ラムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「名前は知っているけど、有名だけど
ちゃんとは知らない本を読む!」
という今年の目標の一環で読んでみた。
子ども向けのシリーズなので読みやすい。
岩波少年文庫はよい。
テンペスト、お気に召すまま、
リア王、マクベス、ロミオとジュリエット、
ハムレット、オスロなどなど。
20編のうち11の物語を収録している。
喜劇も悲劇も両方ある。
物語としては複雑さはそんなにない。
また人間の愛憎をテーマにしたものが多い。
結局どの時代も恋愛や嫉妬や復讐…
根本的な人間の本性はかわらないのかも。
シェイクスピアの戯曲が
日本の江戸初期ぐらいの時期だと考えると
ロミオとジュリエットの
死んだようになる薬 -
Posted by ブクログ
いくつかの喜劇、悲劇が簡潔にまとめられていて、小学校高学年なら理解できそう。
確かに長い戯曲をいちいち読むより手っ取り早くシェイクスピアを勉強できる。
(でも記憶力の衰えたわたしには、似たような話が多くて、もともと知っていたもの以外は読んだ端から粗筋を忘れてしまいそう。キャラクター名だけが記憶に残るようなかんじ。)
ハムレットにフォーティンブラスがいないなど、キャラクターもばっさり整理されている。
それはまあいいんですが、、、
何より気になったのは、訳者の古風な日本語。
わからんちん
お追従(=お世辞?)
御の字
訳者の生年を見てナルホドと思ったけれど、これが子供用に最適かと言えばな