原野守弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ベンチャー企業の法務関係をサポートしている友人が読んで薦めてくれました。きっと彼が手にしたのはタイトルの力だと思います。ビジネスパーソンという自覚がある人ほど、クリエイティブというマジックワードに興味津々なのかもしれません。山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』に相通ずる潮流を感じます。でも山口本は引いた目のコンサル視点ですが、本日は徹底的にクリエイター、つまりつくる人目線で書かれています。アップル復活のチームのジョブズとリー・クロウに当てはめるとリー側かも。イケている現役のクリエイターが、自分の方法論を惜しげもなく共有していることが魅力です。そこで、自分はビジネスパーソンと自認している人々が、クリエイターってそう考えるのか…ではなくて自分のビジネスでクリエイティビティをどう発揮しようか、というやる気スイッチが入るのだとしたら素敵です。ちなみに薦めてくれた彼は「ヒトのOSはサルとしての本能」と思ってるから、この本が訴えている「人間はロジックじゃなくて感情で動く」という主張が腑に落ちた、との感想でした。その感想、どう自分のビジネスに落とし込むのだろう?
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Posted by ブクログ
森の木琴や、OK Goのドローン撮影のクリエイティブを手がけたクリエイティブディレクターの本。
先人のクリエイティブに学び、自分の「好き」を磨くやり方や、クリエイティブのプロの価値を作るもの、ブランド論まで、独自の試行錯誤や過去の仕事に基づいて論が展開される。インプットへの柔軟性と、クリエイティブに対する追究・芯の強さがエピソードの随所に表れていて読み応えがあり面白い。
人を動かすためには、理性ではなく感情に訴えろというメッセージにも同感。
ただ、その理論づけとして、聞きかじり・付け焼き刃感のある脳科学を繰り返し使っているのはちょっといただけない。ハリウッド映画やプレゼンのストーリー、彼のクリエイティブそのもののほうが、よほど説得力がある気がする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ企画を出す際に、カスタマージャーニーや市場調査など数字やデータをたくさん集めるが、知りすぎると創造性を発揮できるエリアは少なくなるという。たしかに職務で企画に携わる中でこのやり方だと、ビックアイデアは生まれにくいと感じている。
そして、よいクリエイティブに、根拠や理論はないらしい。提案を通す為に、根拠は後付けしているんだとか。ヒット作を何度も生み出している人が言うのなら、説得力があるのかも。
その根拠として、大脳辺縁系の話が登場する。人間の判断は大脳辺縁系が行っているらしい。
その大脳辺縁系は自分の意識が理解できない領域だという。直感は大脳辺縁系が発している。
そうなると、いいクリエイティブに根拠も理論もないというのは納得できると思った。
ただ、直感は過去の様々な体験を踏まえて判断しているため、直感が生んだクリエイティビティには説得力はあるよなと思う。
シンプルにブランディングとは「好きになってもらうこと」「尊敬されること」だという1番大枠の考え方から外れなければ、何をしてもいいんだと心が自由になった。