子どもヤマビル研究会のレビュー一覧

  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    小学生の研究とあなどれない
    素晴らしい研究でおどろいた。

    これまでの常識までも
    覆すとは。

    私も医学系の研究を行っていた
    時期がある。系統立てて
    予測を立て、それに適した
    実験系を考え、実験し
    えられた結果から結論を導き出す。
    そこから考えられる新たな疑問を
    また研究する。

    終わりがない。
    結論が導き出せるとも限らない。
    でも、小学生は粘り強い!

    是非とも、応援したい。

    0
    2024年04月03日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    ヒルに興味を持って分からないことが出てきたら実験して調べて解き明かしていく子どももあっぱれだし、子どもにヒルがついたまま帰宅してヒルを家の中に入れる危険性があったにも関わらずヒル研究を許諾して研究を支えた親もあっぱれ。
    こうやって自ら調べていく子たちの未来が楽しみ
    世の中の当たり前を覆していく姿が良かった

    0
    2023年12月09日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    日本でも数少ない本格的にヒルの研究者たちはなんと小・中学生!?
    私は山登りが趣味なのでヒル問題はわりと切実ですが、この本のおかげで正しいヒル忌避剤の使い方をマスターしました(^o^)
    何より研究者たちの『わからないこと』への向き合い方が真摯で素晴らしい。

    0
    2023年11月01日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    「でも、ヒルの殺気が感じられない」

    そして、主犯に仕立て上げられたシカの冤罪を晴らそうと、さまざまな資料をあたって、調査研究機関のヒントを求め始めた。

    ↑面白かった

    0
    2023年04月30日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    子供の力は素晴らしい。大人は気持ち悪いと思うヒルを可愛いという。何百匹も何千匹も捕って観察を続け、発見をした。ヒルを語らせたらこの子たちの右に出るものはいないとまでになった。私は挿入写真も見たくなくて、知りたいけど読みたくないという葛藤と戦いながら読み終えた。心の奥では没滅を密かに願っている。

    0
    2022年05月17日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学生・中学生のこどもたちがヤマビルを研究する。大人はコーディネートするだけで、研究を引っ張ったり指示したりはしない。道具を用立てたりと環境を整えてやるだけ。

    表題にもある通り、ヤマビルが人間が来るのを察知して、その人間を狙い澄まして木の上から落ちてくるという例はほぼない。それを己の体を使った実験で実証する。
    そもそも木の上に登るヒルを見ることがないらしく、また木の上に登ったとしても、常時風があたり乾燥しやすい木の上でヒルが待機するメリットもなさそうだ。

    これらを発表したとき、しつこく彼らヤマビル研究会を否定する高年齢男性の記述も1つのクライマックス。いわゆる俗説・通説から抜け出せない典型

    0
    2022年04月27日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    主体的な学びという、学校ではよくテーマになる学習を地でいっている感じ。しかし自分や自分の子供たちの経験を通してみれば、実際の小学校で、主体的な学びというものは、あまりないように思える。学校の先生の筋書きがあって、そちらに誘導されているような風に思えてならなかった。しかしヒル研は一人一人の子供が主体的に学んでいて、その姿が頼もしかった。
    写真が白黒でちょっと見にくいのが残念。イラストなどを入れていくれたら、分かりやすかったように思う。またちょっと文章がとっちらかているようにも思えた。先生は一人一人の子供の人となりが分かっているから、このような書き方でもいいのだろうが、子供の前情報がない読者には、

    0
    2022年03月10日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    2011年から10年ほど三重県で活動している「子どもヤマビル研究会」の活動の様子や成果が綴られている。ヒトの血を吸うヤマビル、その生態はあまり研究されたり知られたりしていないと言い、知的に興味深く読んだ。もちろん、ヤマビルに対して素直に探究心をぶつけ、自分たちの疑問や考えへの答えを追求していく姿、感心したり応援したり。

    そして、著者の樋口さんを含め、周りで支える、ガイドする大人たちが素晴らしい。こんなチャンスがもっと多くの子どもたちの身近にあれば、自然や考えることが大好きな子どもが増えるに違いない。

    見るからに気持ち悪く、そしてヒトの血を吸うという生態から、嫌がられる、避けられる存在のヤマ

    0
    2022年03月05日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    子どもたちがヒルの生態を解明していくのが上手く書かれている。
    ヤマビルを生態系の一つとして客観的に観察して、解明すべきことが沢山あるなか、一つひとつ実験を繰り返していく。
    好奇心、探究心とはこういうものだなあと感心。読んでいてワクワクが伝わってくる。

    0
    2022年02月22日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    読みやすい内容だった。
    実験の目的や発見の楽しさ、子供たちが自ら学んで成長する過程が、羨ましく思えた。
    学校での一律の教育ではなく、子供自身が好奇心を持つことで学ぶ楽しさと自然環境の不思議を体験する。
    読んでいて私もワクワクした。
    けどヒルのリアルな実験の記述などは、虫嫌いの私には気味が悪った。

    0
    2022年02月12日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    三重県鈴鹿で活動している小中学生らによるヤマビル研究会の活動記録。
    誰もが当たり前に思っていたヒルは木から落ちてくるというのが実は正しくなかったというのは驚き(イデオンの1話で樹上からヒルが落ちてくる描写があるが、あれはソロ星の固有種で地球のヤマビルとは異なる種ということだろうか?)。
    その姿や血を吸うということから嫌われていることからか、ヒルはその生態があまり知られていないらしい。そこに子供たちの好奇心が巧くハマった感じなんだろうか?誰も知らないことを子供たちが自力で解き明かしていく姿は格好良い。

    0
    2021年11月30日
  • ヤマケイ文庫 ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記 増補版

    Posted by ブクログ

    ちょっと残念な内容だった。
    子供が科学的な見方を身につけて発表できるまでスキルアップする様子を伝える。この主旨はうまく出来ている。ただ自分はヤマビルが木から落ちない理由を実験だけではなく科学的に追求するような内容を期待していた。

    0
    2025年10月18日