ブライアン・ヒッチのレビュー一覧
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世界を脅かす脅威から人類を護るためにニック・フューリー将軍によって集められた最強チーム“アルティメッツ"――アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ワスプらは、様々なトラブルを抱えながらもチームの力を集結し、滅亡の危機から世界を救った。しかし、その1年後、彼らは更なる波瀾の時を迎えていた。主張がぶつかり合い反目する仲間たち……、虎視眈々と彼らを狙う新たな強敵たち……。彼らを脅かすそれらの火種の裏には、邪神ロキの暗躍が……!? そして訪れる最大の脅威を前にして、彼らは再び世界を救う事ができるのか!!
マークミラー版アベンジャーズであるアルティメ -
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アベンジャーズの元になった傑作コミック。エイリアンなどの強敵に対応するためスーパーヒーローを集合させて最強のヒーローチームを作る。その名は、アルティメッツ。蘇った超人キャプテン・アメリカ、雷神ソー、天才社長アイアンマン、ブラックウィドウ、ハルク、ホークアイ。
人間的な欠点を持つが故に対立しながらも、協力して戦う。
ハルクとジャイアントマンの科学者同士のライバル関係やアルティメッツの活動費を作るために商標権を使ってグッズを売ったりする、トニー・スタークが脳腫瘍を患いアル中寸前になっている描写など、マーク・ミラー独特のスーパーヒーローの人間的なリアルな部分を強調したキャラクター描写やエイリアンとや -
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「アルティメッツ」続編。前巻では世間に認められるまでの話であったが、今巻は陰謀との戦いが描かれる。そして、その陰謀によって前巻以上に疑念を読んだり衝突したりととてもどす黒い展開が続いて行く。
アベンジャーズを現代に持ち込んだら、という思想のもと、オリジナル版ではまだできていなかったEUの扱い、刊行当時のアメリカへの風刺を効かせる展開などは前巻よりもよりうまいように思えるので、前巻を読んだ人はぜひこちらも読んでもらいたい。
衝撃度の高い展開が続くのは辛い部分もあるが、ラストの爽快感抜群のシーンにいたるまでの展開はばっちり計算しつくされているので、安心して読もう。
アートの力を明示しているの -
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プレリュードとしては、『アベンジャーズ』本編のコミカライズ部分と、『アベンジャーズ』・『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』と『エイジ・オブ・ウルトロン』をつなぐ話が掲載されている。『ウィンター・ソルジャー』の話も取り込みながらやってくれているのは良いのだが、ページ数が少ないので少々物足りない。
一方で、映画のインスパイア元となるコミックの掲載は「ヴィジョン初登場~参入」を描く2話続きの話、ウルトロンの強大さが非常に良く伝わるアベンジャーズ第3シリーズのエピソード「ウルトロン・アンリミテッド」からPart3と4、そして原作版「エイジ・オブ・ウルトロン」の導入部分を描く第4シリーズの# -
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「アベンジャーズ」の原作というか、原案の物語。
ただし、本当のマーベルユニバースではなくて、パラレルワールドな話です。
もしかして、昔新潮社から出てた「X-MEN」と「スパイダーマン」は、この世界の話だったのかな。
絵は、ものすごく見やすい感じです。かっこいいアメコミという感じ。
でも、キャラクターは、馴染みの人たちとはちょっとかわっているので、違和感がちょっとある。
びっくりしたのは、ハルク…じゃなくて、バナーを蹴り飛ばす、キャプテン・アメリカ。怖いわ。まぁ、性格的に、あんまり女々しい人は嫌いなのかもしれないと思いつつ。
でも、読んだアメリカ人も、ちょっと、
「えーっ」
と思ったみ -
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マーベルユニバース屈指の有名チーム「アベンジャーズ」を並行世界の文脈で異なる解釈で描きなおした話。オリジナルのアベンジャーズが1963年に発足しているので、その時とは表現も背景も異なるということを、「もし現代に現れたら?」ということで描きなおすのは非常に面白い試みである。
キャラクターも現代にいそうなキャラクターになる。キャプテン・アメリカとアイアンマンはあまりキャラクターに違和感がないが、特徴が強調されているハンク・ピムや、大幅に異なるキャラクターと化しているハルクなど…。その変更が正直単純にヒーローの活躍が見たい人にとっては苦しい部分になるが、人間関係をしっかり描き切った部分は評価される