さくまゆみこのレビュー一覧

  • シャーロットのおくりもの
    ゆたかな農場の描写がほんとうにいきいきしてて、乾いた干し草のにおいがしてきそうなくらい。こぶたの愛らしさ、シャーロットのなんともいえない気品や賢さ、農場の動物たちの愛嬌なんかが、全体の雰囲気を楽しいものにしてるけど、一番のテーマはたぶん「生きるということと、死ぬということ」。あと、友情とか、成長とか...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    子ブタのウィルバーにできた友だちは、納屋の戸口に巣をはった小さなクモ、シャーロット。ウィルバーがベーコンにされないよう、賢いシャーロットが考えた作戦とは? きっと、クモを見る目が変わるよ!
  • シャーロットのおくりもの
    都会に生きている人には日常ではないけれど、
    農場に生きる人にとっては家畜の子供が生まれ育っていくことも、
    子供たちが成長していくこともまったくの日常です。

    でも、その中で、少女・ファーンとこぶたのウィルバー、
    くものシャーロット、ねずみのテンプルトンが出会ったところで、
    日常の中に、ちょっとした、...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    農場の風景の美しい描写。
    蜘蛛のシャーロットと豚、動物たちの触れ合い。
    人間は思ったほどでてこない。
    くもの生態が詳しく書かれている。
    後半のシャーロットの科白は詩的で感動的である。
  • シャーロットのおくりもの
    数年ぶりに読みました。こんな話だったんだと改めて。

    ”友達がほしい”という純粋な気持ちを持つ一方始めはシャーロットの蜘蛛としての習性を受け入れることが出来なかったウィルバー。自分の友達に親切心のみで手を貸すように見えたものの、自分の一生を少しばかりでもましなものにしたいという思いからウィルバーに手...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    シャーロットのような、優しく、気品があり、賢い人になりたいと思う作品。

    初めに表紙を見た際、シャーロットはこの表紙の女の子でこの子が色々な冒険に出かけると思っていた。

    しかし、ところどっこい!
    この子豚ちゃんが主人公だった!
    「じゃあシャーロットって誰なのよ?!」って話ですが、読んでみてのお楽し...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    「ぼくたち負け組クラブ」にて登場していたのと、映画も見た記憶があったので、読んでみました。色んな動物とクモのことが大好きになる作品。
  • シャーロットのおくりもの
    古き良きアメリカの農場の生活。
    こぶたのウィルバーとクモのシャーロットは友だちと言いながらも、姉弟のようであり、母と子のようでもある。

    小さく生まれたので育てるのが大変だからと、生まれてすぐに殺されていたかもしれないウィルバー。
    少女ファーンが大切に育ててくれたので立派に育ったところ、今度はハムか...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    闘いを挑んだり脱走するのではなく、知性で友人の運命を切り開いたシャーロット。彼女の誠意に応えようと、立派に成長するウィルバー。両者に芽生えた友情が、永遠になるまでの物語。
    農場にめぐる季節の美しさや、子ども達の健やかな成長の描写もリアルで、ありふれた風景に様々な物語が潜んでいることを教えてくれる。
  • シャーロットのおくりもの
    児童文学の古典。

    ブタの赤ちゃんが生まれたが、そのうち一匹は小さくて弱いので始末されようとしていたが、
    少女ファーンは飼うことにした。
    しばらしくして大きくなってきたので、近くの農場に売られ、毎日あいにいくことに。

    ウイルバーと名付けられた子ブタ。
    その農場で、スパイダーのシャーロット...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    有名でありながら今まで読んだことがなかった本。
    子どものブッククラブで送られてきて、夜な夜な読み聞かせをしていました。楽しかった。読んでよかった。
    子どもがいるとこういう役得もある(^^)。

    身体の弱い子ブタ・ウィルバーを最初に救ったのは人間の女の子ファーンだけれど、ファーンは徐々に物語の重要な役...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    表紙の女の子の名はファーン。子ブタはウィルバー。では、シャーロットはというと、蜘蛛!
    生まれた時、小さすぎて殺されそうになったウィルバーを助けて、大切に育てたファーン。でも、ウィルバーは近所の叔父の家にもらわれていきました。冬がきたら、クリスマスを飾るご馳走にされてしまうでしょう。このお話はどうやっ...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    シャーロットが人間ではなくて蜘蛛というのが素敵だ。

    ファーンが助けた命を結局6ドルで売ることになるなど
    人間に振り回される動物たちに申し訳ない気持ちになりつつ
    賢いシャーロットが子豚のウィルバーと友達になり、彼を助けると約束し
    その約束を本当に守ってくれるところが優しくきれいな物語。
  • ノウサギのムトゥラ 南部アフリカのむかしばなし
    アフリカ南部の昔話集。
    わるがしこいノウサギのムトゥラが中心。王様のライオンなどの大きな動物を出し抜く知恵(悪知恵?)が楽しい。そんなムトゥラが、かなわないのがカメというのも定番。
    今まであまり紹介されてこなかった昔話かも。語ってあげるためのテキストというよりも、自分で読んで楽しむ本。昔話をたくさん...続きを読む
  • シャーロットのおくりもの
    ほんとはマンガで読んだんです…。見つからなかったので。

    シャーロット素敵な女性なんですが、何で蜘蛛の巣で文字が書いてあったらブタがもてはやされるんだろう、凄いのはクモじゃない?と、子供ながらに少し疑問でした。
  • シャーロットのおくりもの
    An American classical fantasy. some pig,terrific,magnum opus etc. i got there!(Org:Sharlotte's Web)
  • シャーロットのおくりもの
    こぶたのウィルバーとクモのシャーロットの、友情のものがたり。
    道徳、教訓がたくさん盛り込まれた児童書。むしろ盛り込まれ過ぎて一気読みするにはもったいないくらい。

    わりと残酷だったり身勝手なこと、感謝や謙虚さなど、ひとつひとつの出来事から深く考えさせられる。