中藤玲のレビュー一覧

  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    はじめに 日本の「安さ」を直視する
    第1章 ディズニーもダイソーも 世界最安値水準
    物価の安い国
    1 世界で最も安い「夢の国」
    2 「100均」なのは日本だけ
    3 回転寿司も日本が最安
    4 バブル世代のたそがれ
    5 なぜこれほど安いのか
    6 スーパーの店頭から見える価格下落
    7 読者が思う安い「ニッポン」
    インタビュー
    許斐潤
    渡辺努
    田中邦彦
    第2章 年収1400万円は「低所得」?
    人材の安い国
    1 サンフランシスコ vs 港区
    2 労働生産性が主要先進国で最下位の背景
    3 人手不足 が崩す年功序列
    4 初任給やIT報酬も低い
    5 インドで人材を採用できない
    6 横並びの賃上げ交渉
    7 「ボ

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    2024年01月18日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    日本のみで考えると価格の感応度に過敏な国民性であり、それが負のスパイラルに陥る1要因であることが、諸外国の価格例からもありありと理解できました。
    各エコノミストや専門家の意見も傾聴に値しました。

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    2023年09月23日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    日本の物価が世界の中で高いと言われたのも今は昔。
    この本での一貫した主張は、バブルがはじけてから日本の物価が安いこと(デフレが続いている)、所得も低いこと('97→'19の実質賃金は約1割下がっている)だ。OECD諸国の中で日本だけが下がっており、購買力の比較ではお隣韓国にも逆転されている。そしてその結果、特にサービス行において生産性が低いことにつながる。(何しろ低賃金の非正規雇用者が多い-4割)

    日本の価格が安くなった原因は、長いデフレによって、企業が価格転嫁するメカニズムが破壊されたからと言う。値上げが出来ない→賃金があがらない→消費されない→物価あがらない⇒日本の購

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    2022年09月21日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    この本が出版された時は、東京オリンピック
    真っ只中でした。

    「勝った」「ニッポン凄いぞ」と喜んではい
    ましたが、最も得意な種目である「経済」で
    日本は負けているのではなかろうか、という
    疑念から生まれた一冊です。

    太平洋戦争ではメディアが事実を隠して、快進
    撃を報じたように、オリンピックは経済の負け
    を覆い隠しているのではなかろうか。

    長くデフレが続くニッポンでは、物価と給与が
    非常に安い国になっています。

    暮らしにとっては、それは一見良いことのよう
    ですが、長期的な大局的な視野で見るととんで
    もない状況なのです。

    安い給与の国へは誰も働きに来てくれません。
    人材が集まらなくなるので

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    2022年05月05日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    日経の連載をベースにした書籍.
    1章ではダイソーや寿司・テーマパークなどの価格についてデータを示しながら比較するところから入っており,イメージが湧きやすい.平均所得が最も高い港区でもサンフランシスコの「低所得」に分類されてしまうという衝撃的な話もあったり.為替によっても左右されそうだが,2025年のような円安状況じゃないときのデータでそれなので,2025年の今だともっとヒドそう.
    モノ・サービスに対する価値を安く見過ぎ,というのはその通りだと思う.米価が倍になった現在を,将来どう見るのか.

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    2025年06月07日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    ホントに、いつのまに“貧しい国”“安い国”に凋落してしまったんだろう。困り顔で「安全だけど世界一物価が高い首都・東京」と嘯いていた時代もあったのに…。竹中が推し進めた非正規雇用がいつのまにか4割。そして企業は浮いた金を溜め込んでいる。悪循環から逃れるには…。

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    2024年08月20日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    コロナ流行期に出版された本書だが、その後「安いニッポン」で示された状況は、さらに悪化しているようにも思える。

    値上げラッシュに見舞われているここ2年だし、今春闘では空前の賃上げも実現したようだが、多くの国民の実感的には生活が豊かになった実感はあるのだろうか。それどころか、円安にともなう負の側面ばかりが目立つようになってきている。

    このまま日本は沈没するのか、それとも活力を取り戻し再浮上できるのか瀬戸際に立たされていると思う。

    本書で示された状況を回避するには、かなりのパワーが必要なのは間違いない.本書でもさまざまな提言がなされている。

    私はそろそろ高齢者と呼ばれる世代だが、個人的には、

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    2024年05月28日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    日経関係のサイトでよく取り上げられていたので、気になって買ってあった本。
    去年、上海から日本の帰ってきて思った実感。確かに、物価は上がっているけど、世界基準で見ると相対的に安い。
    給与水準変わらない上に、円安でとどめ。
    消費者としてはありがたい面もあるけれど、国としてはやばいよね。

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    2024年02月04日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    著者が日経新聞の方。キャリアも記者一筋。
    ヒアリングに応えている方々も大手企業、エコノミストなど。

    なので、数字面は2020年代初頭では、整値かと。

    読んでみて、これからどうしていこうか。
    と気づきになる一冊でした。

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    2023年10月23日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    安いニッポン。あまりに、この言葉を多く耳にするようになり、驚かなくなった事に驚愕している。
    港区の平均年収1200万円は、サンフランシスコでは、低所得。
    なんなんでしょう。生産性も先進国比較で驚くほど低い。日本は高く売らないからね。サービスを無償で提供し、いいものを安く、早く提供している。外国では、待たせるし、高く売るんだよ。
    考え方変えないと、この国は、今にダメになる。

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    2023年10月15日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    前半は「日本が安い」例が淡々と示され、「もう分かったから!」と食傷気味になったところで、「安いニッポン」が世の中にどのような影響をもたらしていくか幅広く解説される本だった。

    読みやすいものの悲観的な部分も多く、読んだ後の気持ちはすっきりしない。ただそれぐらいの危機感があったほうが良いのだろう。

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    2023年07月08日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    ディズニーランド、くらずし、ダイソーなど世界に存在するサービスの価格を比較すると明らかに日本が安価になっていることに驚く。これが当たり前になっている自分たちにはとても値上げは受け入れられる状況ではない。

    一方、デフレが続いてきた結果日本の購買力は25年間で50%減少したという。世界の購買力平価ベースでの名目GDP(生活の水準)が1990年にはアメリカをやや下回る水準から、大きく差をつけられた。ドイツやフランスと比べても伸びの悪さは明らか。

    現在は、この本から2年たつが、まさに値上げ値上げラッシュとなっている。しかし、景気の力強さは全く感じない。値上げは負のイメージしかない。我々の給与は上が

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    2023年04月10日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    賃金物価全てをとって諸外国と比べた場合に日本は安くなっていると言う現実をわかりやすく簡単に教えてくれる本

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    2023年02月28日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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     Youtube大学で観てたので内容はざっくり把握していたが、読んでてどんどん希望がなくなって嫌な気分になっていった。昔は、あの頃は良かったとか、今の人は便利な世の中になっているのに甘えているとか謎の精神論で解決させようとしている人多くない?と思うのは偏見だろうか。今の仕事も待機時間がかなり多く、そりゃ生産性上がらないよなと思ってしまう。もはや日本は沈みゆく泥舟なのだろうか。

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    2023年01月27日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    ネタバレ

    ここ数年感じていた問題意識が、この本のおかげでクリアになった。自己の市場価値を高める努力を継続したい。

    備忘メモ
    ・日本はデフレと低賃金のスパイラル
    ・日本の低賃金は生産性の低さに起因
    ・生産性の低さは、人材育成やITへ投資してこなかった経緯や、日本的な雇用体系に起因
    ・日本的な雇用体系とは、勤続に応じて昇給し、それ以上の賃金交渉をせず、福利厚生等含めたパッケージで生涯会社に面倒を見てもらう働き方
    ・日本は仕事に対して賃金、やりがい、余暇すべてにおいてイギリス、フランス、ドイツに比べて満足度が低い
    ・低賃金を甘んじて受け入れつつ人生の幸福度が高いならまだしも、身を粉にして会社に従属する結果、

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    2023年01月25日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    すごく目新しいことはなく、そうだよなあということが書かれている
    その分、するすると読みやすい

    困ったなあと思うが、では海外に働きに出るスキルも勉強するモチベーションもない

    どうしたものか…

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    2022年12月25日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    物価の安い国のニッボンは、日本に住んでいる限り、住みやすいと理解していたことが間違いであることを認識した。
    海外資本がどんどん入ってきて、海外スタンダード価格へとあらゆるものが値上げされ、日本人が住みにくい国になってしまうリスクがあることを知った。既に現実化している街として、ニセコの実態がある。
    ラーメン一杯が二千円である。

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    2022年11月11日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    安さを求め続けた結果、日本がおかしくなっていると警鐘を鳴らした一冊。

    本書は、日本のディズニーと海外のディズニーのチケット代に代表されるように、日本がいかに海外より安くなってしまっているかについて書かれた本である。
    100均なんて日本だけ(海外はもっと高い)、海外のラーメンは千円以上、ビックマック指数なるものも初めて知った。

    こうなった要因は主に2つある。
    1つは、給料が上がらないことによる人件費の安さ。(この本でも紹介されているがアメリカのある都市では年収1,500万円でも低所得。)
    2つ目は、安さを求める消費者マインドだ。
    結果、企業は値上げできず利益が悪化➡︎給料上がらない➡︎消費者

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    2022年07月18日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    このまま行くとやばい、と理解できた。
    この現状を少しでも多くの国民が理解し、世の中を変えていく必要がある。

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    2022年05月30日
  • 安いニッポン 「価格」が示す停滞

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    日本は、物価も賃金も「安い国」となりつつあり、これが30年間の停滞を示す指標となっている。
    この現状を脱却するためには、企業文化の改革や労働生産性の向上、賃金の適正化など、総合的な取り組みが必要。

    みんなで賃上げを求めよう。
    企業も自信を持って価格を上げよう。

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    2025年10月25日