国立国語研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“言葉”に興味があって日本語教師を目指したこともある私にとって、なんだか読みたくなった本。
特に音位転換(シミュレーション→シュミレーション)は私が無意識によくやってしまうことで、その「無意識」の中身を知れると面白い。
思考のツールとして使っている“日本語”の特徴や日本語の世界の切り取り方を知ることで、自分が見ている世界をもう一度捉え直すことができるのが好き。
・日本語の文法は「新語」受け入れに向いている。
・語形変化が少ない分、外来語を受け入れるのが楽であるように思います。
・「単語単体と、文法的機能を表す部分とが分けて表現される」という日本語の文法的特質は、外来語をはじめとする「新語」の受け入れにおいては大きな効力を発揮します。
・発音のゆれ。「ゆれ」とは、ある一つの言語表現が複数の実現形式を持ち、それらが併存している状態を差します。
・発話者が発声を規則的に怠けたり、一定の環境において音の変化が体系的に生じたりすることによって、「発音のゆれ」が生じるわけです。
・「シミュレーション」→「シュミレーション」は、「前後の音が入れ替わる場合」に該当します。前後の音が入れ替わるこの現象は、「音位転換」と呼ばれます。特にこの場合は、別に存在する「趣味(シュミ)」という語の発音に引きずられて、「シュミレーション」と発音してしまったのかもしれません。
・[強弱強弱]の長長構造と[強弱強]の長短構造を好むのは、元号だけでなく、日本語の一般的な特徴です。たとえば、赤ちゃん言葉はマンマ、オンブ、ダッコ、クック、バーバ、ジージのような長短(強弱強)の語と、ポンポンやブーブー、ハイハイ、ナイナイのような長長(強弱強弱)の語に二分されます。 -
Posted by ブクログ
皆さんは、令和をどのように発音していましたか?
私は頭高の、"レ"イワでした。もう1つの発音は、平板(やや後ろが上がる感じ?)のレ"イワ"で、この本の中で回答されていた方の印象だと、政府やマスコミ関係者は前者が多く、一般人は後者が多い印象、とのこと。多分、私自身は無意識に、菅さんが「令和」を掲げたときの発音をそのまま使っているだけだと思うのだけど、2+1の3拍の音を持つ2字漢語は頭高になる場合が多いのだとか。へえ~。
と、なると昭和だ。平板発音する人が多いけど、、となるが、これも傾向があって、○和、と言う単語は(平和、温和など)、平板なることが多く、昭和もその1つとのこと。また、標準語の名詞は馴染み度が高くなるにつれ、平板化する傾向があるので、令和も段々と平板化されていくかも、とのこと。馴染み度が高くなるにつれ平板化。なるほどね、B'zもね、"ビ"ーズが正しいけど、ビ"ーズ"って言ってしまう人が多いですよね・・・それはまた別の話か?(^_^;)