奥野じゅんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ玲ちゃんが逞しい一方で、雨月先生の口調があまり定まっておらず、今誰が喋ってるんだと混乱することもあったが、最後の解釈を聞いて納得。
なるほどなと。
毒舌なのに急に子供っぽい甘えた喋りになるので、玲ちゃんとどっちが大人何だかと思っていたのだが、ある意味勘違いではなかった。
扱う事件はどれも決して子供騙しではなかったけれども。
それぞれ最初は単独の案件だったが、最後に繋がっていくのは何だか妙な怖さがあった。
どの事件も感覚的に現代の「闇」部分を見せられたような、そんな怖さがあったので。
事件に明るい暗いという尺度を持ち出すのは間違いかもしれないが、この話の事件はどの内容でも陰鬱な感じがしたので。
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Posted by ブクログ
落語にでてくるお化けたちがでてくる話。
牡丹燈籠とか死神とかが実際に怪異となって人に取り憑く。
落語のお化けが取り憑くってなに!?って感じですごいモヤモヤしたまま読んでたけど最後のほうにある程度の解釈は示されたからあぁまぁそういうことなら…?というかんじ。
ただ取り憑く条件とか祓いかたとか結構曖昧というかあっさりしてる。
怪異にあまり細かいことをいうのは野暮ってことなのかもだけど。
青野さんと月彦くんは良いコンビになりそうなかんじはあるけどこちらも今のところちょっとこざっぱりした感じがあるかな。
今後も続くようなのでそこのところは今後に期待なのかも。