窪川かおるのレビュー一覧

  • なぞとき 深海1万メートル 暗黒の「超深海」で起こっていること

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    深海の世界を紹介した本。図表と写真を使い、大変分かりやすい文章で好感を持てた。 ポピュラーサイエンスの本は、こうあるべきだろう。 深海の世界は、テレビのドキュメンタリーで時々見ることがあるが、断片的な情報だけで具体的に知ることはなかった。 この本では、深海の世界を様々な角度から紹介していて、大変勉強になった。 高校生の地学の参考書、読み物としても良さそう。 中でも海底探査の歴史は、面白かった。 今までに地球の最深部チャレンジャー海淵に到達した人はわずか13名しかいないそうだ。 中でもヴェクターヴェスコーヴォは、5大洋の最深部に潜った人として有名。でもあまり知られていない。それほど深海に興味を持

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    2021年09月30日
  • なぞとき 深海1万メートル 暗黒の「超深海」で起こっていること

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    超深海の探索がこれほど熱く進行中だとは知らなかった。超深海でも海流があり、基本、淀んだままの場所は無いらしい。ごく僅かな重さの違い、月の影響(つまりは共に重力)が大きな鍵になっていること。超深海も海底はむしろ栄養や植生が豊かな事など、色々と面白かった!
    細かく顛末など教えてくれるのは有難いが、興味深いけれど、どうしても眠くなってしまう… 失礼ながら、その辺は飛ばし読みさせて頂いた。

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    2021年09月02日
  • なぞとき 深海1万メートル 暗黒の「超深海」で起こっていること

    Posted by ブクログ

    海の底に対するロマンを感じる作品。潜水艦の歴史も初めて知って非常面白く読めた。1万メートルを超えるマリアナ海溝にまでプラスチックゴミやそこに生きる生物がPOPSに汚染されている現実を目の当たりにする。海流の原理も分かりやすく全ての海が循環している事がある意味海洋ゴミ、プラスチックを広めてしまっているのか。海底鉱山の存在にもマネーの侵略による環境破壊の心配が。生物多様性なんてお構い無しなのだろうか。

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    2021年05月01日