さくまゆみこのレビュー一覧

  • シャーロットのおくりもの
    子どもたちに是非読んで欲しい本です。
    シャーロットとの世界観と、動物たちの描写がとっても、豊かに表現されて心があらわれるようでした。
  • シャーロットのおくりもの
    豚のウィルバーは、「てきそこない」として生まれてファーンのお父さんに処分されそうになったところをファーンが必死に止めて助かりました。
    ファーンが愛情を注いで育てたので、立派な豚になりました。
    お父さんの兄弟の営んでいる農場に引き取られてからもどんどん大きくなり、今度はクリスマスのご馳走用につぷされる...続きを読む
  • わたしは夢を見つづける
    人種差別が残る時代にオハイオ州で彼女は生まれた。
    ニューヨークに移り住む前は、サウスカロライナの祖父母のところで暮らしていた。散文詩調文章が南部の美しい情景を引き立たせる。

    #中高生
  • シャーロットのおくりもの
    とても良い本!
    子供だけじゃなくて、大人にも読んで欲しいです。
    命の大切さを考えさせられます。

    とにかく、子豚のウィルバーの可愛らしさと、クモのシャーロットの賢さに感心させられる。
    人間も見習うところいっぱいです。

    これを読んだら、もう豚さんなんて絶対に食べられない(泣)
  • 子どもの本で平和をつくる ~イエラ・レップマンの目ざしたこと~
    "希望"というテーマの本を紹介されたときに、大好きな馬の表紙に惹かれて読むことにしました。
    ホロコースト後のドイツで、ドイツの子どもたちのために本を集めたユダヤ人の女性の伝えたかったことが絵本になっています。
    立ち上がれないような困難にぶつかったとき、人は本に救われることがあるのだと、それを実感した...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    誰が主人公?
    このこぶたちゃんは、こんなに美味しそうな残飯を食べているの?
    今読んでも何度読んでも幸せになる。

    #小学生
  • 子どもの本で平和をつくる ~イエラ・レップマンの目ざしたこと~
    戦争により貧しさ、悲しさの中にいた子ども達の心に灯された小さな光。それは本によって灯された光だった。
    ナチスの迫害から逃れた女性が終戦後にドイツに戻り始めた「子ども達に本を」という運動は、やがて多くの国を動かし、今につながる大きなものとなっていった。
    ひとりの人間の思い、行動の凄さ尊さを改めて知る。
  • わたしは夢を見つづける
    1963年の2月12日、アメリカの南部オハイオ州コロンバスで「わたし」は生まれた。その頃の南部はアフリカ系アメリカ人への差別撤廃のために大きく揺れていた。
    アフリカ系アメリカ人の家庭に生まれた筆者の、その後の両親の離婚やサウスカロライナへの引っ越し、祖母からの「エホバの証人」信仰、ニューヨークへの引...続きを読む
  • わたしは夢を見つづける
    アフリカ系アメリカ人の少女の話なのに、なぜこんなにも共感してしまうのでしょうか。「子ども時代」にはすべての人に共通するものがあるのでしょうか。
  • わたしは夢を見つづける
    アメリカを代表する児童書作家ジャクリーン・ウッドソンの自伝的な作品。オハイオ州での幼児時代から、両親が離婚して母の故郷である南部のサウスカロライナ州へ。そして母が新天地をもとめて移り住んだニューヨークへ。

    ウッドソンには「マディソン通りの少女たち」というシリーズがあるので、ああ、こうしてマディソン...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    食べられそうになるブタを助けるクモの話

    あるところにある豚が生まれましたが出来損ないだからと言ってお父さんが豚を殺そうとしてしまいます。
    そこで子供が殺しちゃダメと言ってブタを飼うことになりました!

    もともと僕はブタを飼いたかったのですがこの本を読んでより一層ブタを飼いたくなりました(マイクロブ...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    アメリカで初版が出版されたのが1952年、
    それからずっと世界中で読み継がれているロングセラー。

    友情、生きること、死ぬこと、
    子どもの本だからと妥協せず、真正面から訴えてきます。

    数々の美しい言葉で。

    挿絵がまた素敵です。
    「大草原の小さな家」「しろいうさぎとくろいうさぎ」
    のイラストレータ...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    シャーロットのおくりものという題名と、表紙の女の子の絵で、この人間の女の子が主役なんだろうと思いがちだが、シャーロットはクモの名前、女の子が腕に抱いているブタを助けるお話。映画のベイブにちょっと似ている。
  • シャーロットのおくりもの
    シャーロットがクモであることに、驚いた。ウィルバーがとても愛らしく、ほっこりする、素敵なお話だった。
  • シャーロットのおくりもの
    タイトルになっている「シャーロット」
    クモだったとは、意外でした。
    小さく賢いクモが、友だちのブタの命を助けます。
    蜘蛛の巣に「たいしたブタ」と文字を書くと、人間たちが「奇跡だ!」と大騒ぎ。
    そんな人間がこっけいです。
    ブタは屠殺せれずにすみますが、クモは卵を産んで死んでしまいます。
    「クモの一生な...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    表紙の女の子がシャーロットだと勝手に勘違いしていたので、読み進めてこけました(笑)

    子どもが少し大きくなってきたので、児童文学に興味を持ちはじめて読んだ作品。
    名作とされるだけあって、非常に内容豊かな作品。命の大切さ、友情、言葉に出すと陳腐だけど、それがイキイキと描かれている。児童文学は子供のため...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    クリスマスに食べられてしまう子豚のウィルバーを救うために、クモのシャーロットが知恵を絞って助けます。

    シャーロットが豚小屋の入り口にクモの糸で「素晴らしいブタ」と書いてくれたお陰で、ウィルバーは奇跡のブタとして品評会で1位に選ばれ、食用になることから免れます。
    しかしシャーロットは卵を産んで力尽き...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    ゆたかな農場の描写がほんとうにいきいきしてて、乾いた干し草のにおいがしてきそうなくらい。こぶたの愛らしさ、シャーロットのなんともいえない気品や賢さ、農場の動物たちの愛嬌なんかが、全体の雰囲気を楽しいものにしてるけど、一番のテーマはたぶん「生きるということと、死ぬということ」。あと、友情とか、成長とか...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    子ブタのウィルバーにできた友だちは、納屋の戸口に巣をはった小さなクモ、シャーロット。ウィルバーがベーコンにされないよう、賢いシャーロットが考えた作戦とは? きっと、クモを見る目が変わるよ!
  • シャーロットのおくりもの
    都会に生きている人には日常ではないけれど、
    農場に生きる人にとっては家畜の子供が生まれ育っていくことも、
    子供たちが成長していくこともまったくの日常です。

    でも、その中で、少女・ファーンとこぶたのウィルバー、
    くものシャーロット、ねずみのテンプルトンが出会ったところで、
    日常の中に、ちょっとした、...続きを読む