フランチェスコ・フランカビラのレビュー一覧

  • ホークアイ:リオ・ブラボー

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    このシリーズ、「アベンジャーズの一員の日常をスタイリッシュな絵柄とオフビートなセンスで描いた異色作」とか言われているが、最終巻でいきなり、負け犬が立ち上がるロッキーばりの熱い展開になるじゃないか。まさかこのシリーズで、ここまでグッとくるとは!

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    2018年08月10日
  • ホークアイ:リトル・ヒッツ

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    「マーベル・ナウ!」のホークアイ誌の続刊。前巻のホークアイの日常の中に訪れるトラブルを独特な表現を使いながら描いていく魅力は変わらず。むしろ複数の日をあえて時系列順に並べずに興味を惹きながら描いていく話や、飼い犬視点で言語を使わずピクトグラムだけで犬の気持ちを表現していく話など、意欲的な表現に取り組んでいるというだけで面白い。
    シナリオとしても前巻で出た関わりのなさそうな事件をヴィラン側でつなげたり、すでに問題が起きそうだった女性問題をケイトも含めて一度完全な問題として表現したり…とにかく予想もつかない方向から様々なものを見せてくれる。このままの雰囲気で最終巻まで行ってほしい。

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    2017年01月22日
  • ホークアイ:リオ・ブラボー

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    名篇! 大人センスを凝縮した作風でも最後はちゃんと大団円。手話等々あえて「わかりづらい」表現を使う中、子供の言葉でわかりやすくホークアイ達を語ったウィンターフレンズが後から読むと泣けてくる。

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    2016年04月26日
  • バットマン:ブラックミラー

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    まったくゴッサムって街は・・・

    初代バットマン復活後も同時並行して2代目バットマン(ディック・グレイソン)が奮闘する話(とはいえ、ブルースは登場せず)。まさかの人物登場で予想外の展開にグイグイと引き込まれる。アメコミは日本のマンガと異なり一本道で繋がっている訳ではないので時には設定が破綻しがちだが、逆に本作のように意外な接点から話が広がるのでこれもまた魅力の一つといえよう。その着眼点には驚かされる。とにかくスコット・スナイダーのストーリーテリングが素晴らしい。さすが『梟三部作」を手がけただけある。スタイリッシュなジョックと粘着質なフランチェスコ・フランカビラの画を使い分けた構成も巧く完成度は

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    2019年01月09日
  • ホークアイ:リオ・ブラボー

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    邦訳ホークアイシリーズ第4巻。
    クリント・バートンの小さな戦いは一度幕を下ろす。

    読み返してみるとこのシリーズはホークアイというキャラクターを知るのにぴったりなシリーズでした。
    歴史あるキャラクターですし、ライターによってその都度印象も違うでしょう。ジェレミー・レナーが演じるキャラクターともまた違うかと思います。ですが、「ホークアイ」のイメージの最大公約数を具現化したかの様な今回のホークアイ(少なくとも僕はそう感じました)、MCUから好きになったキャラクターですがさらに好きになりました。

    ホークアイの魅力は冒頭クリントが見てるアニメ「ウィンターフレンズ」の劇中でのセリフ「ウィンターフレンズ

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    2017年07月20日
  • ホークアイ:リトル・ヒッツ

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    邦訳ホークアイシリーズ第2巻。
    見どころは何と言ってもアイズナー賞受賞作「ピザ犬の冒険」。
    物言えぬ犬を主人公に、人間の言ってる言葉を犬が理解している(であろう)範囲で文字として言語化し、ピクトグラムを駆使した画面構成・表現方法にに「こんなマンガ表現があったなんて!」と驚きました。

    個人的には「クリント・バートンの6日間」も好き。
    クリスマス直前のクリント・バートンの6日間。というだけなんですがこれがいい。このシリーズでは珍しくスパイダーマンやウルヴァリン、トニー・スタークといった有名なキャラクター登場するというのと、時系列が前後することで徐々になぜそれが起きているのか明らかになっていくとい

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    2017年07月03日
  • ホークアイ:リオ・ブラボー

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    「リトル・ヒッツ」でケイトと別れてからのクリントを描く最終巻。本来は「L.A.ウーマン」に掲載されたケイトの話は交互に連載しているのだが固めて掲載されている。

    弓の腕はあるが常人であるクリントの公式任務以外を描いたこの作品らしくまとまっていた。

    ここまでの巻は様々な表現技法がとても楽しかったのだが、この巻に関してはどこか読みにくい印象を覚えてしまった。シナリオ的に佳境になってきたからだろうか。あえて「絵」に注目させていると思えばいい効果を生んでいるかもしれないので、一回で理解するためというよりは、何度か読み返して考えたときにしっくりくるような作品だと感じた。

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    2017年03月11日
  • ホークアイ:リトル・ヒッツ

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    ミニマルでお洒落なアートとユーモア、そぎ落としたシナリオが融合して、まさに大人のコミックといったてい。時系列をたびたび差し替える手法は大人向けにせよ難読ではある。ギルはいい端役だっただけに残念で、続編が気になる。

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    2016年01月01日