大江加代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一見すると、世にあふれる「日本の年金制度の破綻」や不安を徒に煽る類の書籍かのように誤認されがちだが、本書の内容はそのような俗説とは真逆をなすものである。その本質は、メディアや言説によって広められた年金に対する過度な不安論や誤解を、論理的に打ち消すことを目的としている。
全編を通じて、感情論を排した客観的なデータと事実に基づく解説に終始している点が極めて秀逸だ。著者は制度の不都合な側面から目を背けることなく、構造的な仕組みを冷徹に紐解くことで、国民が持つべき「正しい年金リテラシー」を提示する。その上で、個人として具体的にどのような選択や備えを行うべきかまでを論理的に指し示している。
不確実な情報に揺さぶられがちな現代において、安易な危機感に流されることなく、地に足のついた事実から制度に向き合うための「指針」を与えてくれる良書である。 -
Posted by ブクログ
【年金は保険】
通常の保険であれば、不慮の事故・病気などで意思に反して早く亡くなったときに、お金が支払われます。
これを年金に当てはめてみると、収入がない状況にもかかわらず、意思に反して長く生きてしまったときに、お金が支払われる保険といえます。
労働などができない状況で収入がない状態でも死ぬことができない。
このときに使うのが年金という保険になります。
保険と考えると、死ぬまで働くことができたり、何らかの収入を得ることで生活ができれば、年金を1円ももらえなくてもいいとわかります。損得の問題ではない。
「老後資金を残しておかないと不安である」という意見があります。
では、その金額はいくらにすればいいのでしょうか?
死ぬ年齢がわからないので正確に金額を計算することはできません。
一つの解として、
「年金だけで生活できる年齢まで繰り下げを行う」
この方法が一つの解決策だとわたしは考えます。
厚生年金でそれなりの金額がもらえるサラリーマンであれば使える手法といえます。
例えば、
72歳まで繰り下げを行えば、その後は年金だけで暮らしていけると計算できれば、突発的な費用として数百万円だけ残して、72歳までにすべて使い切っても、その後のお金の心配はする必要がなくなります。
いつ死ぬかわからないのに、いつまでも老後資金を残しておく必要はなくなるのです。
年金はいくら長生きしても死ぬまでもらえる「長生き保険」ですから。 -
Posted by ブクログ
iDeCo、NISAを行うのに、目的を持って行うことの大切さを知った。
自分たちの老後の資金を計算しても、65歳から死ぬまでもらい続ける事ができる年金。
年金の受け取りを65歳からではなく、70歳にすると7%上乗せで受給できる。
70歳で受け取るためにその期間、それ以降の老後資金としてもiDeCoで準備するのが賢明と解説してくれていた。
また受け取り方に関してもできるだけ課税されないような受け取り方の例についても記載されていてイメージしやすい。
サラリーマン、個人事業主の年金制度に関してもわかりやすく書かれていた。
第1号被保険者は年金制度の仕組みが手薄な為、自助努力が必要だと改めて考えさせられた。
iDeCoの目的は、退職金に備える。
一番の目的は、公的年金を受けるのは65歳から。
60歳から受け取りなら毎月0.4%引(最大-24%)、65歳以降に受け取るタイミングを遅らせると毎月0.7%アップで(最大➕42%)で70歳までズラすことができる。
公的年金は多い少ないはあるが、一生涯受け取ることができる。
なので公的年金を70歳受け取りにする為に、それまでの資金をiDeCoまたらDCで準備する。
何故iDeCoをするのか目的が書かれていたので、イメージが湧く、やろうと思う。