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裕福に暮らすチト少年.お父さんが兵器を作る人だったことを知り,驚きます.じぶんが不思議な〈みどりのゆび〉をもっていることに気づいた少年は,町じゅうに花を咲かせます.チトってだれ?
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Posted by ブクログ
親指が触れた場所が 植物になっていくかわいいお話。 お花の種類がわかるともっと面白いかも。 チトのお父さんとお母さんもとっても素敵。 チトみたいな優しい心と考えが 本当に戦争を無くしてくれると信じたい。
吉祥寺にある「みどりのゆび」という、そのままの名前の本屋さんでイチオシの本とし書棚に置かれていた本。購入して一読し、店主の気持ちを思うと胸が熱くなった。確かに訳が古く、子ども諸君に語りかけるような口ぶりはところどころある。しかし、この本のメッセージ、シンプルな「反戦」の思いは、それを超えて読者に語り...続きを読む継がれるかけがえのない思いだ。優れた子どもの本は大人の本より長く読み継がれるというが、いかに人生の真髄を掴んでいるかの証拠だろう。そういう意味で、訳者が最後に例として挙げていたように『星の王子さま』と同じようにこの本も読み継がれていくに違いない。挿絵も素晴らしく、たくさんの花を早速色鉛筆で塗って遊びたくなった。そして大砲から砲弾の代わりに薔薇の花が飛び出てきたら良いのにと、真剣に思った。
素晴らしい物語だった。 小学校の教師をしている息子に即送り、ぜひ読み聞かせしてあげてほしいと伝えた。 かなり古い時代から読み継がれているが今に通じる、今こそ読んでほしい本だと思った。作者は未来が見えていたのかもしれないとドキッとするほど。 本好きな小学6年生の女の子からのおすすめ本
児童文学と思って侮るなかれ。設定、構成、読後のさわやかさ、すべて完璧でこの上なく美しいファンタジーです!
児童書の古典に必ずあるけれど、読んだことのなかった一冊。今に通じるテーマで、考えさせられる。優れた子ども向けの図書は本当に真髄をついてくる。挿絵がとても個性的で素敵なので、絵本としての芸術的な愉しみがある。ジャクリーヌ デュエーム え
とても素敵な物語。みどりのおやゆびを持つチトは、植物で平和を作っていく。優しい世界。ジムナスティックが良い。
チトは、親指で世界を変えようとした。 チトの裕福な暮らしは、お父さんが兵器を作ることで成り立っていた。とっても賢いチトが、その親指でなにを叶えたのか。 これは…大人の方が好きな児童書かもしれない。
植物に、いかに価値があるかを学べた。 みどりのゆびを持つテト。その、ゆびを使うことで植物を生やし、戦争などの社会課題解決を、ほっこりと解決していく。 本の中にはそれぞれの植物の特徴を活かして話が描かれており、植物1つ1つと向き合っているのが温かい気持ちになった。 本の世界のように、自然と一緒に...続きを読む、ハッピーに色んな問題を解決できればいいのに。
ミルポワルという町に、みんなからチトと呼ばれる小さな男の子がいました。金色の髪はカールして、目は大きく青く、頬はつやつやとばら色でした。おとうさんもおかあさんも美しい人で、家は大きくピカピカです。おとうさん氏は大きな工場を持っていました。その工場で作る鉄砲や大砲を世界中に売っていたのです。 チトは、...続きを読む料理担当のアメリー、召使いのカルロス、庭師のムスターシュおじさん、工場監督のかみなりおじさんたちから色々なことを教わります。なかでもムスターシュさんとは特別な秘密を共有しています。 チトは、隠されていた種に触れたら芽を出させる「みどりのゆび」を持っていたのです。 ミルポワルの町を見て回ったチトは不思議に思います。どうして刑務所はこんなに寂しいの?どうして貧しい人たちはボロボロの家に住んでいるの?どうして病気の人は天井だけを見ているの? 生きるには「望み」が大切だとチトはおもいました。その人達を愛すれば希望を持てる?お花を咲かせたら?きれいになってきっといい気持ちになるよ。 チトが咲かせた花は、ミルポワルの人々の気持ちを変えていきます。 そのころおとうさんの工場は大忙しでした。 2つの国が戦争を始めたのです。 どうして戦争なんかするの?弾の代わりにお花を咲かせればいいのに。 チトは「みどりのゆび」を使って戦争をやめさせようとします。 == とても幸せな生まれの男の子が、みんなを幸せにします。ラストは少し切ないような。 言葉もお話も優しいのですが、名前やたとえに皮肉さが感じられます、さすがフランス人 笑。 この世は一つの面だけでは有りません。紳士のおとうさん氏は死の商人、厳しいかみなりさんはチトが困ったときは愛情で決断する、争いが起きた時好きな相手と味方をする相手は違う、規律とは人を縛るのではなく人を幸せにするもの…。 チト少年は、誰だったのでしょう?
大人になって初めて読みました。チトが戦争について質問する場面、特に心に残りました。 「戦争はおそろしいと、ぼくが考えたのは正しかった。ハンカチをなくすみたいに、じぶんの国をなくすこともできるんだから。」「この世の中で規律をいちばんみだすいやなやつ、それは戦争だ、とチトは考えました。なぜなら、だれも...続きを読む、いちばんたいせつなものを戦争でうしなうからです。」 「戦争反対を花で」 少年チトが自ら考え、行動する姿に勇気づけられました。この本に出会えて良かったです。 ロシアとウクライナの戦いが続いている今、世の中の人みんなに読んでほしい。
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みどりのゆび
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