廣田周作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ世界のマーケターは今何を考えているのか
メモが消えてしまったので殴り書き。
この本では現在の市場の変化から今のマーケティングのあり方を提示を柔らかく行なっていた。
現在の市場はYouTube、ネットフリックスなどコンテンツが多様化したようにいわゆる平均的なマスが薄れ,個人に見せる考え方が重要になっている。個人をどうブランドビジョンとブランドの事業に共感させるかなどだ。また社会問題についても取り上げていた。
SNSによって人とのつながりが鮮明に可視化されたことによって,つながっていないことへの孤独が感じやすくなっている。元来集団で行動していた人間にとって阻害はストレスを感じやすいものだ。これらの -
Posted by ブクログ
マーケティングとは信念がなく売れるものを売るだけなのだと思っていたけれど、この本を読んで認識が180度変わった。
メンタルヘルスの重要性から多様性、政治的思想や哲学的考察、文化理解など多岐にわたる知識を必要とするハイレベルな知的な営為なのだと知った。
そういった数多くの思想や知識が交錯して、複雑に物事が絡んでいるからこそ、マーケティングにもパーパスが必要なのだと。
そう考えると、今の時代を読み、何が売れるかだけでなく、何が人々の心を真にに掴むのか?
表面上のニーズではなく、真のニーズを掴む力が必要になってくる。
これはマーケティングに関わらず全ての人にとって大切な考え方だと思う。 -
Posted by ブクログ
時代の変化と共に、外部環境の変化から、特に人の心の変化が大きい、これまでのマーケティング理論通りの考え方ではモノが売れない、今の時代の人、これからの時代の人がどんな価値観を持っているのか、というのをよく考える必要がある。この本には、そんな世の中で、人の心に寄り添ったさまざまなマーケティング事例が紹介されており、参考になる。
世界のマーケターは、今、環境や社会、教育、メンタルヘルスなどに対して何ができるかを考えている。市場や経済だけを考えるのではなくなっている。
学びメモ
・企業の経営者の思想や発言、製造プロセス、従業員の振る舞い自体が問われるようになっている
・企業がブランドや戦略を語るとき -
Posted by ブクログ
日本と海外じゃ考え方の基盤や国民性が異なるため、「これは真似できないな」と思うものがありつつも、いずれは日本もこんな形になっていくのだろうかと期待を煽るような事象が紹介されていた。
まあ現状日本が先進国と言われながらも海外先進国とはズレていることを実感して、悔しいとも思ってしまうんだけれども。
共感したからお金を払いたいとか、SNSで人と繋がろうとするほど孤独であると気がつくとか、企業は物を提供するだけでなく一緒に成長する場も提供した方が良いとか、見せかけのストーリーでなくその企業ならではの心に響くストーリーが重視されるとか、総じて私の価値観やアイデアの幅を広げてくれるような本だった。
マ -
Posted by ブクログ
企業は、生活者に対して未来への約束を通じて、1人1人に共感出来る機会、サポートが出来るのか。
1人1人の価値観を引き出し、ストーリーテリングを通じてパーパスを持ちブランディングを行う。
それを意思を持ってが出来るのがマーケターの醍醐味と説く。
消費や購入を通じて企業に投票し、未来を変えられると感じる世代との共創により、社会貢献、社会に還元する事がこれからのマーケターに求められる世界になる。
ファンを増やす為に、ユーザーとブランドの間にカルチャーを組み合わせ、企業は接点を見つけ共感を生み出せるのか。
マーケターとして1人1人と対話し、前向きにかつ寄り添う姿勢で取り組もう、さぁ留まらず外に出よう