田上孝一のレビュー一覧

  • 99%のためのマルクス入門

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    疎外論をマルクスの思想の中核に位置づける立場から、アクチュアルな問題に対してマルクスの思想がどのような寄与をおこなうことができるのかということを解説している本です。
    著者はすでに『マルクス哲学入門』(2018年、社会評論社)を刊行しており、そちらでもマルクスを「古典」として読むとともに、そのなかから現代社会の批判原理をつかみとるというスタンスに立っていましたが、本書では「ブルシット・ジョブ」やワーキング・プアといったより具体的な問題に焦点をあてて、マルクスの思想の現代的意義が論じられています。また、ソ連や中国などの「現実社会主義」がマルクスそのひとの構想した社会主義とは異なるすがたであることを

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    2021年12月02日
  • はじめての動物倫理学

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    触れたことのない動物倫理という学問。入門編にピッタリと思い手に取った一冊だったが、衝撃的な内容だった。人間が動物たちにしてきたこと、現在もしていること、正直目を瞑りたくなるもので、本を閉じそうになったのが本音。でも向き合わなきゃいけない、一人一人が知らなくてはいけない、そう諭してくれる本だと感じた。

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    2021年10月13日
  • はじめての動物倫理学

    Posted by ブクログ

    読書会の課題図書。一部極論がはいっていて受け入れられないな〜と思っていたけど、うまく否定する術がなく心に残る一冊。確かに動物園や水族館て今は要らないかもしれない。でも全ての動物が弱肉強食な世界で勝ち抜いた人間だけそんな譲歩って必要なのだろうか?
    大豆やらなんやらで肉らしいものは作れるかもしれないけど、それってよくSFで描かれてるディストピアじゃん。そこに向かってわざわざ邁進していく必要ってある?
    ただし愛玩動物については人類として責任を持つから、どうかこのまま繁栄させてください…。

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    2021年05月22日