エリナー・ポーターのレビュー一覧

  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    児童向けの本だけど、内容は大人にも通ずるものについて書かれていた。大人にも通ずると言うより、大人になってからこそ改めてふれたい話かもしれない。
    生きていく上で避けられない辛いことや悲しいことに対して、物事の本質を理解したうえで、明るい面に焦点を当てるということを自然にやってのける少女ポリアンナの姿には、目を見張るものがある。
    人生を虹のように鮮やかに色付けるのは、出来事そのものではなく、自分自身の物事の捉え方や考え方である。
    そしてポリアンナのような、人を疑わず心から愛する素直さ・純粋さや、ひたむきな明るさは周囲の人をもしあわせな気持ちにさせる。
    大人になるにつれて、忘れてしまいそうな幼少期の

    0
    2018年06月05日
  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    大好きです!!
    ポリアンナのように生きていきたい、と思わされました。
    私にとって、大事な、心に響く、信仰書のような存在でもあります。

    0
    2013年01月13日
  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    大感涙!!!
    お話をちゃんと知っているので期待を込めて読みましたが、期待以上です!!!
    通勤電車で鼻水たらして泣いてしまった。

    下手な自己啓発本よりもずっとずっとこちらの方がココロに響きます。
    闇に住んでいる時は、幸せを大いに語られても全く響きません。ほんの少し、ほんのり明かりが差し込む隙があったことに気づかせることが必要でしょう。そこは既に闇ではない。
    あぁ、ポリアンナ! あぁ、ポリアンナ!です(笑)
    そして、年齢が近づいてしまったせいか、ポリーおばさんにすごく感動。
    少し自分に重なったりします..

    この本に感動できる心があって、私は「よかった♪」。
    ステキな本をありがとう。
    ココロの教

    0
    2009年12月24日
  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    あまり期待せず手に取ったら…あらまあ、面白いではありませんか(少女小説の翻訳調)。

    ポリアンナといえば、遠い昔にハウス食品のアニメにあった、やたらポジティブな人だよなあ、とは思っていた。
    昔の翻訳だと名前がパレアナだったりするし、変な名前だなあとだけ思った。

    いざ読み始めると、作中でも変な名前扱いだったので笑ってしまった。
    ポリーとアンナの名前を足したものだそう。

    この時代に流行り、日本で家庭小説、少女小説と呼ばれたジャンルの作品群とは共通点が多い。 あしながおじさん、赤毛のアン、小公女セーラのように、孤児の少女が新生活をはじめること、言語能力によって新しい環境でムーブメントを起こし、幸

    0
    2025年06月07日
  • ぼく,デイヴィッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名字のない、ただのデイヴィッドはバイオリンで語る。

    父親を亡くしたデイヴィッドは、ホリー夫妻に引き取られる。日々の仕事よりも自然の美しさに心を震わせてバイオリンを弾く。デイヴィッドをおかしな子だと思っていた村の人々も、だんだんとデイヴィッドの考えに一目置くようになる。喜びも悲しみもバイオリンに歌わせるデイヴィッド、彼の秘密とは——。

    同じ作者であり「独特な子が常識的な周囲の人たちをほぐしていく」「過去に不幸なすれ違いから別れたままの恋人たちがいる」「初めはその子に戸惑っていた周囲もだんだんと感化される」「その子が倒れたときは村中が心配する」という要素がポリアンナと共通。ポリアンナよりも独特

    0
    2024年03月03日
  • ぼく,デイヴィッド

    Posted by ブクログ

    約100年前の児童書である。
    最近の児童書やYAは社会を反映して、離婚や虐待や貧困や発達障害、LGBTQなどが描かれることが多いが、昔の児童書ってこうだったなあ、と思う。
    ひねくれた子どもだったのでアニメの『ポリアンナ物語』が嫌いで、そのせいでこの作者にも興味がなかったのだが、いやいや、なかなか良かった。

    主人公のデイヴィッドは無垢な少年である。
    ハイジやセドリック(『小公子』)もこういうキャラだった。所謂大人が評価するお利口な子どもではなく、本当に邪気がなく、天衣無縫で、やさしく、明るい。こんな子どもは本当はいないのである。いないのではあるが、いたらきっとこんな風に世界は良くなるな、と思わ

    0
    2022年08月02日
  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつも心に愛のゲームを。

    孤児のポリアンナは独身のおばさんに引き取られる。気難しいおばさんと暮らすポリアンナは、亡き父から教わった「ゲーム」を村に広め、周囲を変えて行くのであった。

    小さい頃読んだけれど、正直に言って嫌いな話だった。どんな辛い状況でも喜ぶなんてできない、そんないい子の話なんて楽しくなかった。

    しかし、大人になって再読すると「なんでもうれしがるゲーム」に対して印象が変わる。子どもの頃に感じたのは、いい子でいることを推奨する圧力への違和感や拒絶だった。この「ゲーム」は自分から参加するものだ。押し付けられた「ゲーム」では、真に幸せにはなれないだろう。

    毎日を変えていくのは、自

    0
    2021年09月12日
  • ぼく,デイヴィッド

    Posted by ブクログ

    うわぁぁぁん
    おもしろい
    泣ける

    なんか似てるな〜と思ってたら
    ポリアンナの作者だったー!
    にてるなー!

    主人公が超!いい子
    いい子で天才でふしぎちゃん

    すれちがってるカップルが出てくる
    このへんもおもしろいけどポリアンナのおばさんっぽい

    0
    2013年02月28日
  • ポリアンナの青春

    Posted by ブクログ

    青春です(笑)

    13歳と20歳のポリアンナが描かれています。
    前半は13歳のポリアンナの無邪気によって、少々貧富の差や社会の矛盾を問題提起している感もあります。
    20歳になったポリアンナは大人になっていて、青春です。
    同情って時にすごく欲するけど、活字で書かれていると、欲してない相手にはひどく失礼なのかもしれないとも思いました...言葉に出してないからいいかの?ムツカシイ
    でも、皆が愛し合っていて良いっすなぁ~。

    がやはり前作にはかなわず。
    今一度「少女ポリアンナ」を読み返しています(笑)

    (H21.12 図)

    0
    2009年12月14日
  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    いかにも「女の子向け」の表紙ですね~(笑)  KiKi はどちらかというと、こういう表紙の本って中身がどうか・・・・という前に苦手意識が働いちゃうんだけど大丈夫だろうか・・・・・(苦笑)  TVのアニメの方のイラストだと全然そういうことがなかったんだけど、やっぱり着ているものの違いかなぁ・・・・。

    (全文はブログにて)

    0
    2009年11月24日
  • ポリアンナの青春

    Posted by ブクログ

    『少女ポリアンナ』の続編。原題は『POLLYANNA GROWS UP』。

    前半はポリアンナ in ボストン。コモンウェルス街とかボストン公立公園の描写が素敵でボストンはいつか行ってみたい。

    「あたしは、公園にいられて、それ以外にすることがなかったら、どんなにいいかと思うわ。」

    後半は6年後、ポリアンナ20歳。
    みんながみんな自分の好きな人は別の人が好きと勘違いしているあたり、ほとんどラブコメディ。エリナー・ポーターは恋愛小説も書いていたそうなのですが、いろいろ無理やりハッピーエンド。

    貧富の差や若い女性の労働問題などが出てくるのは当時の社会情勢によるものでしょうか。
    後半も含

    0
    2022年11月19日
  • ポリアンナの青春

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大人になっていくポリアンナ、変わるものと変わらないもの。

    ポリアンナを姉のところへ置いてくれないか。療養所で知り合ったデラに頼まれてボストンに住むカルー夫人の元へ行くポリアンナ。都会のボストンでポリアンナが出会った人は——。カルー夫人の探している甥ジェイミーや、それぞれの恋模様など、盛りだくさんの青春編。

    チルトン先生あっさり亡くなりすぎですよ。まずはそう言いたい。そして幸せゲームができなくなるポリアンナ。誰かほど不幸じゃないから私は幸せ、という考え方の限界をポリアンナは知る。辛いと感じている人にあなたは幸せですよ、と言う難しさも。与えるだけでは済まない貧しさが世にあることも。のべつまくな

    0
    2022年02月26日
  • 少女ポリアンナ

    Posted by ブクログ

    物語を知らず、全くの初読み
    物語は素晴らしいが、訳がわかりにくかった
    特に感情表現
    「のどのところに手をやって」だけでは喜んでいるのか怒っているのか困惑しているのか・・・
    どうとでもとれてしまうのでいちいちひっかかった
    (後の文章でどうおもっていたのかがわかりはしますが)
    感情移入はしにくい
    おばさんがポリアンナを可愛いと思っていく移り変わりが読み取りにくい

    0
    2011年05月22日
  • ポリアンナの青春

    Posted by ブクログ

    いかにも「女の子向け」の表紙ですね~(笑)  KiKi はどちらかというと、こういう表紙の本って中身がどうか・・・・という前に苦手意識が働いちゃうんだけど大丈夫だろうか・・・・・(苦笑)  TVのアニメの方のイラストだと全然そういうことがなかったんだけど、やっぱり着ているものの違いかなぁ・・・・。

    (全文はブログにて)

    0
    2009年11月24日