大島郁葉のレビュー一覧

  • 事例でわかる思春期・おとなの自閉スペクトラム症 当事者・家族の自己理解ガイド

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    Asdの特徴を欠点ではなく特性個性だと捉え直すことが出来る良書。
    成人になってから気付く場合は表面的な診断では鬱や不安障害と診断されがちだがASDの後遺症だと肝に銘じなければならない。難しい病気であるようだ。
    発達障害の支援施設の利用をきっかけに認知や改善がされていく。病気と自覚してからは生きやすさを、感じているように感じた。
    発達障害として診断された人は少なからず落ち込み生きづらさを感じてしまうだろうが特性と認めるこだが大事なのだ。

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    2022年12月30日
  • ASDに気づいてケアするCBT ACAT実践ガイド

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    ネタバレ

    紹介
    「ASD(自閉スペクトラム症)をもつクライエントへのセラピーをどう進めたらいい?」「親子面接を上手に進めるには?」「ASDをもつクライエントにCBT(認知行動療法)はどこまで有効?」――よくある疑問と誤解に終止符を!

    ACAT(ASDに気づいてケアするプログラム)は、ASDのケアに特化したCBT実践プログラムとして研究・開発され、全6回(1回100分)セッション、プレセッションとフォローアップセッションから構成されたプログラム。ASDと診断された子どもと保護者がプログラムに参加して、セラピストのガイドで「自分が変わる」パートと「環境を変える」パートを整理しながら、正しい理解とそれを実現

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    2021年08月17日
  • おとなの自閉スペクトラム症の心理カウンセリング

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    ・社会の構造に多様性を担保、尊重すること
    ・マイノリティが社会の中でより良い生活を送るための理解促進の拡充

    と社会側の努力目標と、ASD当事者の事例、解説と心理カウンセリングのあり方と解説を提示されています。後者が本書の主軸ですが、努力目標かわどうか共通理解、当たり前となりますようにとの願いも込めて、残しました。

    AS強め女性の自分としては、やはり野島さんの事例には心打たれ、アイデンティティは魅力、のくだりでは野島さんとともに許される存在となるようでした。

    私がどんなふうに社会と関わっていけるかはわからないけど、自分を尊重することが相手を尊重することにつながることは理解できたような気がし

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    2025年12月02日
  • おとなの自閉スペクトラム症の心理カウンセリング

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    読み物としてサラッと読むことができるが、内容は、スティグマ、差別、カモフラージュなど、重要なトピックが目白押しとなっている。タイトルには心理カウンセリングとあるが、カウンセリングの側面はあっさりとしており、その背景を考えさせるような描写が多かった印象である。クライエント、セラピスト、親のそれぞれの視点から書かれているので、登場人物それぞれの心情がわかりやすい。改めて「ふつう」とは何かを考えさせられる。

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    2025年08月06日
  • ASDに気づいてケアするCBT ACAT実践ガイド

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    ASDに気づいて自己対処(他者に力を借りる、も含めての自己対処)力を高めるだのプログラムが解説されている。実際のワークシートも全て見ることができる。
    第一章のASDについての説明だけでも内容が豊富なので、勉強になる。

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    2021年10月15日
  • 事例でわかる思春期・おとなの自閉スペクトラム症 当事者・家族の自己理解ガイド

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    様々なASD当事者が、障害を受容する過程に焦点が当てられている。

    ASDの障害といえば、いわゆる3つ組(コミュニケーションの障害、社会性の障害、興味の原曲・常同行動)が有名だけれども、本書で登場する人たちは比較的軽症で、そういう障害はあまり強く出ていない。なんとなくそれっぽくて、色々生きづらさを抱えているという人が多い。

    大人になってから診断を受けた軽症の人や、ASDにはっきり当てはまらないけれど、そういう傾向があると診断された人が、自己理解を深めるために良い本だと感じた。

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    2021年08月30日