マイク・ホーソーンのレビュー一覧

  • デッドプール:ミリオネア・ウィズ・ア・マウス

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    衝撃の終末を迎えた第3シリーズの続編、デッドプール第4シリーズの第1巻。
    ネタバレにはなるが、第3シリーズの結末はクロスオーバーの関連なので、そのイベント終了後、再び第3シリーズで出てきたキャラや設定に関わる話を続けてくれる様子であることをはじめに知っておきたい。まだ消化されていない話があったので、素直にうれしい。
    デッドプールを取り巻く環境はかなり大きく状況が変化しているので、少々ついていきにくいのだが、デッドプールに扮させた傭兵集団のおかげで絵面的に派手な感じや、アベンジャーズ入りしたことから他メンバーが絡んだりと1巻からとても読みごたえがあった。この巻だけでそれなりに話にまとまりがあるの

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    2018年01月07日
  • デッドプール Vol.8:オール・グッド・シングス

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    デッドプール第3シリーズ最終巻。「家族」をテーマにしたこのシリーズで起きた様々な事件を経て感じたことを活かし、デッドプールが自分についての理解を深めていく流れは非常にきれいにハマっている。最終話付近の敵はそれほど盛り上がる相手ではないものの、しっかり前の要素を使っている上にデッドプールのイカれた傭兵らしい活躍を見せるのに適した相手で良かった。
    クロスオーバーに巻き込まれてとんでもない結末を迎えはするのは残念だが、そこはマーベルコミックスの常だ。今後のシリーズでこの第3シリーズで熱かった要素が上手く使われると良いなぁ、と期待しつつ読み終える。
    なお、サブキャラを深める話やインフィニティ・ガントレ

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    2017年12月31日
  • デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール

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    「デッドプールが結婚!」という煽りかつギネスにも認定された膨大なキャラクターが祝福する表紙が目立つ第5巻。

    結婚という大きなイベントに際して様々なキャラクターが本編中でもこまごまと描かれ、またこれまでデッドプールを担当した作家が寄稿する短編集的な話もあり、なんとも特別号な感じ。短編集てきな話はデッドプールの幅の広さを堪能することができるので、デッドプールに入門するならぜひ。

    他の収録作品もアニュアル号である二重人格設定に大きくかかわる謎が明らかにされる話や、ヒトラーの客演回(!)までバラエティに富む。そしてこれらの話は独立して読むことができる。結婚自体はもちろん今までの流れあっての展開では

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    2017年12月29日
  • デッドプール Vol.2:ソウル・ハンター

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    マイケルが悪魔との契約者であることを活かして展開していく悪魔との契約者狩り話。本物の悪魔たちの一筋縄ではいかない部分が、デッドプールの必要とあれば容赦のない部分が自然に出るための引き金になっており、これが痛快だったりドラマチックだったりするからたまらない。前巻のアイデア一発勝負のごちゃごちゃ感とはうってかわって見事に練られていると感じた。
    チームアップ的な盛り上がりもしっかり兼ね備えているし、前巻で出てきたキャラクターたちはそのまま魅力を出し続けているし、ここから先の第3シリーズは期待できそうだ。

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    2017年11月25日
  • デッドプール Vol.7:アクシス

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    前巻に引き続き未邦訳クロスオーバーイベント『アクシス』のタイインが描かれる第7巻。キャラクターの属性…善悪の反転現象が起こる大イベントであるため、デッドプールはどちらかといえば狂人じゃなくなる、という方向性で善化するので大きな影響を受ける展開だ。なぜか「禅」に目覚めているところもポイント高い。
    そして、周りのヒーローたちは悪化している状況…これが見事にハマりこんでいる。悪化したX-MENに預けてしまった北朝鮮版X-MENとの関わり方や、狂人としてのデッドプールと関わってきた仲間たちとの関係性の変化など、善悪の逆転なんて面倒な展開をここまでうまく落とし込めているのはデッドプールならでは、という部

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    2017年12月31日
  • デッドプール Vol.4:デッドプール VS. シールド

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    Vol.1のころから問題だった件を軒並み解決していく展開。
    前巻が陰鬱としていたので、それを引きずりながらもシンプルな悪役に対して暴力的に振るまえる展開になっているのは読んでいてすっきりする。意外な客演もあったりして楽しみどころも多い。
    ただ、引きずっている部分の処理が今回だけで解決するわけではないので、そこが微妙にうまく行っていないような印象を覚えた。今回整理したことを活かしてどう向き合わせていくのかに期待。

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    2017年11月26日