さくまゆみこのレビュー一覧

  • シャーロットのおくりもの

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    命を見つめる本です。見つめさせてくれるのはこの本にでてくるすべての命ある存在。
    題のシャーロットってどんな存在かなと思って読み始めると人によってはサプライズかもしれません。
    河合隼雄先生もこの本の素晴らしさを話しておられて、それはYouTubeで聴けます。よかったら検索してみてください。

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    2025年09月15日
  • シャーロットのおくりもの

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    シャーロットそっち!?
    と、やっぱりなりました。

    シャーロットの活躍に子どももワクワク読めて
    命について考えさせられる場面もあり
    ずっと読み継がれているのも納得です。

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    2025年07月24日
  • とってもすばらしい場所

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    ルーカスの嬉しい気持も、寂しい気持も、わかる気がする。お父さんもお母さんもたいへんなんだよね。でも、金色の門の向こうの世界が夢でよかった。あれは本当に素晴らしい場所なのかな…お母さんはルーカスの頑張りをわかってくれた。レポート見てくれた。見てほしかったんだよね。よかった。とってもすばらしい場所は、きっと近くにある。今はまだなければ、もう少ししたら自分で探せる。大丈夫。

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    2025年05月02日
  • おばあちゃんの白い鳥 ~ガザのものがたり~

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    もう、本当に、子どもたちにはこんな経験させないでほしい。学校にいる間に爆撃があって、家族も心配で、自分だって危ないのに、おばあちゃんのことも心配だし…こんなことって、経験しなくてもいいはずですよね。せっかく展覧会に招待されたのに、ガザが封鎖されて出られないなんて…悲しいし、つらい。こんな思いをする子がいなくなりますように。平和な世界で夢を叶えることが当たり前になりますように。

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    2025年02月02日
  • エンザロ村のかまど

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    エンザロ村というところの、伝統的なかまどのことなのかと思ったら、日本人が作り方を教えたものだとは。岸田袈裟さんすごいなあ。たしかに、電気やガスを使うものを作っても、後が困るのか…その土地で作れて長く運用できるものでなくては。メンテも自分たちでしなければいけないし。そこの暮らしに合ったもので、暮らしてゆかなければね…絵もとてもいいなあ。

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    2025年01月26日
  • シャーロットのおくりもの

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    アメリカのドラマを観ていると、登場する子どもがこの作品を読んでいるシーンが何度かありました。
    1952年初版のベストセラーだそうです。

    おしゃべりする動物たちはもちろんのこと、農場や納屋、品評会などのアメリカ的風景?もファンタジーに思えます。笑 

    「最後の日」の章、
    「あなたは、いいお友だちだったわ。それだけで、すばらしいことじゃないの。あなたがすきだから、わたしは網に文字を書いたのよ。生きるって、どういうことだと思う?生まれてきて、少しばかり生きて、死んでいくでしょう。クモの一生なんて、わなをしかけたり、羽虫を食べたりの、さんざんなものなの。あなたをたすければ自分の一生が、ちょっとはまし

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    2024年06月11日
  • シャーロットのおくりもの

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    2024/2/14〜5/25(土)、小2→3娘へ寝る前に少しずつ読み。ここまで直接「死」が扱われている物語は、娘にとっては初だったと思う。朗らかな牧場で繰り広げられる動物模様。終盤のシャーロットとの別れのシーンは、やはり心がギューっとなる。その後にシャーロットの子、孫…へと物語が繋がっていくのが、良い。
    たまごぶくろが「モモのような色p176」とあった。家の周りで見るたまごぶくろは白色だよねと娘と話す。今後はたまごふくろを掃除してしまうのがはばかられるような、でも放っておいた後のことを考えるとやはり掃除したいような…。
    2024/5/26

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    2024年05月26日
  • シャーロットのおくりもの

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    子どもたちに是非読んで欲しい本です。
    シャーロットとの世界観と、動物たちの描写がとっても、豊かに表現されて心があらわれるようでした。

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    2024年01月04日
  • シャーロットのおくりもの

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    豚のウィルバーは、「てきそこない」として生まれてファーンのお父さんに処分されそうになったところをファーンが必死に止めて助かりました。
    ファーンが愛情を注いで育てたので、立派な豚になりました。
    お父さんの兄弟の営んでいる農場に引き取られてからもどんどん大きくなり、今度はクリスマスのご馳走用につぷされる可能性がでてきました。
    それを救ったのはクモのシャーロットでした。クモの巣に文字を表し大評判にしたのです。

    クモの苦手な私も、これからはクモを見る目が変わるでしょう。クモにこんなに愛情と知性があるなんて!
    クモと豚の友情も微笑ましいですね。本人たちは真剣そのもの!
    ネズミのテンプルトンも憎まれ口を

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    2023年01月08日
  • わたしは夢を見つづける

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    人種差別が残る時代にオハイオ州で彼女は生まれた。
    ニューヨークに移り住む前は、サウスカロライナの祖父母のところで暮らしていた。散文詩調文章が南部の美しい情景を引き立たせる。

    #中高生

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    2022年11月30日
  • シャーロットのおくりもの

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    とても良い本!
    子供だけじゃなくて、大人にも読んで欲しいです。
    命の大切さを考えさせられます。

    とにかく、子豚のウィルバーの可愛らしさと、クモのシャーロットの賢さに感心させられる。
    人間も見習うところいっぱいです。

    これを読んだら、もう豚さんなんて絶対に食べられない(泣)

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    2022年10月23日
  • 子どもの本で平和をつくる ~イエラ・レップマンの目ざしたこと~

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    "希望"というテーマの本を紹介されたときに、大好きな馬の表紙に惹かれて読むことにしました。
    ホロコースト後のドイツで、ドイツの子どもたちのために本を集めたユダヤ人の女性の伝えたかったことが絵本になっています。
    立ち上がれないような困難にぶつかったとき、人は本に救われることがあるのだと、それを実感した読み手として、大いに共感し泣きそうになりました。

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    2022年10月13日
  • シャーロットのおくりもの

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    誰が主人公?
    このこぶたちゃんは、こんなに美味しそうな残飯を食べているの?
    今読んでも何度読んでも幸せになる。

    #小学生

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    2022年09月09日
  • 子どもの本で平和をつくる ~イエラ・レップマンの目ざしたこと~

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    戦争により貧しさ、悲しさの中にいた子ども達の心に灯された小さな光。それは本によって灯された光だった。
    ナチスの迫害から逃れた女性が終戦後にドイツに戻り始めた「子ども達に本を」という運動は、やがて多くの国を動かし、今につながる大きなものとなっていった。
    ひとりの人間の思い、行動の凄さ尊さを改めて知る。

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    2022年05月20日
  • わたしは夢を見つづける

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    1963年の2月12日、アメリカの南部オハイオ州コロンバスで「わたし」は生まれた。その頃の南部はアフリカ系アメリカ人への差別撤廃のために大きく揺れていた。
    アフリカ系アメリカ人の家庭に生まれた筆者の、その後の両親の離婚やサウスカロライナへの引っ越し、祖母からの「エホバの証人」信仰、ニューヨークへの引っ越し、友だちや学校でのできごと、親戚の不幸、作家になりたいという想いなど、著者の半生の思い出を、解放運動の動きとともに美しい文章の連なる散文で描いた一冊。

    ******* ここからはネタバレ *******

    正直、詩の形式を取った話は読みにくくて好きでないことが多いのですが、この本は違いました

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    2022年01月05日
  • わたしは夢を見つづける

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    アフリカ系アメリカ人の少女の話なのに、なぜこんなにも共感してしまうのでしょうか。「子ども時代」にはすべての人に共通するものがあるのでしょうか。

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    2021年12月23日
  • わたしは夢を見つづける

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    アメリカを代表する児童書作家ジャクリーン・ウッドソンの自伝的な作品。オハイオ州での幼児時代から、両親が離婚して母の故郷である南部のサウスカロライナ州へ。そして母が新天地をもとめて移り住んだニューヨークへ。

    ウッドソンには「マディソン通りの少女たち」というシリーズがあるので、ああ、こうしてマディソン通りの少女になったんだ、と合点がいった。南部の文化も、ニューヨークの街の文化も、あらゆるものが体のなかにとけこんでいるんだな。

    ウッドソンが生まれたのは1963年。時あたかも公民権運動が高まりを迎える時代。おさないウッドソンがその渦中に飛びこむことはなく、また母がエホバの証人だったそうで(しらんか

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    2021年10月27日
  • シャーロットのおくりもの

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    食べられそうになるブタを助けるクモの話

    あるところにある豚が生まれましたが出来損ないだからと言ってお父さんが豚を殺そうとしてしまいます。
    そこで子供が殺しちゃダメと言ってブタを飼うことになりました!

    もともと僕はブタを飼いたかったのですがこの本を読んでより一層ブタを飼いたくなりました(マイクロブタを飼いたいが高いらしい)

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    2021年02月22日
  • シャーロットのおくりもの

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    アメリカで初版が出版されたのが1952年、
    それからずっと世界中で読み継がれているロングセラー。

    友情、生きること、死ぬこと、
    子どもの本だからと妥協せず、真正面から訴えてきます。

    数々の美しい言葉で。

    挿絵がまた素敵です。
    「大草原の小さな家」「しろいうさぎとくろいうさぎ」
    のイラストレーターですもの。

    ちいさなシャーロットの 大きな行動に 心がふるえます。

    どうかこれからも読み継がれますように

    ≪ 農場の 子ブタをすくう 奇跡とは ≫ 

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    2020年06月22日
  • シャーロットのおくりもの

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    シャーロットのおくりものという題名と、表紙の女の子の絵で、この人間の女の子が主役なんだろうと思いがちだが、シャーロットはクモの名前、女の子が腕に抱いているブタを助けるお話。映画のベイブにちょっと似ている。

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    2018年09月26日