【感想・ネタバレ】バットマン:ブラックミラーのレビュー

あらすじ

ブルース・ウェインが帰還した後も、ディック・グレイソン(元ナイトウィング)は“もう一人のバットマン”としてゴッサムシティを守っていた。
スーパーヴィランの武器や道具を収集し、裕福な市民に売りさばく“ディーラー”……
禍々しい雰囲気を漂わせて街に帰ってきたゴードン本部長の息子……
そしてジョーカー!
ディックはバットマンとしての自己を確立するためにあがきつつ、ゴッサムシティの闇に巣食うおぞましい事件に挑む!
バットマン“梟”三部作のスコット・スナイダーがおくる、スタイリッシュなダーク・ミステリー!!

●収録作品●
『DETECTIVE COMICS』#871-881
(c) & TM DC.

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Posted by ブクログ

まったくゴッサムって街は・・・

初代バットマン復活後も同時並行して2代目バットマン(ディック・グレイソン)が奮闘する話(とはいえ、ブルースは登場せず)。まさかの人物登場で予想外の展開にグイグイと引き込まれる。アメコミは日本のマンガと異なり一本道で繋がっている訳ではないので時には設定が破綻しがちだが、逆に本作のように意外な接点から話が広がるのでこれもまた魅力の一つといえよう。その着眼点には驚かされる。とにかくスコット・スナイダーのストーリーテリングが素晴らしい。さすが『梟三部作」を手がけただけある。スタイリッシュなジョックと粘着質なフランチェスコ・フランカビラの画を使い分けた構成も巧く完成度は高い。ただショッキングな描写があるので、心していただきたい。

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2019年01月09日

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