国立国語研究所のレビュー一覧

  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

    Posted by ブクログ

    “言葉”に興味があって日本語教師を目指したこともある私にとって、なんだか読みたくなった本。
    特に音位転換(シミュレーション→シュミレーション)は私が無意識によくやってしまうことで、その「無意識」の中身を知れると面白い。
    思考のツールとして使っている“日本語”の特徴や日本語の世界の切り取り方を知ることで、自分が見ている世界をもう一度捉え直すことができるのが好き。

    ・日本語の文法は「新語」受け入れに向いている。
    ・語形変化が少ない分、外来語を受け入れるのが楽であるように思います。
    ・「単語単体と、文法的機能を表す部分とが分けて表現される」という日本語の文法的特質は、外来語をはじめとする「新語」の

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    2023年08月02日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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    面白かったー。普段何気なく使っている日本語。こんな風に解説されると“なるほどー!”と手を叩きたくなる。例えば『これ、それ、あれ』。近いもの、中間の距離のもの、遠くのもの•••というだけでなく、「あの時のあれ!」「あの時たべたあれ!これが最高だったのよ」などの使い方。面白いったらなかった。この微妙な使い分けを外国人に説明するのは至難の業で、それはどの言語にも言える“感覚”なんだなーと思う。いやに気になって仕方ない「させていただく」の使い方も、読んでいてほほーとなるものだった。いやー、日本語って難しいねw

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    2023年05月31日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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    世界には8千近くの口語言語が存在する、と言うが、文字を持った世界はたった400しかないという。日本は特有な「略・絵文字」などを使い、「ナイター」など英語にない日本語なども巧みに使いこなす人種なのだ。(正式な英語はNight Game)今後更なる外来語の利用で日本独特の「日本語」「日本スタイル絵」が増える可能性が楽しみだ。

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    2022年12月30日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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    語学にちょっとでも興味があればとりあえず面白く読めるであろう一冊。「エンタメ」はなぜ「エンメン」ではないのか、「~度」は「高い」のか「大きい」のか、あたりに興味を引かれ、後半は一気読みだった。ありがとう国語研。略称がNINJALは格好良すぎるぞ国語研。

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    2022年11月10日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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    皆さんは、令和をどのように発音していましたか?
    私は頭高の、"レ"イワでした。もう1つの発音は、平板(やや後ろが上がる感じ?)のレ"イワ"で、この本の中で回答されていた方の印象だと、政府やマスコミ関係者は前者が多く、一般人は後者が多い印象、とのこと。多分、私自身は無意識に、菅さんが「令和」を掲げたときの発音をそのまま使っているだけだと思うのだけど、2+1の3拍の音を持つ2字漢語は頭高になる場合が多いのだとか。へえ~。
    と、なると昭和だ。平板発音する人が多いけど、、となるが、これも傾向があって、○和、と言う単語は(平和、温和など)、平板なることが多く、昭和

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    2022年08月12日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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    身近にある言葉に関する疑問に対して、分かりやすく回答している。
    世界の言葉と日本の言葉について書かれた章が特に面白い。言葉の雑学が増えた。会話の中で出た疑問に、この本のような感じでサラッと答えられたらいいな。

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    2022年06月11日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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    あれ・それ・これの違いから若者言葉まで、素朴な疑問に専門家の人が理論的答えてくれます。日本語を毎日話しながら、気にしてこなかった使い方の意味を知ることができました。外国語とどのように違うかわかったり、略語には傾向がある事など、奥が深くてでも気取りなく楽しく学べました。まさに教養アップの一冊です!

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    2022年05月12日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

    Posted by ブクログ

    国立国語研究所というチームなので
    いろんな回答者が書いていて、おもしろい、
    あらためて「質問」されると
    なんとなく使っていて説明できない日本語が
    たくさんあるものですね。
    これ、それ、あれの使い分けとか。

    他に興味深かったのは
    日本人がRとLの発音が苦手なのは
    発音のしにくさもあるけれど
    その発音が同じでも差し支えなかったから
    という話。
    逆に濁点がつくと日本語では意味が違ってしまうのに
    それを意味の区別に使用しない言語の話者には
    その発音の違いが難しいのですって。

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    2022年05月02日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

    Posted by ブクログ

    普段使っている日本語をちゃんと分析するとそういうことなのかと、興味深く読めた。
    確かにそうだなーと思うところはあったものの、目からウロコとかそういう斬新なものはなく、物足りなさはあり。軽い読み物としてサクッと読めた。

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    2022年04月08日
  • 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

    Posted by ブクログ

    ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所や大学の先生方が、ことばに関する色々な疑問に対し答えていくと言うもの。
    ことばを話したり書いたりするのに、「これ」「それ」「あれ」のどれを使うかは、大人であれば特に考えることなく無意識に最適なものを用いるが、ここではそれを理論的に定義立てていたりする。
    そう言われりゃそうだけど、だから何?とも思っちゃう。
    しかし、デパートの隠語、十二支が出来た背景、日本の元号の規則性 等については、トリビアですね。

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    2022年03月30日