あらすじ
小学生の時からの幼馴染・藤代瑠音(ふじしろ るいん)は、誰だって自然と振り返ってしまうような美人だ。突き抜けるように快活で、いつでもオシャレで、みんなの注目のギャル。そして――自他ともに認めるビッチだ。常にセフレがいて、昨日も駅前でイケメンとイチャついているのを目撃した。
一方の俺こと宮澤恆(みやざわ わたる)といえば学校の日陰者で、今や瑠音とは全然縁もなくなっていたのだが……。
「ねえワタ。私たち、付き合わない?」
俺と君が? いやいや、それ絶対に裏があるじゃん。そう思いつつ、かつての初恋相手である瑠音からの告白をつい受け入れてしまい――。
性に奔放な彼女と過ごす、青くてちょっぴり危険なラブストーリー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
青崎が救えないな…。瑠音も男女交際に対しての価値観が人と違うから、かなり特徴的なメインヒロイン。
青崎と瑠音のやりとりを果南に見られたときはゾッとしたな。果南がだんだんおかしくなっていくのも読んでいて印象的。
Posted by ブクログ
とても面白く読ませていただきました。まずダブルヒロインの個性が、片やビッチ、片やコミュ障陰キャと逆方向に尖っていますが、それこそが彼女たちの魅力だと思います。そして、互いに納得していれば「セフレ」になることは「浮気」あたらないのか。恋愛観や倫理観に新たな概念が示されたように感じますね。この小説は一般的な純愛とは全く異なる「愛のかたちを」描いた傑作と思いますが、これを元にした実写映画も観てみたい。エンディングなんてまるでサスペンス映画のラストシーンのよう。暗転したままセリフと効果音だけ流れてそのまま終幕、みたいな。そう考えれば続編がなくても良い結末ではないか…?いえいえ、彼らの関係の行く末を見たいので、ぜひ続編をお願いします。
Posted by ブクログ
え、ここで終わり?と言うのが読み終わった第一声。
とんでもないところで終わったのでびっくりしたのだけど後書見たら続きがあるようなのでそれなら納得。
と言うか、この巻だけだと宮澤くんの恋は決して愚かではないな。
むしろ宮澤くん自体が愚か者だと思う。
この後、題名に見合う話になっていくんだろうか?
物語は良くある偽装恋人話から始まるのだけど、そもそもセフレのいる女の子を好きになること自体は決して愚かな恋ではないと思う。
それよりも彼女と本当の恋人になりながら、別の女性とそう言う関係になることの方が愚かだろう。
それにしても後半の主人公の、行ってはイケない方向にどんどん進んでいく有様はなにやってんだよ、と言いたくなる。
これは次の巻のことを考えるとほんと怖ろしい。