渚アユムのレビュー一覧
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声を上げる
α/太陽神と言われているクロ Ω/村の加護を得るために嫁入り(生贄)ルカ
ルカの言葉に「泣き喚ける性分だったら、誰かが助けてくれたんだろうか」
クロの「声殺すな 聞こえなきゃ助けられない」
二人の、「助けたり、助けられたりを繰り返し、何かを育む、しかし、人を頼るのは難しい」その思いから、二人は長らく「沈黙」を生きる術としてきた。しかし、出会いにより互いの孤独の深さを見 共鳴しついに彼らの心を動かした。
クロは、長きにわたり村に尽くす中で、与えることしか知らなかった。しかし、ルカが彼に助けを求めた。クロの長寿の心に、これまで感じたことのない「受け取る」という温もりが灯った。それは、「与える」の対価として求められるのではなく、純粋な信頼によって差し出された、初めての助けだった。
彼らは、「頼る」ということが「迷惑をかける」となる恐れを抱いていた。 しかし、実は頼るということは「信頼し合う」ということなのだと学んだ。
そして、互いの間で小さな助け合いが繰り返されるたびに、彼らの心から、過去の絶望的な思いが和らいでいく。
「頼ることは弱さではない」と互いに証明し合う、人間的な強さと、壊れない愛。
互いの声を聞き取り、助け合いながら、孤独を乗り越え 新しい日かりとなる。
最も孤独な二人が、最も強い繋がりを育むという 柔らかな暖かい話だ。
エロ ★★★☆☆