業務用餅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレむ……六つ巴だと……!?
(追記)
中盤で出てきたレインの光竜王に対する懸念は、おそらく現実のものとなるだろうなと思っていたけれどもこの巻で回収してしまうとは思わなかったし、竜族の一番手として登場し、暴力の象徴のようだったレドグフがここまで変わるとは思わなかった。竜族の描写(存在そのものと言っていいかもしれない)がとにかく哲学的。もしかして、光竜王が千年前に封印されたのは、人類と竜族の未来を考えた末の最善策として敢えてとかあるいはもっと消極的には契約の線もあるのでは?争いを好まない優しいラスが竜族最高の素質を秘めているのもまさにこの辺りに通じている気がする。ラスはおそらく次世代の王の器。
冒頭 -
Posted by ブクログ
これはヤバい。すごい感覚的な話でうまく言えんけどハーキンがこれまでなんかの作品にいそうなのによくよく考えたら全く見たことない不気味なタイプのキャラ。父と弟の霊も本当に霊が存在するというより自身の内面にある別人格が見せてるんやろうけど、それにしても奇妙。ドゥーラ隊とレインの会談もハッとさせられた。読んでて何が正しくて何が間違っているのかわからんようになってくるというか、そういう考え自体おかしいのかもしれん。
前巻の引きで「は?意味わからん」と思ったフラックの帰国命令もきっちり理由を提示されてしまい、意味わかりすぎた。確かにこれは帰国一択……そしてそこから斜め上の別解が出てくるのほんまヤバい。何か -
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