糸烏四季乃のレビュー一覧

  • この世界で僕だけが透明の色を知っている

    Posted by ブクログ

    人々から見えなくなり、忘れられてしまう透明病に罹ってしまった少女の物語でした。どれだけ大切な人を手放したくないと想っても、抗う術なく消え去ってしまう。そんな切なさを孕んだ恋物語に、思わず目頭が熱くなりました。
    解釈によっては、ハッピーエンドともとれるし、バッドエンドともとれる塩梅が良かったと思います。
    さらに、友人二人の手堅いフォローも良かったですし、母親や姉、教師の言葉一つひとつが蓮の糧になっているのも良かったです。サブキャラたちがちゃんと、生きるキャラとして描かれていて、物語に深みを与えていると思います。
    しっかりとした文と丁寧なストーリー展開のお陰で、スラスラと読むことができました。感動

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    2022年12月12日
  • この世界で僕だけが透明の色を知っている

    匿名

    無料版購入済み

    フィクションとして、これまでおびただしい数の難病が開発されてきたが、透明病はそのうちでもかなり厄介な部類に入るだろう。ふたりの選ぶ未来に注目したい。

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    2023年04月13日