辰井裕紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
広くネット媒体で活躍している辰井裕紀氏初の著書。
「地域に根ざしたローカル飲食チェーンがいかにして全国チェーンと渡り合っているのか」を日本全国から7店を実例として紹介している。氏の持ち味と言える徹底したリサーチ力が遺憾なく発揮された文章は元より、実際の食べ物や店舗の様子がフルカラー写真で紹介されている構成は読んでいて胃に訴えいてくるものがある。
全編通して、知らないお店は新しい知識として、知っているお店は新しい発見を楽しむことが出来た。
個人的に、一通り読んだ上で総括の最後にあった、
「ローカルチェーンは「楽しい」こそが最大の武器だ。」
という一文はぐっと心に刻みこまれた。
このコロナ禍にケリが付いたらば、この本を片手に各地へ足を運びたいものである。 -
Posted by ブクログ
元「秘密のケンンミンSHOW」リサーチャーが全国行脚して
知った、ローカル飲食チェーンの魅力と、繁盛する
とっておきのルールとは。「地元に残る」が価値になる。
・はじめに ローカルチェーンはこれほどまでにおもしろい
1 福田パン 2 551HORAI 3 ばんどう太郎
4 おにぎりの桃太郎 5 ぎょうざの満洲
6カレーショップ インデアン 7 おべんとうのヒライ
総括 ローカル飲食チェーン「12の強さ」
・おわりに
各章に参考文献有り。
著者が現地へ行って実食し、ローカル飲食チェーンの
関係者に取材して得た、その魅力と繁盛の秘訣。
店の歩みやエピソード、コロナ禍や災害での対応を織り込み、
「12の強さ」に辿り着く。中でも地元への思いの強さ。
本社も店も工場も食材の産地も、近くに、地元にあること。
利用する人も働く人も、地元の人。
地元に添った味と看板商品を提供し、
地元が誇る飲食チェーンで有り続けること。
そして、そこに行かねば味わえない価値が、
最大の秘訣に思えました。
読んでいたら各店のメニューが美味しそうでヤバい。
ばんどう太郎のみそ煮込みうどん、インデアンのカレー、
おべんとうのヒライの元祖ちくわサラダしなど、
食べたくなっちゃたし、551HOURAIの豚まんは大阪へ行ったら
必ずテイクアウトして、ホテルで食べたのを思い出しました。 -
Posted by ブクログ
全国各地のローカル飲食チェーンの中から、非常に狭い地域の中で圧倒的に人気を誇っている7店を選び、その料理の魅力とビジネスの特徴をまとめて一冊。
選ばれているのは大阪の551蓬莱のような有名店から、茨城県中心にやや高めの和食レストランを運営するばんどう太郎、北海道帯広を中心とするカレーショップインデアン、などである。セレクトは非常に良いところをついているな、と思ったのが第一印象。帯広のカレーショップインデアンは、私自身も札幌出身である、ちょっと名前を聞いたことがあるくらいで食べたことはないし、こんなに有名店・人気店だ、という印象もなかった。北海道の場合は広大なので特殊とはいえ、県を跨げば知名度がぐっと低まるように特定の地域で絶大な支持を集めている店がうまくセレクトされているように感じる。
ビジネス的な観点での考察もされており、特に共通性があるのは、製造工場を中心に一定のエリアで配送できる場所にしか店を出さないことによって、店舗需要にリニアに連動した生産・物流体制を敷いてムダを出さない仕組みなどである。551蓬莱にしても、1日3回、工場から各店舗への配送を行っている、という話も知らなかった。
ここで取り上げられた店のうち、食べたことがあるのは551蓬莱のみ。コッペパンの福田パン、ぎょうざの満州(特に1店だけ満州が運営する温泉旅館に行ってみたい)など、今後の訪問が楽しみになった。 -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 福田パン~全国に出ない価値。「救食」のやみつきバターパン
第2章 551HORAI~創業76年「関西だけの豚まん」を守る理由
第3章 ばんどう太郎~パートが女将。「地元味」に整える名物うどん
第4章 おにぎりの桃太郎~「雨」当日キャンセル料無料コンビニと喧嘩しないおにぎり
第5章 ぎょうざの満洲~「売り上げの4割がレジ横冷蔵庫」3割原材料費の埼玉発中華
第6章 カレーショップインデアン~十勝のワンコインで温める「変幻自在の鍋カレー」
第7章 おべんとうのヒライ~「中食・外食・コンビニ」三位一体のローカルメガチェーン
<内容>
著者は、日テレの「秘密のケンミンSHOW」の元リサーチャー。番組のコンセプトさながらの「ローカル・フードチェーン」を紹介。社長やこだわりの人を中心に、取材がされている。納得のでき。