国立国語研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“言葉”に興味があって日本語教師を目指したこともある私にとって、なんだか読みたくなった本。
特に音位転換(シミュレーション→シュミレーション)は私が無意識によくやってしまうことで、その「無意識」の中身を知れると面白い。
思考のツールとして使っている“日本語”の特徴や日本語の世界の切り取り方を知ることで、自分が見ている世界をもう一度捉え直すことができるのが好き。
・日本語の文法は「新語」受け入れに向いている。
・語形変化が少ない分、外来語を受け入れるのが楽であるように思います。
・「単語単体と、文法的機能を表す部分とが分けて表現される」という日本語の文法的特質は、外来語をはじめとする「新語」の -
Posted by ブクログ
皆さんは、令和をどのように発音していましたか?
私は頭高の、"レ"イワでした。もう1つの発音は、平板(やや後ろが上がる感じ?)のレ"イワ"で、この本の中で回答されていた方の印象だと、政府やマスコミ関係者は前者が多く、一般人は後者が多い印象、とのこと。多分、私自身は無意識に、菅さんが「令和」を掲げたときの発音をそのまま使っているだけだと思うのだけど、2+1の3拍の音を持つ2字漢語は頭高になる場合が多いのだとか。へえ~。
と、なると昭和だ。平板発音する人が多いけど、、となるが、これも傾向があって、○和、と言う単語は(平和、温和など)、平板なることが多く、昭和