モーリス・ドリュオンのレビュー一覧

  • みどりのゆび

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    ネタバレ

    みとりのゆび、グリーンサム。
    チトは一体何者なのか?
    終わり方だけ謎だった。
    それで終わってしまうなら、物語というよりは聖書に登場する天使だ。
    本当に天使だったのか??

    刑務所にも花を、貧乏街にも花を、病院にも花を、戦争を花で止める、鉄砲工場は花の工場に変わる。心に残る良い話だったが、綺麗事ではある。

    実際は、刑務所に花が咲いても罪人の罪は変わらないし人によっては性根も変わらない。
    貧乏街も花を商売にはするだろうが、家を建てられるほど稼げない。花を食べてしまうかも。
    病院はまだ良いかもしれない。ただ衛生面の心配と、花の管理が大変そうだが。すぐ枯れそう。

    しかし人として、理想としては、チト

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    2025年04月05日
  • みどりのゆび

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    優しい、素敵な物語でした。しかし自分は、児童書、というものに胡散臭い、説教くさい、という思いを持っていた子供でした。だからずっと遠ざけてきたのですが、大人になってからはときどき読むことがあります。だいたい本を書くのは大人と決まっているので、この本も、やはり子どもに語りかけるような「みなさん!」みたいな文体で訳されています。それは大人の自分には微笑ましく、読みやすく感じられますが、子供の頃の自分が読んだら、どう感じたのだろうな?という思いが出てきます。だいたい本を読むような子供は、子供扱いされるから反発するんだよな、と思います。自分のようなひねくれた子どもにも届く、素敵な物語が多くありますように

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    2024年12月07日
  • みどりのゆび

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    ネタバレ

    花を咲かせる力を持った少年チト。彼が蒔いた種とは。

    花を咲かせる「みどりのゆび」を持った少年チト。兵器工場を営む父と美しく優しい母ももとで何不自由なく育った。囚人が押し込められている刑務所に、貧しい人たちが劣悪な環境に暮らす地域に、生きる希望を持てない人がいる病院に、遠くから連れてこられた動物たちがいる動物園に、次々とチトは花を咲かせていく。ある日戦争について聞いたチトは、戦争を無くす方法を考えた。それは兵器に花を咲かせて使えなくしてしまうこと。その計画はうまくいったが、そのせいで父の工場は注文を失ってしまう。勇気を持って自分がしたことを告げたチトに対して、父は方向転換を決心し、それからは花

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    2024年06月18日
  • みどりのゆび

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    今この時代だからこそ
    大人に読んで欲しい1冊
    武器を花に変える
    作らなければ
    戦争にならなくなる
    愚かな大人達に気がついて欲しいですね

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    2023年11月25日
  • みどりのゆび

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    児童文学に駄作無しと思っています。大人が子供に読んで欲しい本というのは真剣に選んでいるので必然的に名作が残っていくのでしょう。
    本作もレビューするのがおこがましい作品です。植物を異常繁殖させる能力を持った、恵まれた家に生まれたチト。彼の生家の家業が兵器商人だと知った時どうするのでしょうか?
    人と人が争う事、人が人を裁く事。局地的な平和と貧富の差。誰かの不幸で成り立っている世の中の仕組み。色々な要素が詰まっていて、読み取るものが沢山入っています。
    特に目新しい事が書いてあるわけでは実は無いのですが、大人になると真っすぐこういう事と向かい合っていく事も減り、「世の中はこういうものだ」という固定観念

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    2023年05月10日
  • みどりのゆび

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    本当に花を咲かせて戦争をやめさせることができたらなと今切に思います。
    矛盾にみちた世界でチトのような純粋な思いに触れて過ちを認めて行動をあらためられたこの話の大人達のようになれたらいいのに…

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    2022年12月09日
  • みどりのゆび

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    チトが親指の力で、花の力で、次々と活躍して子供心にワクワクしたのを覚えてます。
    最後のシーンでは、号泣。

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    2022年09月04日
  • みどりのゆび

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    不思議な力を持つ少年が、
    “みどりのゆび”で世界中に花を咲かせ
    人々の心に希望をもたらす物語。

    園芸愛好家にとって“みどりのゆび”は垂涎の的です。

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    2025年12月01日
  • みどりのゆび

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    フランスの児童文学はとにかく詩的でシニカルで美しい。
    そして教訓に満ちている。
    私はどちらかというと、イギリスの児童文学が好き。
    子どもへの眼差しの地域差を研究したものを読んでみよう。

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    2025年04月21日
  • みどりのゆび

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    60年近く前に翻訳された、フランスの童話。著者のドリュオンは小説『大家族』で有名な文学賞であるゴンクール賞を受賞した作家です。

    小学校低学年の年齢に当たる少年チトは、町の大金持ちの両親やその大きな家で働く家政婦や庭師のおじいさん、両親の工場で働くかみなりおじさん、そして馬たちに囲まれて生活しています。学校へ通うことになると、まるでそのシステムに適応できず、すぐに退学することに。両親の指示によって庭師やかみなりおじさんに物事を学んでいくことになるのですが、そのうちに自分の家が武器工場だと知ることになります。

    中盤までは横へと筋が流れていくお話だったのが、中盤からはそれまで語られた世界や人びと

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    2022年12月28日