【感想・ネタバレ】ぼくらが死神に祈る日のレビュー

あらすじ

“教会跡地の神様”って知ってる? 大切なものを差し出して祈るの――。
突然の事故で姉を失った高校生の田越作楽。悲しみにくれる葬儀の日、それと出会う。
「契約すれば死者をも蘇らせる」
“神様”の正体は、人の寿命を対価に願いを叶える“死神”だった。
余命4ヶ月。寿命のほとんどを差し出し姉を取り戻した作楽だが、その世界はやがて歪み始める。
かつての面影を失った姉。嘲笑う死神。苦悩の果て、ある決断をした作楽に、人生最後の日が訪れる――。

松村涼哉も激賞! 第27回電撃小説大賞で応募総数4,355作品から《選考委員奨励賞》に選ばれた青春ホラー。

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Posted by ブクログ

命を対価に願いが叶うなら、僕はその選択肢を選ぶだろうか…
この本は高校生の作楽が神?であるモーンガータに会い、事故で亡くした姉を生き返らせる事から始まる。彼はその代償としてなんと余命4ヶ月…!彼なりに出来ることを模索し、色々と奮闘するが空回りしたり、彼の姉は前とは違い……
最後まで目が離せない展開かつ涙無しには読めない話でオススメです!

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストシーン、泣きました。
主人公とその姉がお互いに自らの命と引き換えに相手を
生かそうとし、相手のものを破壊すれば自らの望みが叶う
契約書-十字架のネックレス-を破壊するため、
兄弟で殴り合い、泥まみれになりながら本音を叫び合う。
正確かつ繊細な表現のおかげで、場面の理解も容易く
まるで自分がその場に居合わせたような気になれました。

最序盤(というか1番最初)に事故死した姉のことを
主人公が「僕が殺した姉」と呼んでいるのもあり、
己の不甲斐なさに自責の念を抱いていたことが
よく分かりました。その上でのあのラストシーン。
私は泣かずにはいられなかったです。

死神-モーンガータ-がドス黒い性格でありながら
ボードゲーム等プレイする時にお茶目な一面が見られるのも良い。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

切なかったと言えると思います!
ただ、これは好みが別れるかなって思います!
1度読んでみて決めるべき!
序盤の物語の始まり方が好きです!

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2023年09月12日

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