ジャクリーン・ウッドソンの作品一覧

「ジャクリーン・ウッドソン」の「わたしは夢を見つづける」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • わたしは夢を見つづける
    4.8
    1巻1,584円 (税込)
    明日への希望をリリカルに描く! 国際アンデルセン賞受賞作家ジャクリーン・ウッドソンの代表作であり、自伝的作品。 ―――言葉が意味を集め、      それが思いとなって、       頭の外に出て行き、文章になる。――― 「言葉をつかまえたい」と願う作者が、本当に求めていたものはなんだったのか……。 自分の誕生から子ども時代の思い出、文字やことばに興味をもったきっかけ、作家への夢、様々な人間模様などを、イメージに富む散文詩でリリカルに描く。人間として生きる権利とは何かを少女の目を通して語られる。

ユーザーレビュー

  • わたしは夢を見つづける

    Posted by ブクログ

    人種差別が残る時代にオハイオ州で彼女は生まれた。
    ニューヨークに移り住む前は、サウスカロライナの祖父母のところで暮らしていた。散文詩調文章が南部の美しい情景を引き立たせる。

    #中高生

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    2022年11月30日
  • わたしは夢を見つづける

    Posted by ブクログ

    1963年の2月12日、アメリカの南部オハイオ州コロンバスで「わたし」は生まれた。その頃の南部はアフリカ系アメリカ人への差別撤廃のために大きく揺れていた。
    アフリカ系アメリカ人の家庭に生まれた筆者の、その後の両親の離婚やサウスカロライナへの引っ越し、祖母からの「エホバの証人」信仰、ニューヨークへの引っ越し、友だちや学校でのできごと、親戚の不幸、作家になりたいという想いなど、著者の半生の思い出を、解放運動の動きとともに美しい文章の連なる散文で描いた一冊。

    ******* ここからはネタバレ *******

    正直、詩の形式を取った話は読みにくくて好きでないことが多いのですが、この本は違いました

    0
    2022年01月05日
  • わたしは夢を見つづける

    Posted by ブクログ

    アフリカ系アメリカ人の少女の話なのに、なぜこんなにも共感してしまうのでしょうか。「子ども時代」にはすべての人に共通するものがあるのでしょうか。

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    2021年12月23日
  • わたしは夢を見つづける

    Posted by ブクログ

    アメリカを代表する児童書作家ジャクリーン・ウッドソンの自伝的な作品。オハイオ州での幼児時代から、両親が離婚して母の故郷である南部のサウスカロライナ州へ。そして母が新天地をもとめて移り住んだニューヨークへ。

    ウッドソンには「マディソン通りの少女たち」というシリーズがあるので、ああ、こうしてマディソン通りの少女になったんだ、と合点がいった。南部の文化も、ニューヨークの街の文化も、あらゆるものが体のなかにとけこんでいるんだな。

    ウッドソンが生まれたのは1963年。時あたかも公民権運動が高まりを迎える時代。おさないウッドソンがその渦中に飛びこむことはなく、また母がエホバの証人だったそうで(しらんか

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    2021年10月27日
  • わたしは夢を見つづける

    Posted by ブクログ

    アメリカの現代を代表する児童文学作家であるジャクリーン・ウッドソンの自伝的小説。散文詩形式の物語。ここ最近、たまたまかこういう散文詩形式の児童文学、YA小説を手に取る機会が多い。『詩人になりたい私X』も散文詩形式でブラック・ライヴズ・マターについてかかれたものであった。散文詩形式のため、読みやすいが孕んでいるテーマは考えさせられる。

    0
    2021年10月28日

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