秦正樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何とも評価の難しい本だ。冒頭、陰謀論を信じるか様々な説について調査しているのだが、殆どの説は信じる人が少数派なのに対して「マインドコントロールの技術は使われている」「重要な事実が隠蔽されている」の2つについては「そう思う」が多数派となっている。しかしその点について本書では全く言及しない。様々な調査のデータは時に非常に興味深く意外な結果を表しているのに、何故かそこに触れずに済ませてしまう(例えば民放ニュース番組をよく見る被験者は本書が問題視するヤフコメやTwitterと比べてより陰謀論との親和性が高いなど)。また他にもそもそも陰謀論としては微妙な武漢ウイルス説(アメリカ政府が公式に調査検討してい
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Posted by ブクログ
なんつかなあ。
一般論としては正しい。いろんな統計の取り方の紹介もいいんだけど。
世論取るのに、楽天なんとかに来てる人の二千人くらいに聞いて、それって十分な母数なのかまず気になる。一般性あるの?
陰謀論と括ってしまうのもやばいよと、一応触れてはいるが、ここの「陰謀論」の何が問題か全く触れてないので、何気に挙げられてる事象は全部陰謀論だよと、刷り込む結果になっている。
大体、保守とリベラルの定義が全くされてない。
多分、ネトウヨという言葉が生まれた頃の論者と、現在ネトウヨと呼ばれている論者とは可成り異なっている気がするのだが、それも検証してない。
右が陰謀論を信じやすいというが、この本で