした。
    著者とお話がしたくなりました。

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    2023年02月12日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    承認要求を金で買える世の中。SNSの中での賞賛を生きがいにする人々。「推し」カルチャーにより消費される人々。

    現代社会の闇と言えばそこまでの話だ。しかし、居場所のない若者たちが集まり、新たなコミュニティを発達させる。そしてその中で独自のカルチャーが発展していく様は、どんな時代でも変わらないことのように思える。

    作者は自分の実体験とリアルな取材から、コミュニティの実態を生々しく描写してくれる。

    明らかに間違った道に進んでいる人に対して、お前は間違っているといくら言っても意味が無い。だってその瞬間だけはその人は幸せなんだからという言葉は響いた。


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    2023年01月31日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    創作のネタにしようと読んだけど思った以上に闇が深くて取り入れにくいや……。
    著者ご自身がホスト遊びしてる人だけあって、ホス狂やメンズコンカフェに入れ込む女子のリアルを垣間見れた気がする。
    今の歌舞伎町やSNSの問題点にはきちんと触れつつ、そこに集う人々のことを否定しない目線は誠実で良いなぁ。正しいフィールドワークって感じだ。
    いつの時代もこういう若者研究的なものは出るものだけど、当事者として当事者研究をしてるものは貴重。

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    2022年09月07日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    歌舞伎町には行かないし世代も上だけど、切り離せないものがあった。
    家庭にいられなくて、別の場所に逃げ込むというのはいつの時代もあるし、根本は彼女たちと同じだなと思った。
    だからこそ、この本を読むことは客観的に自分を見てるような感じがして、おもしろかった。

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    2022年08月13日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    歌舞伎町に居場所を見出す若者たち。

    メンヘラ、リスカ、OD、コンカフェ、女性向け風俗、ホストクラブ、ドンペンTシャツ…etc

    この本の中で「男性性の消費」が興味深かった。特に女性向け風俗の話。「女性と性的な行為をして金稼げるなんて最高じゃん♫」と思っていたのだけど、そんな単純な話ではないらしい。射精して終わりの男性客とは違い、女性客は精神的な繋がりを求める。中年女性と手を繋いで若者の街を歩いた19歳のセラピスト(男娼)の話が切なくなった。

    また、自分を女として見てくれているかを気にするという。勃起してるのかとか、そういう話。確かに、潤滑油塗っておけばとりあえず挿入できる女性とは違い、勃起してないとセックスできない男性はツラいな。タイプじゃなかったり、年上過ぎたりすると勃たないし、相手も傷つけてしまう。

    女性が男を買う=ホストクラブだったけれど、この本を読んで、女性が男性を買う形が多様化しているのだなと感じた。それだけ女性の社会的な立場が向上したということかしら。

    しかし、それでも女性は、男性からの評価というものを意識してしまっている側面があると思う。著書も本書の中で「女は自分が女らしくあるために、男性を買いつつも男性のまなざしにおびえている側面がある」と述べていた。

    著者は2000年生まれのZ世代ということで、おぢさんが書いた「今時の若者はこんなことになっている!」とは違って、彼女ら(彼ら)に寄り添い、近い目線で「ぴえん」たちを分析をしていた。著者自身も15歳から歌舞伎町を居場所にしてたとのことで、内容もとても深く説得力があった。

    この本をぜひおぢさんたちにも読んでもらいたいが、ちょっと若者に寄り過ぎていて「やっぱり今の若い子ってよくわかんないよな…」ってなってしまいそうな内容ではあった。一応、用語解説みたいなのは載ってるけど、それで理解を得られるのかは微妙なところ。若者とおぢさんたちを繋げられる人っていないのかしらね。

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    2022年07月17日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    「ぴえん」という、多義的に使われている用語で、現在の歌舞伎町界隈を中心に集まっている10台女性の生態を描くドキュメンタリー。後半は、そういう女性からの集金で成り立っているホストクラブの実態を描いている。
    この本は、多分、人数で言うと、同世代の1~3%程度の特殊なグループを取り上げているのだと思うが、そのグループで、非常に顕になっているルッキズム(見かけ重視主義)は、もう少し目立たない形で、もっと広い世代に広がってきている。

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    2022年07月07日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    以前から気になっていたトピックだったが、読んでみて自分の全く知らなかった世界の実態に衝撃を受けた。
    Twitter、Instagramでの友人のストーリーでは毎日のようにこのトピックがありふれていて、決して他人事ではないと感じる。これから自分の研究の視野に入れてみるのもありだと感じた。
    佐々木さんの処女作ということで、これからの著書に更に期待したい。

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    2022年06月23日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    興味深い研究対象であると同時にちょっと暗澹たる気分にもなった。ぜひ研究としてもっと昇華させていってほしい。書き手としての技量ももっと磨いてほしい。期待。

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    2022年06月05日
  • 歌舞伎町モラトリアム

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    ネタバレ

    友達が歌舞伎町のホストにハマりだして、その子の気持ちが分かりたくてなんとなく手に取ってみた1冊。

    仲良くしていたホストと待ち合わせしていたのに結局来なくて、それから音信不通になってしまった。そのホストは実は色々問題を抱えていたことを後から知った。っていうエピソードが個人的に1番印象に残った。
    どれだけの夜を共に過ごしても、どれだけ心を通わせたつもりでいても実は相手のことなんて何も分かってあげられていなくて、姿を消されてしまえばもう2度と関わることすらできない、そんな薄い氷の上のような世界が歌舞伎町なのかな、なんて思いました。

    作者さんの前から姿を消したホスト。
    今何してるのかな。元気でいてください。

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    2026年09月21日
  • 歌舞伎町モラトリアム【タテスク】 第3話 魔法にかけられた夜

    購入済み

    特別ってどういう意味ですかね。嫌な予感がします。月に1、2回短時間で遊べる範囲では済まなそうですよね。

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    2026年05月18日
  • 歌舞伎町モラトリアム【タテスク】 第2話 初めての担当・初めてのホストクラブ

    購入済み

    こうやってハマってしまうのかな。友達もこうなること分かってただろうに罪なことをしましたね。でも続きが気になります。

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    2026年05月18日
  • 歌舞伎町モラトリアム【タテスク】 第1話 今日も歌舞伎町で真実の愛を探しています

    購入済み

    彼氏酷すぎる。フッて(お前といても成長できない)なんて別にしつこくされてる訳でもないのに言わなくて良いでしょ。

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    2026年05月18日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

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    完全にタイトルに惹かれて読みましたが…筆者の過去経験と人脈を渡っての現地取材をもとに、社会学とも結びつけて「歌舞伎町」という世界観・舞台(と言っていいのかな)を分析されていて読み応えがあった。『新宿野戦病院』を観て「ぴえん系」に対しての記憶が新しいのと、歌舞伎町には電車で行ける範囲にいることもあり、近寄ってはいけないという危機意識はあったものの、貢ぐために稼ぐという悪循環が横行してるとは思わなかった。近寄らないから、知られないよな。あと「推し活」という言葉をメディアが囃し立てるのも良くない気がした。

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    2026年04月18日
  • 歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造

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    読みやすい新書でした。ホストにハマる構造が実際にホストにハマった詳しい著者が書かれていたもので分かりやすく面白かったです。何かにハマるって学問になるかもなのでいいのかもしれません。ホストやアイドルの方はプライベートも切り売りしたりで仕事のようなものでイメージしていたより、肉体も精神も大変な仕事だなと思いました。自分が知らない色々な業界の話って興味深いです。ドラマとか映画見る時もより深く見ることができそう。

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    2025年10月03日
  • 歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造

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    ツイッターでおすすめされていたので読んでみた。
    ホストの感情労働についての話と、ホス狂いの承認欲求の話が面白かった。
    ホストからの承認だけでなく、他の客との競争による承認という視点は、自分の中では抜け落ちてた視点だった。読みながら本当によくできてるシステムだなぁと思った。

    好きなホストに特別扱いを受けたいと思いながらも、痛い客にはなりたくなくて周りを伺っちゃうとか、どれだけ自分を犠牲にして頑張ったかに価値をおく考え方とか、読んでいてちょっと苦しくなる。
    主観的な好みではなく、良いとされる値で褒められないと納得できないというのも目から鱗だった。

    最近読んできた美容やルッキズムなどの本にある価値観がこの本にも出てきて、それがあきらかに最前線で濃度が濃いなと感じた。

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    2025年09月29日