谷尻誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一言でいうと
【ただ自分ができることへの情熱の注ぎ方】がわかる本でした。
販売日に書店に予約して購入しました。本書はとても分厚く900ページとそれだけでも驚きです。ただ内容は更に「熱い」。
特に、初期のまだ「建築をやってるのかどうかもわからずただがむしゃらにやっている」時期が読んでいて熱くなりました。読んでいてわかりますが、谷尻さん一切余裕がありません。それでもやっていけたのは、それでも前向きに動こうとする姿勢や心の持ちよう一つとしか言いようがありません(笑)
谷尻さんは世の中の人からみたら所謂「成功者」です。そうはなりたいとも思わないし、なりたくないとも思わない。ただ、自分ができることで誰かを幸せにする瞬間を感じながら人生を積み重ねたい、挑戦することって素晴らしいなと思える一冊でした。 -
Posted by ブクログ
本の始めの個性のある住宅の写真に惹かれて、一気に読みました。快適すぎずに少し不便な家に住みながら、どう過ごしていくのかを考えていくという建築家ならではのこだわりを強く感じました。やりたいことをやるというクリエイターならではの考え方は面白いです。
不便な家で生活をすることで、子供の知的探究心を刺激し、あきらめない心を育てるという点は理解できます。
ただし、少し不便な生活が、一緒に暮らす家族に合っているのか、ストレス無く生活が出来ているのかが気になりました。こだわりがある個性的な住宅が、人によっては住みにくいと感じるのではないかと思いました。 -
Posted by ブクログ
人生における長い時間を費やす働く時間をもっと楽しくすること。それこそが本当の意味での働き方改革だと思っています。
本書を読んで、参考になったのが本質を見極めるための多角的な視点の持ち方。
建築家という職業だからこそとも思いましたが、ひとつの事象や物事に対して、「ことば」という枠組みを外してみて考えてみるのは重要だなと改めて思いました。現象学的な考え方はデザインを考える上でも役立つなと。
建築家という仕事が建造物をデザインする仕事であるとするならば、教師は目には見えないけど居心地の良い場をデザインする仕事なのではないかと思っています。
教師の仕事を捉え直す新しい視点を本書から得ることができました。 -
Posted by ブクログ
建築家として設計活動だけをメインにするのではなく、不動産業、アート、起業家としての側面を持ち合わせているのが谷尻さんの特徴です。
また建築を考える際に「日常的な出来事(ソフト面)の改善点や気付き」を意識して過ごし、それを建築設計に反映する。それが多くの人々に共感される「形」を生み出せるのだなあと思いました。意識して過ごすなんて面倒なんだと思ってる自分が、まだまだ未熟だと感じます。(笑)
建築家はその建物を利用する人々の事を考えて仕事をする、「専門家」です。本書限らず建築家が書く本は、その道を志していない人でも多くを学び得る事ができる内容なので是非書店で見掛けたらチラッと覗いてみて下さい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ谷尻さんが半生を振り返りながら語り、今のようなポジションに至ったかがわかる本。
雑誌のインタビューのようなラフな文体で書かれていて、とても読みやすい。
夢を叶えるための王道から外れてしまった人には、どんな道からでも夢を叶えていくことはできる、と思わせてくれて、
仕事にポリシーや軸を見出せない人には、そのヒントを与えてくれるかもしれない。
その一方で、これが為せるのは谷尻誠の挑戦心や手を抜かない姿勢ゆえ、とも思わせる。
印象に残ったのは、独立・起業にあたり、「面倒なことになってもそれも自分の糧として、新しい裏技として習得する」という考え。
自分はどちらかというと、つまずかないようにスムーズに行くように心がける性質があるが、つまずいたときの乗り越え方も一つのスキルと捉える考え方はいいなと思った。
物事に対してグレーな見解でいることは、都度自分自身に問いかけて、将来の広がりや余地を増やしていくことに繋がる、という考え方も目から鱗だった。
なんでも白黒すぐに判別していると、その間の可能性を皆無にしてしまうという。
→自分はまさにこのタイプかもしれない。「これもアリかも」くらいでキープしておくことも悪くないと思った。
今はそれほど過酷な競争をしなくていい時代。いろんな価値観が共有している。
特定の目的を果たすRPGから、エンドレスに街をつくるマイクラへ移行したようなもの。
明確な全クリというのは一生ない。どこで満足感を得るかは個に委ねられる。
→たしかに勝ち組負け組、みたいな考え方は今はないのかもしれない。人と比べるのではなくて自分との競争。谷尻さんも人がしていないことをしよう、という視点ではなく、ひたすら自分と目の前のクライアント、仕事に向き合ってきた結果、誰とも被らない今のポジションに至ったのではないだろうか。
自分の中の小さな不安をかき消すために、ちょこまか動き続けている
→満足したらそこで止まってしまう。どこか満たされない気持ちとか、不安に思う気持ちは、エネルギーになる
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Posted by ブクログ
バスケ理論がとても感銘を受けた。
谷尻さんは建築起業家で、
仕事への考え方を具体的に本に表現されていて、
とても参考になりました。
建築関係の話があり、途中理解できない箇所はあったが、
学生時代に、監督に怒られたこと。俗にバスケ理論はとても感銘を受けました。
味方にパスを出す際に取りやすいようなパスを出すんではなく、自分がそこの場所にいて欲しいパスを出す。そうすることによってそういうやつだと理解して周りが合わせるから。と
それは仕事に当てはめることができて、
親切で取りやすいボールばかり投げる仕事は、考えなくてもできる仕事=成長しない仕事。理想とする場所に向かうには、理想とする場所へのボールを投げる=成長できる仕事をさせてあげること
そんな考え方がとても良かったです。 -
Posted by ブクログ
・なぜを3回自問自答すると悩みの本質に迫れる
全体的にふわっとしていて、面白そうなところだけ読んだ。
でも、建築家は主に建築雑誌にしか登場しないから、いざ一般人が建築家に仕事を頼みたいってなった時に誰に頼んでいいのかわからないっていうのは本当にそうだと感じる。建築家のプライドなのだろうか。メディアにでるのがすべてではないのもわかるが、街をトップダウン的でなくて下から変えていきたいなら、「建築に興味がある人」だけしか知らないようなプラットフォームではダメだと思う。そういう意味で谷尻さんの社会への働きかけ方には納得!
某建築学生のコメントでした。
まだ社会人になってないからこそ、こういう感覚大事にしたい。