ミンナ・トゥーンベリエルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
かつて「24時間戦えますか?ビジネスマーン♪ビジネスマーン♪ジャパニーズ・ビジネスマーン♪」という歌とともに流れてくるドリンク剤のCMがあったが、そんな昭和みたいな生活をして寝ないでいると、代謝が悪くなって太るし、筋肉も落ちてくるし、脳もクリーンアップされずに老廃物がたまるし、それゆえ頭も働かないし、効率や成績も下がってくるし、ガンなどの病気のリスクも高まってくるし、いいことはまるで無いということがよくわかる本だ。
昭和生まれである私もどちらかといえばショートスリーパーの方だと思うが、この本を読んで、寝ている時に起こっていることの凄さと神秘を知り、もう少し睡眠(あるいは夜に体をよく休めるとい -
Posted by ブクログ
健康でいたいのなら「食事」「運動」「睡眠」「ストレス状態」を意識する必要がある、と思う。食事や運動は自らの強い意志でコントロールができるし、ストレス状態もある程度は環境によって変えられるが、「睡眠」に関しては、強い意志だけではコントロールが難しい。「寝ないで起きておくぞ」はできるかもしれないが、「深く寝るぞ、今から寝るぞ」は自由自在というわけにもいかない。疲労度やホルモンの状態にもよる。という事で、睡眠について詳しく知ろうと読み始める。
睡眠には脳のゴミを除去する役割がある。「アミロイドβ」というタンパク質が脳内に蓄積されると、アルツハイマー病などの認知症のリスクが高まるとされている。質の良 -
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Posted by ブクログ
睡眠がいかに大事であるかを様々な知見を通して説いてくれる本書。睡眠不足にならないようよりいしきづけを行うのに効果的ではある。本書を読んだ後睡眠に気を使うことを期待して読んだが、期待通りの効果はありそう。
ただ、同じことを反復して記述されているところもありやや退屈になるところもある。極論、目次だけに目を通すだけでもよい気がする。その中で気になる記述のみ読んでみてもいい。総じて健康の根底に質の良い睡眠があることを認識させてくれると感じた。
軽くまとめると、日中に活動し、夜は少食、寝る準備のためスマホ等の光を避ける。よい睡眠は記憶の定着を促し、また閃きなどを促進し、身体を健やかに保つと共に病気のリス -
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Posted by ブクログ
ネタバレ脅かされてる感強し。ベッドに入り、すべての明かりを消して、寝室を暗く涼しく保ち、寝付けないときはそのまま静かに横になって過ごそう。ベッドにゆったりと横たわっている時間は価値ある充電の時間。灯りはつけない。くれぐれもキッチンに行って冷蔵庫あさったりしない。脳を外部の大方の情報から遮断。眠れなかったとしても、起床後には太陽の光を目で受け珈琲を飲み、しっかり朝食をとり、体内時計を睡眠覚醒リズムを整える。
日中は屋外で過ごす、可能な限り太陽光をたくさん浴びる。就寝3-4時間前に運動を終了。夕方から夜はブルーライトを避ける。遅い時間にカフェイン取らない。 -
Posted by ブクログ
睡眠を侮ってはいけない。
1冊丸々睡眠によるメリットを語っています。
良質な睡眠を適正時間とることが、どれだけ人生を豊かにするか。かなり影響しているんですね。
実際、私は7~8時間睡眠がベストなのですが、7時間未満だと日中のパフォーマンスが落ちます。
(イライラするし、集中力なくなるし、判断力が鈍る)
なので、普段は7時間は睡眠をとるようにしています。
実際、ここ1年くらいは7時間睡眠をキープしているのですが、変化がみられています。
①昔の写真よりも今の方が若い
(肌荒れもしなくなった)
②日中のパフォーマンスが上がった
(処理スピード、集中力、判断力等)
③食べても太らない、太っても -
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Posted by ブクログ
ネタバレ寝ている間に脳のゴミを捨てている。
成人では7~9時間の睡眠が必要。
睡眠日記をつけると、何時間必要かわかる。
眠りすぎもよくない。9時間以上は寝ない。
ホワイトノイズで眠れるようになる=子宮内の血液の流れの音に似ている。
単糖類二糖類、飽和脂肪酸は深い眠りを浅くする。
新鮮な空気と太陽の光をたっぷり浴びる。
深い睡眠は、夜のはじめに長い。レム睡眠は逆。
体内時計のおかげで、睡眠不足でも日中は元気でいられる。
晴れていれば30分、曇りなら1時間、光を浴びる。
就寝前にお湯で手足を温める=体温を低下させようとする。
温かい牛乳はトリプトファンの作用で入眠しやすくなる。
カフェインは体内時計のスイ -
Posted by ブクログ
今日も寝不足…
食欲が抑えられない…
最近物忘れがひどい…
何もかも不安…
そんなことでお困りのあなたに読んで欲しい一冊です。
これを聴いたら、あなたも今日の夜から早く寝るように行動が変わるかもしれません。
おすすめポイントランキング
第3位「私たちは眠って感情を整える」
夜ベッドで横になると、途端に始まるぐるぐる思考…
「なんであんな事言ってしまったんだろう…言いすぎてしまっただろうか…」
誰にでもある事です。ところが翌朝になると、悩みが跡形もなく消えている。「なぜあんなに心配したんだろう」
これはレム睡眠の働きのおかげです。
睡眠のおかげで、私たちは自分の感情とうまく付き合い、精神的なバ -
Posted by ブクログ
まず、題名が秀逸。「sleep,sleep,sleep」なんて。
睡眠時間の確保がそこそこできるようになった今、自分に必要なのは深く良質な睡眠を得ることだ。できる限り深く眠るにはどうすれば良いか。その答えは実に単純で、精神的にも、身体的にも活動的であること。例えば、友人や親戚と多くの時間を過ごす(親戚というキーワードが出てくるところがスウェーデンらしい)、新聞や本を読む、クロスワードパズルを解く、トランプなどのカードゲームをする、長時間散歩し、踊り、走るといったこと。車を駐車場に置いて買い物は自転車で。エレベーターの代わりに階段を使う。夜は、ポテトチップスや甘いもの、エスプレッソに手を出さない