ゴジキ(@godziki_55)のレビュー一覧

  • データで読む甲子園の怪物たち

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    ネタバレ

    この本では、名選手たちの記録が丁寧にまとめられていて、思い出の中にあった名前を改めて“検証”できる贅沢を味わえます。「やっぱりすごかったんだな」と納得する瞬間もあれば、「こんなにすごかったのか…」と驚かされる場面もある。そしてなにより、「自分が知らなかったすごい選手」に出会える面白さも詰まっています。

    文章も平易で読みやすく、ただのデータブックではありません。一人ひとりの選手の特徴や時代背景がさりげなく添えられていて、記録を“感情とつながった情報”として読み進められます。だからこそ、数字が生き生きと感じられるのだと思います。

    「知っていたつもり」の選手を、もう一度“数字で出会い直す”という

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    2025年07月26日
  • 戦略で読む高校野球

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    21世紀の高校野球をデータから読み解く。複数投手制など選手層の厚さ。筆者ゴジキ氏はSNS出身、プロ顔負けの緻密な分析と洞察は、高校野球観戦に新たな視点を加えてくれる。

    個人的には1987年のPL学園。野村、橋本、岩崎の3人の投手。それが21世紀では複数の投手を擁するのが定番。

    春季大会、明治神宮大会の重要性やデータではないが、「甲子園という舞台をいかに味方につけるか」との指摘も興味深い。

    各校が目指すチーム構成。スカウティングからチーム内の競争など。近年の仙台育英が時代の潮流に乗っていることが良く分かる。

    中年の高校野球ファンには懐かしい名前もた数登場し、たまらない一冊。

    楽しく読ま

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    2023年09月30日
  • 巨人軍解体新書

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    SNS時代の新たな野球評論のカタチを示す。プロウトの一人Twitter等で人気のゴジキ氏によるジャイアンツの評論。

    本書の筆者ゴジキ氏、「セイバーメトリクスの落とし穴」のお股ニキ氏、ブログ「プロ野球死亡遊戯」の中溝康隆氏など、プロ野球出身でないプロウト評論家が台頭してきる。動画などネット配信の普及の成果なのだろう。

    本書では、大の巨人ファンが21世紀のジャイアンツを徹底解剖た上で、未来への提言を行う。今まで多くのプロ野球本を読んできたつもりだが、多くは当たり前だが元プロ野球選手、時に光る物もあるが多くは正直、本としての体裁は揃っていない。そんなことがあるから、本書の内容の濃密さには驚かされ

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    2021年03月19日
  • 甲子園強豪校の監督術

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    甲子園で名を馳せる高校の監督さんたちのマネジメントを分析した一冊。
    個人を伸ばしつつ、組織も伸ばしていく。この両立をいかにして実現しようとしているのか、各監督で個性があったり、共通点があったりして面白かった。
    マネジメントの視点は教育や企業でも役に立つと思う。

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    2024年09月22日
  • 甲子園強豪校の監督術

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    ゴジキ様が色んな監督の著書を読んでおられ、その中で持論を作り出していることがよく分かります。
    「努力は夢中に勝てない」その通りです

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    2024年09月15日
  • 巨人軍解体新書

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    プロ野球全体について触れてくる本が多い中で、巨人にある程度特化して書いている本がこうして出てくる(しかもネガティブになりすぎない)というのは、個人的に嬉しい。
    死亡遊戯さん等とも別の良さがあるし、コラムを書かれているということなので、そちらも今後見てみたいと思った。

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    2021年04月10日
  • データで読む甲子園の怪物たち

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    <目次>
    第1章  21世紀の「怪物」たちの正体
    第2章  ポテンシャルと基礎能力
    第3章  甲子園での「覚醒」
    第4章  「通算本塁打数」と「最高球速」
    第5章  「二刀流」の21世紀
    第6章  球児のセカンドキャリア

    <内容>
    高校野球をさまざまなデータで分析していく。今回は球児にスポットをあて、そのポテンシャルと甲子園での結果を見ていく。甲子園での結果よりも取材による文章の方が面白かった。

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    2025年07月27日
  • 戦略で読む高校野球

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    夏の高校野球も終盤というタイミングで、手に取った。

    主に2000年以降を中心に、高校野球の戦術はどのように変わっていったのかを、データとともに示してくれている。
    特に夏は過酷な環境になる中で、複数の試合を作れる投手を育て運用していくという流れができてきていることが、実感できた。

    別の本でも必ずしも甲子園を目指さずプロに進むという選手が出てきているという話を見たが、この本でも甲子園で勝つことと、プロに進む力のある選手を輩出することが必ずしも一致してきていないという話や、大阪桐蔭の事例もあり、今後どうなっていくのかは気になった。

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    2023年08月27日
  • 戦略で読む高校野球

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    <目次>
    第1章  変貌する高校野球~データ化と制度化がもたらしたもの
    第2章  ゼロ年代の強豪校の戦略・戦術の変化 2000~2009年
    第3章  強豪校の戦略・戦術の変化 2010~2022年
    第4章  「真の勝利至上主義」がもたらすもの

    <内容>
    本書内にもあるが、お股ニキ氏の『セイバーメトリクスの落とし穴』のように、もっとデータを駆使して分析しているのかと思いきや、データは雑誌レベルに載っているもの。戦略・戦術面も監督に直接インタビューをしていない。もっと深みがあってもよいのでは?スカウトの話ももっと深掘りしてもよいかな?(って、高校生だから、できないよね…)

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    2023年07月30日