フィリパ・ピアスのレビュー一覧

  • 真夜中のパーティー
    ピアスの名作『トムは真夜中の庭で』を読んだのは20代だったと思う。その頃、他の作品も読んだかはっきりしなかったのだが、この短編集のタイトルになっている『真夜中のパーティ』の途中、(子どもたちが夜中に台所に集まって、年長のアリソンが、マッシュポテトを全部使ってポテトケーキを焼き始め、寝ている末っ子まで...続きを読む
  • 真夜中のパーティー
    短編集。この中の『アヒルもぐり』という短編がすごく好き。最後のフレーズは、たまに口に出したりしてしまうくらい。
  • トムは真夜中の庭で
    全体を見渡したとき、非常に整然と作られていることがわかる児童文学。
    ハティとトムの間にあったのは友情か
    互いにしか見えない間柄ゆえの密度の濃い関係か
    そこに初恋の芽生えもあったのか、その辺りがエンディングに、温かい色味を添えている。
  • トムは真夜中の庭で
    真夜中に時計が鳴ると、庭とビィクトリア朝時代の少女ハティが現れる。少年トムの幻想が現実と繋がる物語の終わりが気に入っている。
  • トムは真夜中の庭で
    久しぶりに児童文学を読んだ。舞台のほとんどが庭であるので、描写は詳細で美しいのだが退屈に思う場面も多い、と感じるのは自分が大人になったからなのか。時、ドア、が関係してくるファンタジーは子供の頃に読んでいたなら相当ワクワクしたに違いない。
    ラストシーンは、多分そうじゃないかな?と思っていた通りの終わり...続きを読む
  • 真夜中のパーティー
    何気ない子どもの日常の短編集
    今の子どもたちがわくわくして読む感じじゃないかも?
    大人のノスタルジー的な印象も感じます
    「牧場のニレの木」が好き!
  • トムは真夜中の庭で
    有名な作品ではあるが、読んだことがなかった。

    1958年発表の作品で、いつもの場所がいつもと違う場所に繋がっており
    自分でそのタイミングを計れる訳ではないという王道のSFファンタジー。

    事前に全く情報を入れずに読み終えたのだが、女流作家ということを聞いて
    個人的には非常に納得がいくものがあった。...続きを読む
  • 真夜中のパーティー
    だいぶ時間がかかってしまった...
    子どもにとっては、大人にはどうってことないことだって魅力的に見える。
    誰が何を魅力的に思ったっていいよね。
  • 真夜中のパーティー
    1つ1つが完全に子どもの視点から書かれている作品ばかり。
    大人からみれば、何気ない日常の一コマで
    記憶にすら残らないことばかりだろうけど
    子供とってはそれが忘れられない記憶になることが
    たくさんあるなっていうことを思い出させてくれる本。
  • 真夜中のパーティー
    表題作と2人のジムの話がすき。

    きいちごの話はいまいちかなあ。
    父が嫌い。


    車椅子でドライブはよかったなあ。
    気持ちよさそう。
    きっと大声で歌ってたんだろうな。