ぽりごん。のレビュー一覧

  • 宮澤くんのあまりにも愚かな恋

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    ネタバレ

    果南との爛れた関係をズルズルを続け、トイレでの行為も発覚し破滅への道まっしぐらかと思ったけど、幻想の中でルインと仲直りをし、お互いに浮気公認という形で復縁。後日談では半年経っても2人の関係は続いているけど、果たしてさらにその先はどうなることやら。

    果南妊娠のバッドエンドでなくてよかった。改稿前は果南エンドだったらしいが…。

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    2025年02月18日
  • 宮澤くんのとびっきり愚かな恋

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    青崎が救えないな…。瑠音も男女交際に対しての価値観が人と違うから、かなり特徴的なメインヒロイン。

    青崎と瑠音のやりとりを果南に見られたときはゾッとしたな。果南がだんだんおかしくなっていくのも読んでいて印象的。

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    2025年02月12日
  • 僕らは『読み』を間違える

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    ネタバレ

    「事実は小説より奇なり」という言葉から始まったので、一行目からインパクトがあっていいなと思いました。昔の文学作品を基に日常の謎を追い求めていく今作は、謎を解く楽しさと、古典を知る楽しさがあると思います。
    また、物語の構成が卓越していると思いました。最初は昔に起きた事件に対して皆で意見を出し合っていく話が展開されていて、恋が主題ではないように描かれているのが良いなと思いました。そうすることで自然と主人公である優真と同じ視点に読者が立つように設計されていますね。なので、優真の周囲にいる栞や大我、更紗……そしてなにより瀬奈の行動や思惑が見え辛くなっていると思います。
    『はつ恋』『D坂の殺人事件』『テ

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    2024年05月09日
  • 僕らは『読み』を間違える2

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    期待通りの面白さ。
    わかりやすい派手な面白さは無いけど、噛みしめると面白さが染み出してくる感じで、とても良いです。
    各登場人物それぞれ思惑に基づいた行動と、思わぬ方向への展開。そして、優真の作った脚本が、物語の中に色々な形で重なるのが、ただただ凄かったです。
    どんどん成長してゆく更紗も可愛らしくて良き。
    特に、ポイントポイントで登場するだけなのに、あらゆる所を牛耳っているフィクサー的存在の栞先輩は凄い。
    彼女だけは唯一、『読み』を間違えて"いない"人物に見えます。
    最後の部分の展開は、次巻への色々な伏線をはらんでいるように見え、次巻も引き続き楽しみです。

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    2023年02月11日
  • 僕らは『読み』を間違える

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    日常の真実は、誰も知らない。
    うーん、これはかなり良かった。噛めば噛むほど味が出てくる青春物語。
    手紙の差出人や消しゴムの持ち主などの、嫉妬から来る嘘やちょっとした勘違いを元に展開する日常ミステリー風作品で、本作独特の渋い面白さを感じる作品。
    恋愛系青春作品、文学作品のオマージュ、日常ミステリーという3つの要素が絡み合った作品だが、本作は物語の1つの芯に3つの要素を絡めている為か、どっちつかずにならず、各要素が見事にマッチしていると感じた。
    登場人物が皆、身に覚えのある捻くれて方をしていている所も中々良かったです。

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    2022年12月04日
  • 宮澤くんのとびっきり愚かな恋

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    ネタバレ

    え、ここで終わり?と言うのが読み終わった第一声。
    とんでもないところで終わったのでびっくりしたのだけど後書見たら続きがあるようなのでそれなら納得。
    と言うか、この巻だけだと宮澤くんの恋は決して愚かではないな。
    むしろ宮澤くん自体が愚か者だと思う。
    この後、題名に見合う話になっていくんだろうか?

    物語は良くある偽装恋人話から始まるのだけど、そもそもセフレのいる女の子を好きになること自体は決して愚かな恋ではないと思う。
    それよりも彼女と本当の恋人になりながら、別の女性とそう言う関係になることの方が愚かだろう。
    それにしても後半の主人公の、行ってはイケない方向にどんどん進んでいく有様はなにやってん

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    2024年09月26日
  • 僕らは『読み』を間違える

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    タイトルが面白い。一般的な文学の名作の、違う解釈で進めるのがなかなかに面白かった。
    ただ、前半は一話完結型なのか、連作短編集なのかよくわからず戸惑いがあった。ゆったりとした日常の中を描写しているのは悪くないが推進力不足なのだ。安易にハーレム展開やラブコメ展開に舵を切らないところは評価できるものの、もうちょっと読者の気を惹くもの(例えば事件や何かしらの異変など)があっても良かったのではないか。後半に至り、様々な視点が見えてきて面白さが増してくるので前半さえしっかりしていれば……と思ってしまう。

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    2025年09月10日
  • 宮澤くんのとびっきり愚かな恋

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    これまで読んだ著者の本とはちょっと毛色が違う感じで、正直ちょっとなーというのが率直な感想。高校生でビッチとか合コンで・・とかちょっと早過ぎない?と思ってしまった。これが今の普通?オタクな高校生の宮澤ワタル、ビッチでスクールカースト最上位の藤代瑠音、ワタルと同じ映像研究部の蔦原果南の3人がメイン。それぞれの現状にはそれな理由があるのはわかるんだけど、やっぱりちょっと若いんだよなー。強いて共感出来るとしたら果南かな。そんなに自分を卑下しないでって言いたい。続きも出ている様でたぶん読むと思うけど悩ましいところ。

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    2025年04月04日
  • 僕らは『読み』を間違える2

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    ライトノベルの作者を探したり、演劇部の演劇を手伝ってみたり、
    という話だった。
    演劇はシェークスピアの何冊かをベースに脚本を作ったりで、
    いろんな紆余曲折があるのが面白い。

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    2025年01月12日