川崎七音のレビュー一覧

  • ぼくらが死神に祈る日

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    命を対価に願いが叶うなら、僕はその選択肢を選ぶだろうか…
    この本は高校生の作楽が神?であるモーンガータに会い、事故で亡くした姉を生き返らせる事から始まる。彼はその代償としてなんと余命4ヶ月…!彼なりに出来ることを模索し、色々と奮闘するが空回りしたり、彼の姉は前とは違い……
    最後まで目が離せない展開かつ涙無しには読めない話でオススメです!

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    2025年10月20日
  • 完璧な小説ができるまで

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    とてもおもしろかった。

    ハラハラドキドキという展開ではないが、
    あまり他では読んだことがないようなストーリーで、
    最後まで新鮮だった。

    小説家という職業の人は、実際にこんな思考で生きているのだろうか?

    程度問題ではあると思うが、ストーリーを生み出し、言葉を紡ぐことに命をかけていることがよくわかった。

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    2025年05月30日
  • ぼくらが死神に祈る日

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    ネタバレ

    ラストシーン、泣きました。
    主人公とその姉がお互いに自らの命と引き換えに相手を
    生かそうとし、相手のものを破壊すれば自らの望みが叶う
    契約書-十字架のネックレス-を破壊するため、
    兄弟で殴り合い、泥まみれになりながら本音を叫び合う。
    正確かつ繊細な表現のおかげで、場面の理解も容易く
    まるで自分がその場に居合わせたような気になれました。

    最序盤(というか1番最初)に事故死した姉のことを
    主人公が「僕が殺した姉」と呼んでいるのもあり、
    己の不甲斐なさに自責の念を抱いていたことが
    よく分かりました。その上でのあのラストシーン。
    私は泣かずにはいられなかったです。

    死神-モーンガータ-がドス黒い性

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    2024年01月15日
  • 完璧な小説ができるまで

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    既視感の強い設定とストーリー……かと思いきや、まさかの展開、まさかの結末。
    最後まで読んで気づける「完璧な小説ができるまで」という挑戦的なタイトルの意味。
    素直に面白かったです。

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    2025年12月03日
  • 完璧な小説ができるまで

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    ネタバレ

    ホラーではないのに、予想以上に怖かった。今年読んだ本の中でベスト3に入るくらい。
    「花束は毒」とか、こういう執着系に自分は恐怖を覚えるんだなと再確認出来たお話だった。
    読み終わった今でも衝撃がすごい。
    やっぱり怪物とか幽霊とかより人間が一番得体が知れない。
    今読み直して気付いたけど、261頁のペンネーム変えた、崎の字が一緒くらいって…
    この作者さん、川崎さんですね……

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    2025年10月24日
  • 完璧な小説ができるまで

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    作中、自分は何回転させられたことか。

    高校の文芸同好会に所属する3人で
    誰が1番最初に完璧な小説が書けるか。
    ・・・そんな青春小説だと思いたかったが、
    冒頭の時点でそうではないことを知らされている。

    彼らに何が起きたのか。
    ラストはただただ言葉を失った。

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    2025年07月02日
  • 完璧な小説ができるまで

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    ネタバレ

    姫野の死、完璧な小説に取り憑かれた逸歌、逸歌になり切ることに取り憑かれた荘一。ただ優れた小説を書きたい人間同士がここまで狂えるのか、と衝撃だった。親友が親友を監禁、虐待し合うという惨過ぎる展開でまだ中盤戦。終局は姫野の死の真相、監禁して小説を書かせた謎、姫野との会話の意味の全てが一気に明らかになる。逸歌にとって生の体験こそが創作の種であり、生き死にも含めてそこに親友を巻き込むことを何とも思っていない。ただ頭が良くサイコパスなので10何年先まで計画に落とし込み自分は無罪で「完璧な小説」を完成させる、という彼の姿に良い意味で吐き気がした。真相の隠し方、伏線回収のタイミング、展開のスピード全て高いレ

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    2025年05月12日
  • 完璧な小説ができるまで

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    確かにラストは一転二転三転、自分の想像を越えてた。
    完璧な小説に対する執着がすごすぎる、誰の執着が一番凄かったのかは、最後にわかる。

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    2023年11月15日
  • ぼくらが死神に祈る日

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    切なかったと言えると思います!
    ただ、これは好みが別れるかなって思います!
    1度読んでみて決めるべき!
    序盤の物語の始まり方が好きです!

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    2023年09月12日
  • 完璧な小説ができるまで

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    読み終わった瞬間「怖っ」と呟いてしまった。
    二転三転する展開はイッキ読み必至。
    誰しもが自分の内側に獣を宿していて、何かを本気で成し遂げようとするときには、支配され、狂いだす瞬間があるのかもしれない。

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    2023年07月08日
  • 完璧な小説ができるまで

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    ネタバレ

    初読み作家さんでした!
    主人公壮一が警察官の取り調べを受ける所から始まる。
    前半は、青春ストーリーで
    壮一と逸歌、少女の学生時代の話だった。
    その少女が亡くなり、2人の関係も疎遠になっていく。
    ある日、作家になった逸歌と再会する。
    壮一は、逸歌に監禁され、逸歌の物語を紡ぐ役割を
    与えられる荘一。
    いつしか立場が逆転し作家になりすまして
    自分の言葉で作品を作ろうとするが、
    それら全て逸歌に仕組まれたストーリーだった。

    読む手が止まらず、一気に読みました!
    めっちゃ面白かった笑

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    2025年09月24日
  • 完璧な小説ができるまで

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    一気読みできるボリューム感で飽きずに読めた!
    少しご都合主義かなと感じる部分はあったものの、青春あり、嫉妬あり、ミステリー(?)ありで2転3転するストーリーは面白かった。

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    2025年08月17日
  • 完璧な小説ができるまで

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    最後の最後までこの本は面白いのか評価できずにいたが、最後の完璧な小説に対する伏線で少し納得のいく終わり方だった。

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    2025年05月22日
  • 完璧な小説ができるまで

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    ネタバレ

    まぁまぁ面白かった。
    高校の文芸部から始まった3人の絆。不慮の事故で紅一点が死んだが、一人の思惑通りだった。すべては完璧な小説を書くため。小説のためにもう一人も罠に嵌めて、ずっと一緒にいることを宣言する。

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    2025年01月10日