平井一夫のレビュー一覧
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ビジネス本というよりも人としてどう人と接するか。どう正直にやっていけるか。人をいかに大切にできるか。当たり前に聞こえるけど、経営危機の会社を何度も再建する中でそれを実行してきた人は、人としてなんて強く、まっすぐだろうと思わさせられた。Posted by ブクログ
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ロジカルかつエモーショナルな経営者の話。ユベール・ジョリーはフランス人の感覚でアメリカのリテール企業を立て直したのかなとも感じた。大陸欧州の人間尊重的なエッセンスも見えた。リストラもしているのだけど。
おもしろいのが、彼が2019年にCEOを退任してコリー・バリーに交代しても継続して業績を伸ばし、...続きを読むPosted by ブクログ -
購入した本。令和のリーダーシップや経営者論に関する本。
リーダーシップの語源「leith」→「境界を超えて足を踏み出す」という意味。語源を辿るとリーダーシップとは自分の慣れ親しんだ考え方や環境を飛び越え、新しい選択をすること。
人生とは快楽や権力を求める旅ではない。人生とは「意味の探求」である。...続きを読むPosted by ブクログ -
ざっくり読んだのでなんとなくの流れを把握した程度。てっきりカメラ事業で良い感じになったのかと思っていたけどそればかりではないことがわかった。ソニーがどう立ち直ったのかはもちろん、リーダーとしてどうあるべきかという部分が勉強になった。Posted by ブクログ
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リーダーとしての考え方、覚悟を実体験に基づき平易な文書で記された良い本。異見を求めるや厳しいことは自ら率先など、是非心がけていきたい。Posted by ブクログ
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生の声と思うのでリアリティがあっていい
具体的な組織の再生方法はようわからんが
作中出てくるオートパイロット、この状態
ただの実務者でも目指せる。
日頃の自分に落とし込みしないといけないPosted by ブクログ -
ソニーを再生させた若手社長の手腕を知った。経営能力というより、人を動かすリーダーシップ力と海外で育った経験による如何に生き抜くかの根底にある底力が重要であった。Posted by ブクログ
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パーパスやクレドによる経営がなぜ効果的なのか、必要なのか。経営の目的を「利益を稼ぐこと」にしてはいけないのか。経営者本人が実践したことが語られた書だった。翻訳本だからかやや読みにくい箇所がありました。Posted by ブクログ
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5000億円を超える赤字の中、CEOに就任し、わずか数年で過去最高益を達成する見事なターンアラウンドを実現した平井一夫さん。本書ではさらに、ソニーコンピュータエンタテインメントアメリカの建て直し、Playstation3で大きな損失をたたき出したソニーコンピューターエンターテイメントの建て直しという...続きを読むPosted by ブクログ
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「ソニータイマー」なんて囁かれていた時期から、直近でいち消費者として「LSPX(単焦点プロジェクター)かっこいいな」「PredictionOneいけてるな」と思うようになるまで、ソニーの経営数値はあまり追わずともソニーが変化した印象があったのだが、その変遷の時代の社長であった平井さんの著書。
彼の中...続きを読むPosted by ブクログ -
平井氏は日本の大企業の元社長とは思えない爽やかな印象。異見を大事にすること、現場のエンジニア一人一人と話をすること、相手が話しやすいように気を使うこと等参考になった。
オンとオフを明確にし、趣味には没頭する、自分の人生を生きるというロールモデルでもあるように思う。Posted by ブクログ -
日立を変えた異端児の物語(69歳の再登板)に続いて、SONYを変えた異端児の物語(子会社採用、そして帰国子女の抜擢等)であります。前任社長が英国人という事もあり、英語が母語(バイリンガル)の平井さんにはチャンスがあった、という事かも知れませんが、危機に際しては、異端児が求められる、というのは、日立で...続きを読むPosted by ブクログ
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私はソニーに関心を持たなくなって久しいが、復調しつつあるソニーがどういう経緯を辿っているのか、ちょっと興味があった。
平井氏は入社はCBSソニーで、エレクトロニクスが本業のソニーでは完全に傍流の方でした。しかし本業が振るわない中、プレイステーションが大当たりし「ちょっと手伝って」となる。それがただの...続きを読むPosted by ブクログ -
とても参考になります。平井さんの人柄の出た口調で読みやすく、社長として、リーダーとして、一人間として今後の社会人生活の参考になります。
知ったか振るのではなく、分からないことは分からないと伝え、相手から教わる姿勢。社員と同じ立場に立って異見を聞く。リーダーとして、方向性と最終責任を持ちつつ、部下が仕...続きを読むPosted by ブクログ -
異なる意見=異見を聞くということを大切にして、マネジメントをおこなってきたことが詳説されている。
現場に出向いて、率直な意見を聞く。
そのためには、あらゆる手を尽くす。
トップとして一度決めたら、絶対にハシゴを外さない。
などなど、心理的安全性を保つ系のリーダー。
クライシスに強いというのはとても...続きを読むPosted by ブクログ -
知ったかぶりをしない、異なる意見を求める、量より質 本書で特に心に残った言葉。
昔から分からない事を相手に素直に言えないクセがあったけど分からない事は素直に話して学んでいく事の大切さを教わった。
自分の考えに固執していると気付いた時点で人に異見を求めて軌道修正するクセをつけようと思った。
昔は...続きを読むPosted by ブクログ -
「ソニー再生」という本は、ソニーの社長を務めた平井一夫さんが、3度も危機の中で組織を再生させた物語が記されています。この本には平井さんのリーダーシップの秘訣が詰ま っています。
平井さんは危機に立ち向かうリーダーにはEQ (心の知能指数)の高さが求められるとし、異なる意見である「異見」 を言いやす...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルまんま、ソニー再生を行ったリーダーの軌跡本。(あと現在の社会貢献事業の紹介もしたかったらしい)
良かった点
サブタイトル「異端のリーダーシップ」とあったのでどんだけ激烈なのかと思いきや、それが自分にできるかどうかは置いておいて、よい意味で改革は真っ当というか普通。先延ばししない、後出しじゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
新卒で日産にいくか、CBSソニーに行くか悩んでいた筆者に対して、父親が「いいか。自動車メーカーに行ったらおまえが課長くらいになるころにはもう、アフリカでジープを売るしかなくなっているぞ」という表現をしたのがめちゃめちゃ面白い
つまり、クルマは1人で何台も持たないが、ソフトは無限の可能性がある、という...続きを読むPosted by ブクログ