矢内裕子のレビュー一覧

  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    漫画製作の話が読めてよかった。ただ最近作はあまり知らないので、後半のインタヴューはよくわからなかったです。

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    2021年10月10日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

    購入済み

    少女マンガ好きにおすすめの本

    萩原望都先生の作品を見ながら、作品を構成する際の意図が詳細に説明されているところが、大変ためになりました。
    これから少女マンガを読むときには、作者が何を、どう見せたいのかを考えながら読めそうですし、描く方も頑張ろうと思いました。
    また、読んだことのない作品も紹介されていて興味がわきました。
    さらに、昔なつかしい作品名がたくさん出てきて、忘れていた昔読んだ記憶がよみがえりました。

    #タメになる #感動する #深い

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    2021年09月24日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    懐かしい萩尾作品の解説に、少女マンガの歴史。マンガはずーーっと好きなものの一つです。好みに合うものは読み続けますよ、何歳になってもね

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    2021年08月05日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    とても丁寧に萩尾望都さんの言葉を紡いでいて、ファンにとってもそうでない人にも分かりやすいと思いました。聞き手の矢内さんの情報量もすごいです。
    全ての作品をもう一度ゆっくりと読み返したいです!

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    2021年07月26日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    萩尾望都さんといえば、少女漫画の歴史とも言える伝説的な作家さんだ。
    が、残念ながら、自分自身は大人になるまで、ほとんど読んだことがない。
    唯一読んだのは『トーマの心臓』くらい。

    この本では、イタリアの大学に招かれて行った講演をベースに、少女漫画の歴史を概観し、表現の特質について語られる。

    表現論ではコマ割りのことが特に多く取り上げられていた印象がある。

    規則的なコマを割って物語を作っていくことがむしろ難しいという話があった。
    自分にとってはそれ自体が意外で、興味深かった。

    少女漫画の自在なコマ(例えば人物がコマを無視して、画面の前面に出てくるような配置)が読めない人がいるというのも、わ

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    2022年12月04日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    モーさま萩尾望都さんの伊ナポリ東洋大学とボローニャ大学での戦後少女マンガ史講演手塚治虫先生リボンの騎士から各年代の代表的作品と大奥までを解説。
    自作「半身」「柳の木」「イグアナの娘」解説となかなか興味深いお話がたくさん。当然ながら大泉サロンで袂を分けた竹宮惠子さん増山法恵さん少女マンガ革命についてはスルーしておりますwwww

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    2021年08月18日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    萩尾望都が語る少女漫画の歴史。萩尾望都が高く評価している作品は何かとか、手塚治虫はどんなところがすごいかといったことがインタビュー形式で書かれていてとてもわかりやすかった。「半神」などの作品が掲載されているのもうれしかった。

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    2021年07月25日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    ■少女マンガの岸辺で――まえがきにかえて 矢内裕子
    ■Ⅰ章 イタリアでの少女マンガ講義録
    ・少女マンガの歴史
    ・自作についての解説「半神」「柳の木」「ローマへの道」「イグアナの娘」
    ・質疑応答――イタリア人聴講者からの質問
    ・ドナテッラ・トロッタ氏によるインタビュー
    ■Ⅱ章 少女マンガの魅力を語る
    ・少女マンガは生きている
    ・私の創作作法
    ■Ⅲ章 自作を語る 『なのはな』から『春の夢』へ

    □萩尾望都氏との初対面 ジョルジョ・アミトラーノ
    □イタリアの秋 矢内裕子
    □著者あとがき
    □解説 中条省平

    この数年萩尾望都界隈が滾っている。
    個人的には「残酷な神が支配する」で凄まじい漫画に対面させて

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    2021年07月24日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    萩尾氏のナポリ大学での講義内容他。
    テーマは 日本における少女漫画史。

    漫画については私もあれこれ考察することはあるけれど、「日本における女の子の社会的在り方」に対しての自由への渇望であるとの見方は、「なるほどーーーー」と感じ入りました。
    なぜ我々はあらゆるジャンルを漫画に求めるのか。コマの間に何を探って読んでいるのか。なぜBLが確固たるジャンルとして座を占めているのか。
    窮屈な日本においてなんだって許される世界が少女漫画!
    すごいなー、この「みんなと同じ形」を重んじる日本において、よくこのジャンルが存在を許されたなと感動すら覚える。
    ある意味「少女漫画」は少女にしか理解できない謎世界だが、

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    2021年07月24日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    萩尾望都が2009年にイタリアの大学で行った講演(質疑応答含む)の記録と、自作や創作にまつわるインタビューをまとめたもの。
    講演では萩尾望都視点による日本の少女マンガ史の概観が述べられており、そこに挙げられた作品など萩尾望都史観とでもいうべきものが伺われて面白い。
    後半のインタビューもコマ割りに現れる個性の話などいろいろ興味深い。しかし、何十年も前に読んだと思われる漫画のコマ割りがさっと頭に浮かぶ萩尾望都の記憶力は凄い。

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    2021年06月28日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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    萩尾望都による少女漫画誌概論と、近作の解説。
    ほんとうに漫画が好きな人だな。よう読んどいでる。大泉の話でも出てきた、この漫画をあの人が描いたら……という遊びの話がここでも出てくる。

    岡崎京子を少女漫画の血脈の中で語っているのが新鮮。いや確かに萩尾望都と大島弓子からの影響は大いに語っているのだし継承者であるのは確かなんだけど。
    岡崎京子を男性批評家が理解できてなかったという話にどきりとする。わ、わたし、わかってるのかな…大好きだけど、自信なくなってきた。

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    2021年07月25日
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)

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     姉の持っていた『ポーの一族』を学生時代に読んで、ストーリテリングの巧さに感嘆し、エドガーの行く末に想いを馳せたものだった。
     『ポーの一族』の新作が40年ぶりに発表されると聞いて、当時の記憶が思い出されたが、期待半分、不安半分だったので、読むことはしなかった。
     そんな時本書が刊行されたので、手に取った。

     I章は、もともとイタリアでの日本少女マンガ講義を元にしたもので、著者の視点でのマイルストーン的な作品が紹介されるとともに、自作を素材にテーマやテクニックが語られる。
     タイトルは知っているが実際には読んだことのない作品が多くて興味深かった。


     II章は、I章を踏まえた上でのインタビ

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    2021年07月22日