ロバート・ヘンライのレビュー一覧

  • アート・スピリット
    twitterのjackさんの記事に載ってた本。まだ最初の10ページしか見てないけどアツすぎてやばい。
  • アート・スピリット
    なぜ一世紀近くも翻訳されなかったのか。ヘンライ氏の文章はまるで読む絵画である。「自分らしさにおいては誰もが巨匠」と説き、表現への情熱が芸術を生む。塊(マッス)という構図において形体や線、色すべては表現欲求を満たすために疎かにされるものではないと力強く語りかける。

    プレゼンの参考のために読んだが、技...続きを読む
  • アート・スピリット
    美術家を志す人の為の自己啓発本。

    すごい、すごいです。私が美術大学浪人時代1年悩み続けた絵画と私のありかたの問題とその答えが、本書では最初の方のほんの数行でまとめられてたりしました。
    もっと早く出会いたかったですが当時の私が本書の言いたいことをどれだけ理解できたかは難しいと思ったり。

    あとがきの...続きを読む
  • アート・スピリット
    パンチラインのツルベ打ち。
    美術の本だけど、もっと普遍的な見方をすれば
    今でも十分通用する。下手な自己啓発よりも濃厚。
  • アート・スピリット
    絵画を描くにあたっての、方法や技術を導入として、
    絵画という表現を、
    いかにしてモデルやモチーフを目で見てとり、
    いかにして表現すべき線や球体や色彩を駆使して、
    いかにして自分という媒体を通じて表現するのか、

    技術はもとより、自分の魂や本性さえも
    表現の手段や前提であると気付かされた。

    自分の起...続きを読む
  • アート・スピリット
    たくさんのアーティストを育てたというロバート・ヘンライの言葉を集めた本。本を読むとき心に響いた箇所に付箋を貼り、あとで書きとめたりしているのだが、今回は早々に断念した。付箋を貼る箇所が多すぎる。
    力強い数々の言葉は揺れ動いている若い魂の栄養となり、そのあとの人生をずっと支え続けた事だろう。
    この人か...続きを読む
  • アート・スピリット
    画学生への指南書。でもこれは、芸術を志す者すべてに向けられた言葉であると思う。
    芸術は、とても個人的な感性という少しあやふやなところのあるものの上に成り立っている。それは芸術を志す者の心をくじかせる原因ともなる。でも。
    ここで強く、「でも」と言いたい。それでも芸術を志向したい自分がここにいるのだ。そ...続きを読む
  • アート・スピリット
    まっとうなことを熱く語ってくれる。
    わかってたはずだけど忘れちゃうこと、揺らいじゃうことを呼び覚ます。
    体系だった本じゃないけどそれゆえの強さがある。
  • アート・スピリット
    大分時間がかかったけれど読み終わった。
    美術史は全くわからないし、正直著者も知らなかったりする。
    美術的な技巧に関する記述については、率直に言って素養がないのでわからなかったが、著者の、世界の見方、あるいは"スピリット"というのは、必ずしも画家ではなくても通じるところがあると思う。
    著者自身、「型に...続きを読む
  • アート・スピリット
    美術について特に興味があるわけでも、知識があるわけでも無いので、著者が教え子に語っているスケッチや色の塗り方など技術できなことについては読んでいてもいまいちピンと来なかった。
    しかし、著者が教え子に語る言葉は情熱的で読んでいると少しやる気をもらったような気がした。
  • アート・スピリット
    Twitter創業者のジャック・ドーシーがYcombinatorでのプレゼンの時に紹介した2冊のうちの1冊。
  • アート・スピリット
    ヘンライ先生白熱教室。
    著者はアメリカ19~20世紀の画家、教師。
    多くの有名アーチストに影響を与え、アメリカでは今だに読み続けられているバイブルのような本らしい。
    内容は具象絵画に関してではあるが、とても具体的、かつ本質的。今でも通用することが多い。
    伝えたいことを持っているかどうか、それを表現す...続きを読む
  • アート・スピリット
     ロバート・ヘンライは画家だし、アート・スピリットは主として画家を目指す若者へ宛てられた手紙のように思う。
     同時に。
     ロバート・ヘンライは教師で、アート・スピリットは絵画に限らず何らかの自己表現を目指す人にとっての指南書のよう。

     穏やかで力強い語り口は、励みになります。
  • アート・スピリット
    90年近く前、1923年に刊行され、すぐさま若き芸術家たちにとってのバイブルとなり今もアメリカでは読まれている古典的名著とのこと。美術講義録をまとめた芸術指南書なので技術的な解説部分は美術に疎い自分にとってはピンとこないものの、大部分が人や物事の本質をつく言葉で、芸術の枠も時代も超えて、良い意味で説...続きを読む
  • アート・スピリット
    デヴィッド・リンチやキース・ヘリングらも愛読したという芸術指南書。原書は1920年代に発行されているというのだから、いままで邦訳されていなかったのが不思議なくらいだ。

    肝心の中身はというと、芸術指南書というよりは人生哲学書と言った方が適切かもしれない。絵画だけにとらわれず、彫刻・写真・詩など、あら...続きを読む
  • アート・スピリット
    スケッチをする自身にとって、実践的な一面もあり、有益な本。本書の中に綴られる(実際に語りかけてくる)一言一言は、アートとは何かを教えてくれる。美しくおさめるのでなく、印象を、彼が本書の中で「音楽」と語るインスピレーションの源泉をそこに記録する事であると。アートとは何か、直前に読んだアイの本とも連ねて...続きを読む
  • アート・スピリット
    芸術指南書として読み継がれている本らしいけど、芸術におけるさまざまな視点から一貫して自己教育について書かれていると感じた。自分自身からの学びが重要であると。個人はどうしたって“私”からでしかありえないのだから、そのスタートはもっともだ。
    モチーフ(動機)があってこそ、全体は意味をなす。そして、見るこ...続きを読む
  • アート・スピリット
    共感できる。逆に共感しかなくて新しい発見はなかった。20代で読んでいたら感銘を受けたかもしれない。
    これを読んでから美学や哲学や科学の本を読むとよりモチベーションが高まりそう。
  • アート・スピリット
    自分と語り合い、自分がより求めるものを明らかにする自己教育の古典。20世紀初頭にNYで高名だった美術教育者のクリエイティブに生き続ける姿勢を説く。
  • アート・スピリット
    芸術家志望の学生向けに書かれた芸術を目指すための心得のようなものを広範にわたって記述されている。芸術家志望だけでなく、自分の思いややりたいことを貫くための心得として、一般にも通じるものが多い。