笛美のレビュー一覧

  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

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    フェミニズムって食わず嫌いせず性別問わず読んでほしい。
    みんな読んで痛いとこ突かれて。
    問題のある社会構造の一部に自分もなってるんだと気付かされる。
    それが手っ取り早い生きやすくなる方法なんだが、
    押し殺してる自分に気づけなくなっていく

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    2021年10月01日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

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    「見える」と「気づく」では全然違う。
    「気づく」に至るまでの筆者の変遷がじっくり書かれていて、随所にあれ、この話って、自分のこと?そうだよねそうだよねと共感しながら読み進めていった。この人の行動力に突き動かされた人はたくさんいるだろうな。書いてくれてありがとうと言いたい。

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    2021年08月10日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

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    フェミニズムを知りたいと思う入口にいる者には、後半につれフェミニズム色が強くなっていき、置いてけぼりを感じる。
    それなりに稼ぎつつも、上を目指す野心のない私は、あまり男社会の中で真っ向から悔しい思いをすることもなかった。
    結婚してないけど、したいとも思わないし、そこに引け目も感じない。
    著者は誰かと競うゲームのど真ん中にいたから余計強く感じたのかな、とも思う。
    社会構造がおかしいのはもっともだろう。
    私はまだまだ知らないことも多いし、洗脳されている部分もあると思う。それは女も男も関係なく。
    ただ、生きたくないとか、結婚したくてもできない、ことの全ての原因が自分以外の社会にあると結論付けれること

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    2025年03月30日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

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    一人の社会人・笛美さんが、どうやってフェミニストになっていったかを等身大で綴ったエッセイです。
    社会人になってからの心の変遷を順を追って丁寧に書いているので、フェミニズム的な視点から見たら「え?」と言われてしまいそうな認識も、その認識のままありのままに記載されています。
    この本を読むと、女性がフェミニストになったからっていきなり別の人種になるわけでなく、学びながら少しずつ自分の中にもジェンダー平等の価値観を育てていっていきたいと思っている人たちなのだということが伝わると思います。

    ジェンダーを学び始めると、いろんな専門用語があり、一つ一つの考え方が新鮮で視野が開けて、今までと違う世界が見えて

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    2021年08月18日
  • ぜんぶ運命だったんかい――おじさん社会と女子の一生

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    検察庁法改正に反対するTwitterデモで注目を集めた著者による初の書籍。フェミニズム入門によい。
    日本がおじさん社会とは感じていたが、広告代理店という世論に大きな影響をもつ会社でここまで旧態然とした価値観がいまだ幅をきかせていると知り愕然とした。。日本のジェンダーギャップ指数がいっこうに上がらないのも納得である。やや全てをおじさん社会のせいにしすぎな感もあるが、これまで無意識のうちに受け入れてきた男性と女性の関係の理不尽さを等身大の言葉で明らかにしてくれている。

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    2021年08月12日