宮園ありあのレビュー一覧

  • 異端の聖女に捧げる鎮魂歌

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    身も蓋もない言い方をすれば、金と地位と名誉と才能に恵まれた美貌の公妃が、暇をもてあましたあげく、仏頂面の陸軍大尉(美男で、勇敢で、男らしくて、有能で、誠実で、ちょっとウブで、彼女に首ったけ)を引き連れて探偵趣味にふけるというお話。ふざけんなという向きは当然あるだろうが、それは縁なき衆上ということで、そうじゃない向きにはなかなかに愉しい読書になるんじゃなかろうか。正直、ミステリしてどう、などとしかめっ面で語るのも違うだろうが、前作と比べれば、お話や謎解きのテンポがよくなっていて、ツイストの入る事の真相もなかなか。こうしたお話は、キャラクターが固まった二本目からが本番と言うことでしょうかね。

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    2024年03月21日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

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    事件が起きるまでが若干まどろっこしく、読むことを諦めかけた。でもその後は楽しんで読めた。続編も読みたい。

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    2024年02月25日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

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    歴史ミステリと言うよりロマンティック・サスペンスかな。史実はともかく、日常のディテールに関しては華やかな部分を残して、例えば香しからざる部分は言及しないという様な。ミステリとしては肩透かし。さすがにこれを密室殺人と帯の惹句に謳うべきじゃなかろう。人によっては怒るよ。よくあるパターンをレッドへリンクに使ったりとかミステリ好きへの目配せは分かるんですけどね。ただまあ、あまりしかめっ面でロジックがどうのという様な話でないのも確か。ヒロイン以下のキャラクターは魅力的なので、肩肘張らずに楽しむ作だと思いますね。

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    2024年02月02日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

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    ヴェルサイユ宮のタイトルに興味を持って読んでみた。まさにアントワネットの時代の謎解きもの。大量の参考文献も興味深い。

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    2022年02月24日
  • ヴェルサイユ宮の聖殺人

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    第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。
    ルイ16世のいとこで王妃マリー・アントワネットの元総女官長マリー=アメリーはヴェルサイユ宮殿の自室で刺殺体に遭遇した。傍らに倒れていたのは元陸軍大尉ボーフラッシュで、彼と事件の謎を追うことになり…。知っている名前が出てくるので、歴史をある程度知っていればさらに楽しめると思います。面白かったです。

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    2021年09月23日