国立国語研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第1章 どうも気になる最近の日本語
・若者ことば「やばみ」「うれしみ」の「み」
・役割語
・絵文字は日本発祥、絵文字からemojiへ
書いてる方々が本当にウィットに富んでいる!!
第2章 過剰か無礼か?敬語と接客ことばの謎
・いらっしゃいませ、こんにちは〜
言葉の“遠近両用”!いい表現!!
・クダサルとイタダク
第3章 世界のことばと日本のことば
・「tsunami」など他の言語に取り入れられた外行語
外来語に対して外行語
外国人にも認められる日本語おもろいです
「積ん読」には笑った
言語について考えてると、【時間・時代】の縦軸と【地域・民族】の横軸が見える!!面白い!!
サボタージュからできたサボるとか、外国語からできた日本語って語源を知ってると面白いなって思いながら生きてきたけど(最近だとエモいメロいチルい)、逆に日本語が語源になって外国で使われてる言葉もあるんだよな~と改めて。外行語って言うんですね
・カナダの「futon」
・手話は世界共通ではない
仙台を表す手話が伊達政宗の兜の月からできてるってことは通じる相手が限られるのでは?とか思いました
第4章 どちらを選ぶ?迷う日本語
・干支の話いろいろ
「子・丑・寅・卯」の字は動物を指していない
・言葉には仲良しの仲間がいる
第5章 便利で奇妙な外来語
・日本語の文法は「新語」の受け入れに向いている
日本語を誇りに思いました
第6章 歴史で読み解く日本語のフシギ
・言語学的には予想通りだった新元号「令和」
・落書きの文化、手習い歌「難波津の歌」、戦国時代の落書き“自分がそこを訪れた証、もっといえば生きた証として、”
→『豊富兄弟!』でちょうど陣を敷いた寺の柱に羽柴小一郎の落書きがあるエピソードやりましたね
・明治時代、漢文のように英語を訓読していた
・「当用漢字字体表」→「常用漢字字体表」
新字体と旧字体
漢字、文字の歴史は考え始めると本当に面白い
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Posted by ブクログ
ネタバレまた国語に関する本です。
著者が個人じゃなくて、「国立国語研究所」編 となっていて、国立国語研究所とはなんぞや?というあたりも興味深い。日本語がどのように変化してきたか、それって間違った日本語じゃないの?間違ってていいの?間違っている人がどれくらいいるの?などなどの国語のギモンに、研究所の所員がそれぞれ専門知識をもとに答えています。
最近私が個人的に気になっている、過剰に丁寧すぎる言葉遣いについても、なぜそうなるか分析してあって興味深かった。誰かに許可してもらうようなことがらでもないのに、○○させていただきます、などという言葉、最近よく聞きますよね。「このたび私たちは入籍させていただきました」とか。
解説によると、○○させてくださる、という敬語は主語が○○させてくれる相手になるが、○○させていただく、と言えば主語は自分なので、相手に言及しなくて良い。敬語を使うということは、近しい相手と気軽に話す場面やことがらではない、ということだから、直接相手に言及する(触れる)ことなく丁寧に話すには、自分(だけ)を主語にして○○させていただく、と言っておいたほうが無難で都合がよいのだ。なるほど~!納得。
という感じで、いろいろ微妙に不思議だったことや、なんでこんな間違いが起こっている(しかも多い)のかなぁと思っていたことが腑に落ちました。
あと個人的には、夫から「○○なんだけど・・・」と言われてイラっとしてしまうことがあるんだけど(だから何?みたいな笑)、なぜ自分が「・・・けど」と言われて腹が立ってしまうのかよく分かりました。「けど」で終わることで、その先を私に委ね、責任を押しつけようとしてるよね笑。うんうん、そう思ってたよ。だから何?けど、じゃなくてその先も自分で決めてくれないかな?みたいな。
どうも続編もあるらしい!読みたい! -
Posted by ブクログ
普段、何気なくというか当たり前のように使っている日本語でもふとしたときに疑問に思うことについて詳しく書かれている。少し専門的な部分もあるけれど、ユーモアがそれをカバーしてくれていて、クスッと笑える感じ。とくに面白かった部分は、「日本語は難しい」は母国語を何としているかによって変わってくる、という話の部分。確かに我々日本人からしてみれば日本語は使い慣れているし、SOV型の言語だって同じように感じるだろうけれど、英語などSVO型の文法の言語などにとっては構造自体が違うから難しいと感じる人もいるのであって、結局相対的に答えが変わるというところがなるほど!と思った。様々な方向から物事を見るのは大切なんだとつくづく感じる。
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Posted by ブクログ
ネタバレなかなか面白かった。
特に印象があったのは「いらっしゃいませ」
もとは客引きとして外の人に向けて言われていた言葉だったが、今はお店に入ってから言われる。それはお客さんのこと気付いてますよ、という合図。
たしかに!と思いました。
いらっしゃいの言葉に限らず、日本語はいろいろな意味が隠されている、と思った瞬間でした。
あと、「させていただいてもよろしいでしょうか」は普段使っていたので、最初なぜ日本語の乱れと言われたのか分かりませんでした。
日本語って進化していると考えさせられた言葉でした。
敬語で遠ざかるけれども、相手との関わりを持ちたいという気持ちから許可を求めるような言い方にする。最近、私も若い人と関わることが多くなって、z世代と言われる人たちの考え方に、限りなく近いと思いました。