宮園ありあのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ18世紀フランシス。
殺人。窓、閂。
燭台のあたりに血痕。
心臓ではなく胃をつらぬいている。ブリュネル弐痛みを与えたかった?
刺し傷の角度から、犯人はブリュネルと変わらない、ましくはもっと長身。
右脇腹の傷の凶器は切れ味野悪い儀礼用のようなもの。
犯人はわざわざ凶器を変えて刺した?
左の掌に聖書の一部を握りしめていた。
RかPかB、血の伝言。
被害者、オペラ座演出家のトマ・ブリュネル。
被害者は申命記の切れ端を握り、床を這って、『聖マタイ』の肖像画の前で事切れていた。
ロラン嬢、アリバイなし。ブリュネル殺しの容疑で捕まる。
白骨科した亡骸が3体。子ども。
聖歌隊の少年たちが行方不明になった件にブリュネルは関わっていた。
ブリュネル殺しの容疑者、ルネ、自殺。
ルネは両性具有者。
舌骨と甲状軟骨が折れていたので、ルネは何者かに扼殺され、自殺に偽装された。
虚勢して声変わりを阻止し綺麗な歌声を残すカストラート。
ブリュネルの館から発見された子供たちの死骸派虚勢手術をされていた。術後の肥立ちが悪く亡くなった。
ル・ブラン少尉、子供の頃に事故にあったと言っていた。猟犬に噛まれ、妊娠の心配はなくなった。睾丸以外は綺麗な体。
ランブイエの森に捨てられたアンリの遺体には睾丸がなかった。獣に食われたのなら、睾丸以外も怪我を負っているはず。
ブリュネルの遺した血の伝言は数字の1と9だったりRやPではなかった。
マタイの福音書第19章。
母の胎内から去勢者として生まれたものがあり、人から去勢者にされたものがあり、神の国のために自ら進んで去勢者となったものがいる。
ブリュネルは、追い込んだ3名を聖マタイの絵画に血の伝言として遺した。
母の胎内から去勢者として生まれたルネ。
ブリュネルに騙され意図せず去勢者となった、つまりは人から去勢者とされたリッカルド・カヴァレッティ。
そして、自らの意思によって去勢手術を受けたものこそが、ブリュネルの左胸を刺した。
ジャン=ジャックとデカールの剣闘。
前国王ルイ15世のポンパドール公爵夫人の肖像画の黄金の額縁が夕陽を反射して、デカールは顔を覆った瞬間にやられる。
パンティエーヴル公妃及びル・ブラン少尉殺害未遂容疑で、デカール捜査官とマルク・ド・ロワイエールの身柄を拘束。
セルナン、犯人。
セルナン。父の事業が破綻。ブリュネルが自分に去勢を勧めた。しかし、熱の後、高い声はでなくなった。
セルナン、ルネとは幼馴染。ルネが愛していたのはセルナン。ルネ、両性具有。
ブリュネルの音楽への愛情は狂気。
アンリも夢の駒として扱った。
セルナンはブリュネルの死体に申命記を握らせた。時間がほしかった。ブリュネルの諜報活動の証拠を掴むまでは逮捕されるわけにはいかなかった。
恩師である大尉に罪を着せないための咄嗟の行動。いずれ自分に行き着くとしても。
ルネはセルナンの犯行だと気づいて身代わりになった。
セルナンもルネを愛していた。
→ミステリ的に弱い。カストラートが関係しているのでフランス18世紀が舞台なのは必然的だが、フランスの歴史もの好きなら楽しめるのかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクローズドサークルもの。
マリーが女子修道院に潜入。ジャンが男子修道院に警察官で友人のランベールの助手?として男子修道院でおこった死亡事件の調査と別々に動きます。そのあと女子修道院では次々と殺人事件が起き、嵐で修道院から出られなくなり…
話の進み方は面白く読ませてもらったんですが、謎解き段階になると急に速足に。知らない情報が最後の方にどんどん出てくる。もう少し被害者や加害者の生い立ちや心情を書いてもらいたかった。
マリーとジャンが関係が少し動くところ見れたのは嬉しかったです。
あと、処刑人さんの弟も出て来て嬉しかった。
後書きに次回作の話があったのですが、いまだ刊行されず…。読みたいなー_・)チラ -
Posted by ブクログ
身も蓋もない言い方をすれば、金と地位と名誉と才能に恵まれた美貌の公妃が、暇をもてあましたあげく、仏頂面の陸軍大尉(美男で、勇敢で、男らしくて、有能で、誠実で、ちょっとウブで、彼女に首ったけ)を引き連れて探偵趣味にふけるというお話。ふざけんなという向きは当然あるだろうが、それは縁なき衆上ということで、そうじゃない向きにはなかなかに愉しい読書になるんじゃなかろうか。正直、ミステリしてどう、などとしかめっ面で語るのも違うだろうが、前作と比べれば、お話や謎解きのテンポがよくなっていて、ツイストの入る事の真相もなかなか。こうしたお話は、キャラクターが固まった二本目からが本番と言うことでしょうかね。