水野梓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めての作家・水野梓さん。
日本TVの記者として入社、その後警視庁担当を経て
経済部デスク兼「深層NEWS」キャスター
冤罪事件を扱った番組制作によって死刑執行後の家族やその後について世に問いかけるには小説しかないと思い執筆を始めたらしい。
小学生の屋上転落…事故?自殺?他殺?
その取材をする中ですでに死刑執行されたある事件に辿り着く…
着想はすごくいい。
冤罪、過去との繋がり…そういう作品は出つくした感がなきにしもあらずですが。
面白かったですが何か足りない(*´-`)
記者が事件を追うと言うストーリーは久しぶりに読んだ気がするけど…
何だろうか?ルポタージュ感にドラマ性を足してはいるんだけど、足し算引き算が物足りなく感じた?
同じような経歴であの「横山秀夫」がいるし、今はミステリーブームだから険しいジャンルだな…
だから頑張った感が出過ぎたような( ̄▽ ̄)
題材が良いので惜しい‼︎
もう一作あるようなので読んでみよう!
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Posted by ブクログ
映画のプロローグを観るような幕開けから,現代の世相を織り交ぜながら,ストーリーは進む.
一言で言って,面白かった!
でも,このタイプの作品が世の中に溢れすぎているのも確かで,今日的な,この「階層」にスポットをあてる作品.
とても重要なテーマだし,それだけ作品にする必要のあるテーマなのだと思う.でも…
切り口が意外と似通ってて「あーそれね」感が多少….
あと,そこが描きたいところじゃない,ということかもだけど,犯人の内情にもう少し深く踏み込んだ方が良いよね,というのも最近の「流行りの」作品群に思うところ.
読者の感性に委ねるのもいいけど,筆者の描きたかったことを伝えるのにはそこ,重要な誘導じゃない?と思う. -
Posted by ブクログ
報道記者という経歴を十分に活かした作品。
テレビ局社会部の記者である主人公が、左遷された視聴率も低く予算もないドキュメンタリー番組のチームで地道な調査報道をしていくという物語。
シングルマザーの働き方、作り上げられる冤罪、死刑制度への問題提起など作者の考えを色濃く映す社会派ミステリ。
なんだけど、一報道マンが数ヶ月調べてわかることを当時の捜査本部が突き止められないということに疑問。いくら冴木の作意があったにせよ、直接的には何か捏造したわけでもないのに冤罪になって死刑?
そしてそんな特殊な事件を引き合いに出して死刑反対って、納得のいく論理展開ではないな〜。
ただ、検察が集めた証拠のうち都合のいいものだけを採用して、その他のものは開示知らされないという実情は是非とも改善してほしい。
まずはそこからでしょ。