ドナルド・C・ゴースのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ■印象に残った言葉
「もし人々の頭の中のライトがついているなら、ちょっと思い出させてやる方がごちゃごちゃいうより有効なのだ。」
有効であるかどうかは頭の中のライトのレベルを見極める精度が必要なので自身の頭に依拠するところがあるなあと思う…
■実体験と照らし合わせ
就職、転職、結婚、最終的になぜ生きるのかというところまで考える
第五部に関しては個人的に一番考えさせられる話であった。
今まで自責自責、自己責任と考えて生きていたがある意味思考停止であったことに気付かされた、
■感想
この本を読んで心底面白いと感じた気持ちは本物なのでそれが全てかなと。 -
Posted by ブクログ
「問題に対しどう向き合っていくべきか」という問題に向き合った本.
問題解決を生業とする研究者やコンサルタントだけでなく,学生や普通のサラリーマンにもおすすめできる.内容は平易だが,学びがあり,かつ,本質的だと思う.
問題は”現状と理想のギャップ”とはよく言ったが,本著では
現状=誰かの認識とすると示す「問題とは認識された状態と望む状態の間の相違」という表現の方が正しいな.
→認識が合わない人とはある問題の議論もできないということになる
「何が問題なのか」
「そもそもそれは解くべき・解きたい問題なのか」
「それは誰の問題なのか」
といった問いは
解くべき問題が予め定められた状態で,それをいか -
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Posted by ブクログ
問題を解決するよりも問題そのものを理解することが大事であるととく本。
以下印象にのこったセンテンス。
何がまずいのか?
問題を抱えているのは誰か?(6)
問題とは認識と欲求のギャップ
感受性をさげると欲求レベルが下がるので認識とのギャップを感じなくなる。(16)
解法を問題の定義と取り違えるな。とくにその解法が自分のもののときは要注意(41)
問題の正しい定義がえられたかどうかは決してわからない。問題が解けたとおもった後でも(45)
究極の解答はない。だけどそれを求め続けることをやめてはいけない(46)
問題を扱う上でほんとに大事なのは、問いは決して得られないという覚悟をきめること。にもかか -
Posted by ブクログ
「問題とは何なのか?」「それは誰にとっての問題なのか?」「その問題を本当に解決したい人がいるのか?」など、問題解決を行う人間が心に留めておくべき考え方を、ユーモラスな文体やストーリーと共に説明している本。
全体的に文章として面白いし、いちビジネス書としても勉強になる。
ただ、1987年のアメリカで発行された本なので仕方ないが、現代の若者にはピンとこないシナリオや例えでつっかかりを覚えること多少。
より最近の本では、安宅和人さんの「イシューから始めよ」と似たような問題意識から始まっているように感じる。
「イシューから始めよ」についても再読してみるか。 -
Posted by ブクログ
問題発見の大切さが説かれている本。
そして、その奥深さやトラブルについてをエピソードつきで教えてくれる。
読み物として面白いし、かつ少し大きな視野で「問題発見」をとらえることが出来た。
常に「真の問題は、誰の、何か。それは解きたい問題か?」というのを意識して生きたい。
【心にのこったワード】
- 問題は特より発見するほうが難しく、ずっと面白い。実人生で本当にものをいうのはそこなのだ。
- 問題をかかえてるのは誰か? あなたの問題の本質はなんですか?と聞くといい
- 問題とは、望まれた事項と認識された事柄の相違である
- 問題をもっと重大化しようとしてみることによって解決策を見つけ出すとい -
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Posted by ブクログ
非常に有益なことを書いているが、読みにくい
掻い摘んで重要な箇所、ストーリーを復習して読めばokay
われわれは腹の中に問題を解きたいという自然の欲求を持っているため、どうやらせっかちに解答に飛び込んでしまうようだ。多分答えを言う前に、2.3の問いを欲したほうが賢明であろう。
問題解決者であることをやめて、問題群解決者ななってしまっている。
この精神的切り替えの練習をするには
①問題を抱えているのは誰か?
②あなたの問題の本質はなんですか?
を尋ねてみると良い
問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違である
問題の正しい定義が得られたかどうかは決してわからない、問題が解けた後 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ問題をどう扱うか。問題とどう付き合い、うまくやるか。そのエッセンスがいくつも入っている。
問題と向き合う私 を俯瞰的に見て、それをさらに俯瞰的に見る存在の視点から、問題と当事者との関係について、よりベターな関係を築くことができる、稀有な本。
また、問題の本質に近づくシンプルな方法は、それについて素朴で適切な質問をする、ということではないか。本書の中にもそれに近いことが書いてある。
以下、印象に残ったこと。←は私の補足。
・解法を問題の定義と取り違えるな。ことにその解法が自分の解法であるときには注意
←例えば、自分の得意なツールが万能、と思っているときなど。
・正しい問題定義が得られた -
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Posted by ブクログ
・問題とは、期待と事実の差異。
期待▶︎みんながゆったりと座れる電車
事実▶︎満員で立ちっぱなし
・問題は何か?
▶︎問題を抱えているのは誰か?
・ライトついてますか?
▶︎高速道路のトンネル出口につけた。
設計者は、トンネルを出るときはライトを消してね。けど夜なら消さないでと言うことを伝えたかった。しかし、この文は長すぎる。そこで、ライトついてますか?という文にした。
▶︎大半の人はライトをどうすればいいか知っているが、トンネルを出る際に思い出さない人が大半であったから。
つまり、こうせよ。と命じるのではなくて、そのことについて一瞬考えさせた。 -
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