「1億人の英文法」と同様なコンセプト。表現は若干異なるが似たような説明がなされていた。
「1億人の英文法」は情報量に圧倒されてしまうが、本書は1/10程の量なので格段に取っ付きやすい。
英語(英文法)の無機質な学習ではなく、英語という言葉の歴史を知り、背後にある気持ちを感じ取ることができる。
例えば、「能動態→受動態」への書き換え。
受動態 = be動詞+過去分詞 と数学の公式のように覚えていると大きな弊害がある。
He broke the window.
↓
The window was broken by him.
学校の英語のテストでは正解!でした。でも、実際に使われる時は、
The window was broken. と「by him」は付けない。日本の学校のテストでは減点?ですか。
「責任の所在を隠したい時」に使われる文法が受動態だそうだ。
「1億人の英文法」でも、能動文が圧倒的に優先されて使われる。とあり、
受動文が使われるケースの一番手は、「誰がやったのか分からない・言う必要がない場合」でした。
英語の勉強を始めた学生の時、国語(日本語)では習わなかった現在完了進行形なんていう言葉が出て来てピンと来なかったもんだ。
本書では、英語の時制は15種類に対し、日本語の時制は6種類と言っている。
日本語の時制は、現在と過去の2種類という人もいる。(例:食べる、食べた)
現在進行と過去進行を加えた4種類という人もいる。(例:食べている、食べていた)
本書では、未来と未来進行も加えて6種類としているのだが、説明もないし私には日本語での未来の時制はわからない。
私は、日本語の時制は、現在と過去の2種類だけというのが理解しやすい。
それに対して、英語はいろんな時制の表現方法があるから、英語の気持ちで理解しましょうということ。
本書でも、「1億人の英文法」でも、時表現に多くのページを割いているので、時制は英語のキモなんでしょう。
「進行形」の説明では「瞬間」を示す表現だとあった。
「1億人の英文法」では、「短期間」「一時的な感じ」と説明されている。
気になった所を、いちいち「1億人の英文法」と読み比べながら読んでいて感じたこと。
「1億人の英文法」で「ふ~ん」「なるほど」と思いながら読んだ内容をちゃんと覚えていない!
日常で英語を使わないので、「一度読んだら絶対に忘れない」この本の内容も忘れてしまいそう。
今年6月には、「一度読んだら絶対に忘れない英会話の教科書」も出るようです。