福田利之のレビュー一覧

  • ほたるいしマジカルランド
    みんな色々な想いを抱えながら仕事を頑張っている。
    何だかんだと言いながらもみんな人と人との関わりを大切にしていて、読みながら私も頑張ろうと思えました。
  • ほたるいしマジカルランド
    自分の目から見えることと、他人の目を通して見える自分。主人公が入れ替わるこの短編からはそのギャップを感じるのが楽しかった。
    自分にとってのさえない毎日?行き詰まってること?それも少し客観的にみることで気づけることがある。
    どの話も押し付けがましくない明るさがあって、ああ私もこれでいいんだな、前向いて...続きを読む
  • ほたるいしマジカルランド
    みんな違ってみんないい。みんなそれぞれの人生があり、ドラマがある。他人と比べなくてもいい。
    久しぶりの読書でした^. .^ ੭
  • ほたるいしマジカルランド
    「篠塚八重子」さんの章が好きです。失意から日常生活を重ねて人生を積み上げているところ。
    最後のずっと会っていなかった高校生の息子との一瞬の逢瀬の場面には泣けてきました。
  • ほたるいしマジカルランド
    蛍石マジカルランドを舞台に、そこで働く人々の物語が紡がれていく。
    社長の人情味が熱く、現場を大事にする感じが某女社長を彷彿とさせる。
    すごく熱意を持っているというより、成り行き的にその仕事をしている人が多いけど、その中でも楽しさを見つけたり自分なりの考えがあったり。
    自分も仕事、できることを頑張ろう...続きを読む
  • 太陽を掘り起こせ
     ちょっと変わった構成の童話みたいなお話。おそらくコロナに罹患して瀕死の状態になった70歳の女性とその文学部仲間の男性とが紡ぐ物語です。
     この世から太陽が消えてしまい、彷徨ううちにたくさんの子供たちに出会います。

     人は死ぬ間際に何を思うのか。それは生きているうちには誰にもわかりません。そろそろ...続きを読む
  • 太陽を掘り起こせ
    病に伏せる年老いた二人が、書簡を交わしながら紡ぐ物語。
    太陽が消えた闇の世界で、今はなき人々たちが姿を変え、二人を太陽に導いてゆく。
    昔子供だった大人たちへ、そして今の子供たちへ、本当に大切なものはなにか、歴史に埋もれてきた人々の心を教えてくれる。
    星の王子さまを読んでいるような、銀河鉄道の夜を読ん...続きを読む
  • ほたるいしマジカルランド
    みんなの日常を描くのがうまい。リアル。
    そう。アルバイト、正社員、、生活背景は、石のようにそれぞれ。
    ひとくちに働くといっても、それぞれに意味合いが異なる。

    エンディングは、
    ベートーヴェン ピアノソナタ第8楽章
    がしっくりきた。
  • ほたるいしマジカルランド
    【ほたラン】で働く人たちの、
    人生に寄り添う物語。


    ▶︎こんな人にオススメ
    ・職場に嫌いな人がいる。
    ・後悔した過去がある。


    ▶︎きっかけ
    装画が、可愛かったから。
  • ほたるいしマジカルランド
    見えないところだと思っていても、見てくれる人は見てくれる。
    いいことも悪いことも人には伝わるもんなんだなぁと思った。

    遊園地ほたるいしマジカルランドに関わる人のそれぞれのお話で、切なくもなり、嬉しくもなり、日々の生活や大切な人を大切にしようと思える作品。
  • ほたるいしマジカルランド
    皆大好き(関西限定?)“ひらパー”こと〈ひらかたパーク〉。
    昨今は岡田(准一)園長でお馴染みですが、個人的には数年前のブラマヨ小杉さん扮する“ひらパー兄さん”が好きでした。
    と、いうことで、本書はそんな〈ひらかたパーク〉をモデルにしたとされる、大坂北部にある遊園地〈ほたるいしマジカルランド〉を舞台に...続きを読む
  • ほたるいしマジカルランド
    こういう、一人づつ繋がっていくオムニバスの本が、とても好き。

    すごく簡単な感想だけど、明日から仕事がんばろう、人に誠実であろう、って思えた。
    正月から良い本を読めた!
    今年もたくさん本を読もう!
  • ほたるいしマジカルランド
    ほっこりしながら読んでたのに最後に日曜日のみんなの姿にグッときてしまった。
    社長のクセが強くて愛に溢れた人なのに一部の従業員にしかそれが伝わってないものの、その愛が自然と周りに広がっているのが素敵な職場につながってて良い。
  • ほたるいしマジカルランド
    ほたるいしマジカルランドで働く6人の話。
    スタッフ名が章になっている。
    家庭環境や人間関係に少し問題を抱えているが、どの登場人物からも仕事に対する熱意だったり、自身の成長を感じられる。
    『みんな違ってておもしろい。得意なことも苦手なこともちょっとずつ違う。いい所を持ち寄って苦手なことはカバーし合...続きを読む
  • ほたるいしマジカルランド
    ほたるいしマジカルランドという遊園地で働く人達一人一人のお話。どのお話も読み終わると「また明日ひとつひとつがんばろう」と思えるようなお話でほっこりした
  • ほたるいしマジカルランド
    名物女社長が経営するほたるいしマジカルランド。社長が出てくる度についつい脳内でAPA社長の顔に変換されてしまうのだけれど。

    木曜日の山田勝頼さんの話が1番好き。職人ぽい無骨な園芸職員の山田さんと、可愛い(まさにチャーミングってのがぴったり)奥さんの組合わせが最高。家に帰ったらなぜか無断欠勤中の佐竹...続きを読む
  • ほたるいしマジカルランド
    遊園地で働く人々の物語。関西人なら知っている遊園地「ひらパー」がモデルらしい。仕事への向き合い方、生き方が優しく盛り込まれていた。なんにも押し付けがましくなくて、そういう考え方もあるよねって受け入れたくなる本だった。
  • ほたるいしマジカルランド
    お目当ての本が見つからなくってタイトルに抱かれてジャケ借りしてしまった初読みの寺地はるなさんの本。
    若い頃は遊園地大好きでしたww まずは観覧車に乗って高いところから園内のアトラクションの位置を確認把握して絶叫系の乗物やら目指して乗りまくって疲れたら食事して、最後に乗るのはメリーゴーラウンドでしたw...続きを読む
  • ほたるいしマジカルランド
    関西にある遊園地。そこで働く人々の話。もっとフワフワとした内容なのかと思っていたが、遊園地なのに、清掃担当や
    花の管理者が主役になっている。皆で遊園地を居心地のいいところにできるよう努力をしていきましょう。
  • ほたるいしマジカルランド
    「遊園地」で働く人たちをえがいた作品。
    遊園地ときくと、笑顔があふれる夢の世界、楽しい場所というイメージ。
    その場所を提供してくれる、働いてくれる人がいる。

    なぜかここでは私は彼らを「スタッフ」とは呼びたくない。
    「スタッフ」と呼んでいる人たちも、遊びに来るお客さんとおなじ人間。
    それぞれに事情が...続きを読む