髙田亜樹のレビュー一覧

  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    「つながり過ぎた世界で、人は何を基準に考え、判断するのかを問い直す本」。

    コロナ以後の世界を背景に、効率や成長、数字だけを追いかける資本主義は限界に来ている、と著者は言う。

    では人間は何を軸に社会をつくるのか。
    その答えとして示されるのが、倫理と「意味を考える力」だった。

    印象的だったのは、人間は正解を出す存在ではなく、問い続ける存在だという考え。数字だけでは測れない「それって本当に良いこと?」を考える力が大切になるのかもしれない。

    仕事やニュースを見るときに、
    「どんな意味を生み、どんな価値観に立っているか」を一度立ち止まって考えるようになれると良い。

    つながり過ぎた世界で、考える

    0
    2026年07月05日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    パンデミックの途中に購入した本。ジャケ買いのようなものだった。難解な内容のインタビューの翻訳ということだからか、文章が短く、砂を喰むような感覚が終止抜けなかった。デリダがハイデガーの弟子だとか、歴史が現代に繋がっている感じもしたが、途中、そんなの喋っていいのか?というほどご自分の多岐に渡る活動の自慢?が出てくるところを見ると著者は大丈夫かな?と不安になった。人間、そんなに色々な事に取り組めないよ、と。

    0
    2025年07月03日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    日本人のインタビューアによる、マルクス・ガブリエルのインタビュー。audibleで聴く。

    ウィルス学者が統治してはいけない、力を持っていけない、というのは、本当に良い意見であると思う。日本のコロナ対策は、専門家チームをまとめる尾身会長がかなりの発言権を持ってしまった。そのことが、東京オリンピックを史上初の無観客によるオリンピックにしてしまった。このときに、日本にマルクス・ガブリエルのような人が、専門家チームの意見が力を持つような状況に声をあげて議論をしていけば、無観客を避けられたかもしれない。そういったことを考えてしまう。

    トルコをEUに加盟させないのは、EUの最大の過ちという。なるほど。

    0
    2023年09月11日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    行き詰まりを見せる資本主義の進むべき道として、倫理資本主義を掲げているが、やや理想主義的な内容がどうもひっかかり、珍しく危うさを感じた。
    それでもソーシャルメディアの浸透による繋がり過ぎた世界の弊害と、パンデミックの影響について、自身の身近な出来事などを例にしての解説は、比較的分かりやすい。
    トランプについても、自身の個人的な考えとは別にした、フラットな考察はなるほどと思わせる。

    0
    2022年09月19日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    難しい

    メディアがトランプを大統領にした
    美に触れることで生を感じる
    国籍関係なく人間は根本的に同じ倫理観

    その倫理観を信じて↓
    全国民に生活できる額の給付金を配る。
    誰も生きるのには困らない↓
    人々が興味や特技を活かせる仕事やボランティア↓
    より良い世界

    0
    2022年03月27日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    何かをする倫理的な理由とは、人間であるが故に存在する理由のことです。
    人間として他の人間にしてはいけないこと。
    倫理的価値と経済的価値は全く同じであると考えることを提唱します。
    倫理的に正しい行動をとった結果、お金が儲かるような経済体制を作れれば良いのではないでしょうか?

    0
    2021年12月03日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    考えを整理するとき、哲学者の助けがあった方が良いケースはあるのだと思う。マルクス・ガブリエルは分かりやすく噛み砕いて、自分の考えを伝えようとする宗教者のようだ。途中ちょっと奇跡っぽい話をしているので、ほんとに宗教家みたいだった。
    そんな感じのエッセンス集といった内容。

    気になった言葉は、

    コラテラル・ダメージが問題

    お互いのことが分かってくると、違いよりも共通点が見えるようになる。

    物事を知ることと、物事の原因を知ることを区別する。

    0
    2021年09月30日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    倫理資本主義というモデルにはある程度納得がいくも、やはり哲学って難解。(^◇^;)ただ著者は実践というか行動というかが伴っているようにも見える。その分、伝わるのかもしれない。

    0
    2021年08月26日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ファクトフルネスを現代の情報と哲学的な視点におきかえた1冊。第1章の「人とウイルスのつながり」において、政策立案に専門家を深く関わらせる弊害にとても納得しました。政府機関もメディアも国民も、事象に対してなにが問題で課題なのか、思考停止している状況が伝わってきます。
    倫理的な観点での政治・経済運営は理想と奇麗ごとが多いように感じたが、それは俺自身の中で不都合な事実から目を背けているだけだと感じた。耳の痛い話も多いが、違った視点・観点・本質的な話を読むことは、人間力を高めるのにとても大切だと感じさせてくれた1冊です

    0
    2021年05月15日
  • つながり過ぎた世界の先に

    Posted by ブクログ

    パンデミックから来る学びを、国家間、個人間、その他『つながり』という面から論じた内容。課題に対する著者の明確な考えが記載されており、非常に参考になったが、中でも新自由主義の限界とステレオタイプ思考の危険性については興味深かった。

    倫理的責任の追求やSDGs等への関心の高まりは、今に始まった考え方ではないが、本紙では経済と言うよりも、やや政治・政策にフォーカスを当てた内容となっており、その点も非常に参考になった。

    0
    2021年05月04日